話はまたまた過去のパ・リーグ話にもどる。過去に初めて見たプロ野球が阪急対ロッテである話をしたが初めて接したプロ野球選手が阪急ブレーブスの福本豊と加藤英司だ。1975年初プロ野球観戦の年のオフ。自分は父親に連れられて宝塚ファミリーランドに行った。阪急の関連のアミューズメントパークだ。父親が知人から(阪急ブレーブス野球教室)のチケットをもらったからだ。ようやく野球に興味を持ち出した息子が嬉しかったと思われる。宝塚ファミリーランドで盗塁王福本とスラッガー加藤に打撃指導を受けた。ここから記憶があいまいなのだがそのまま帰ろうとすると主催者が我々親子を引き止めた。(サイン会にも参加してください)と。確か父親は(野球教室の整理券しかないので)と断ったところ(別にかまわない)とのこと。要するしあまり集まらないみたいなのであろう。それはそれで嬉しかった。さらに色紙もないので・・というと用意してあるらしい。さらに驚いたのは福本が(帽子にもしてあげようね)と被っていた野球キャップにもサインした。しかし・・それはそれでこちらサイドも配慮に欠けていたとはいうものの自分が被っていたのはタイガースの帽子。するか?普通。阪神の帽子に?。まあ福本らしいが。似た話がある。小学生五年。一年後に近所の関西大学の学園祭に遊びに行った。すると一人の学生に呼び止められた。阪神の帽子を被っていたからだろう。(おい!君 野球好きやったら阪急の山口投手知ってるやろ!サインもらえるぞ)そういって連れていかれた。山口投手はひな壇にポツンと座っていた。周りの学生が(おーきたきた!はやくサインしてもらえ!君一人か。友達も連れておいで!)と言われたものの・・要するに山口投手サイン会を企画したが集まりが非常に悪かったということ。山口投手は関西大学OB。非常に学生たちも気まずかったのであろう。まあ阪急ブレーブスという球団は阪神が関西に君臨する限りメジャーになりきれね存在であったようだ。まあ懐かしい想い出である。