パソコンの世帯主年齢階層別普及率をグラフ化してみる(2013年分データ反映版) | タブレット端末に関する最新ニュース、疑問点など解決サイト

タブレット端末に関する最新ニュース、疑問点など解決サイト

スマートフォンとともにブームとなってきたタブレット端末。そんなタブレット端末に関する最新ニュースを配信するとともに、皆さんの素朴な疑問点を解決するサイトです。

タブレット端末に関するニュース、皆さんの質問・回答をお届けします。

あなたの疑問解決のヒントになればいいのですが。


先行する記事【テレビやパソコンなどの普及率をグラフ化してみる(上)……テレビ・パソコン・ファックスなど(2013年分データ反映版)】などで触れているが、内閣府が定期的に公開している調査結果【消費動向調査】の公開値を基にした、主要耐久消費財(テレビや自動車など長期(原則的に1年以上)使用される商品)の普及率に関わる分析記事の、2013年分の値への反映、そして再精査を行っている。今回は昨年掲載した【パソコンの世帯主年齢階層別普及率をグラフ化してみる(2012年分データ反映版)】の更新、つまり直近のの2013年分の値を反映したグラフを生成し、各種状況の確認を行うこととする。特にシニア層におけるパソコンライフを検証する上で、公的機関の発表した値として有益な資料となるはずだ。
総世帯でのパソコン普及率推移
今件データの定義や用語についての補足説明は、すでに「テレビやパソコンなどの普及率をグラフ化してみる(上)」にて行っている。そちらを参照してほしい。また今件では明確な定義はないが、タブレット機は(回答者独自の判断により)多分に今件のパソコン扱い(ノートパソコン系)されているものと考えられる。

「内閣府の消費動向調査」で年齢階層別の調査が行われているのは2004年4月以降各年3月次。そこでそれらのデータを元に、「総世帯」における世帯主年齢階層別・パソコン普及率をグラフ化したのが次の図。


↑ 世帯主年齢階層別パソコン普及率(総世帯)(3月末時点)(~2013年)
「テレビやパソコンなどの普及率をグラフ化してみる(上)」にある通り、「一般世帯(二人以上の世帯)」のパソコン普及率は直近2013年で78.0%。それと比べると「総世帯」全体では10ポイント前後低い値。逆算すれば容易に分かるのだが、これは「単身世帯」においてパソコン普及率が低いことが原因(「総世帯」=「単身世帯」+「一般世帯」である)。

また経年別で見ると、2009年~2010年にイレギュラー的な動きがあるが、総じてどの世代でも時間の経過と共に、普及率が少しずつ、しかし確実に上昇している。

中堅層の伸びは、普及率だけでなく、保有数量(世帯全体。保有世帯限定ではない)でも明らか。


↑ 世帯主年齢階層別パソコン保有数量(総世帯)(1世帯当たり)(3月末時点)(~2013年)
特に2009年以降の伸びが著しい。ノートパソコン、ネットブック、そしてタブレット機まで含めた(現時点では)、機動力のあるパソコンの保有による底上げと考えられる。シニア層も増加の動きはあるものの、増加率は緩やか。

他方2013年に限った話になると、いずれの世代でも伸び率は横ばい、あるいは微減の状態となっている。これは上記の普及率でも似たような動きで、飽和状態の際に起きる現象と似ている。あるいはいまだに大きく飛躍を続ける、スマートフォンなどにより、パソコンの必要性が以前より低下した影響が出始めているのかもしれない。特にシニア層の減退ぶりが目に留まる。

最新2013年を単身・一般世帯で見てみよう
「総世帯」では無く、直近2013年における、単身・一般世帯それぞれのパソコン普及率・「保有世帯当たりの」(調査対象世帯全体ではない)保有台数を示したのが次のグラフ。


↑ 世帯主年齢階層別パソコン普及率(2013年3月末)

↑ 世帯主年齢階層別・パソコン保有世帯当たり保有数(2013年3月末)
「単身世帯」よりも「一般世帯」の方が、パソコンの保有率は高い。だが30歳未満に限れば、「単身世帯」の方が高い保有率を示している。いわゆるマニア的な層による値のかさ上げによるものだろう。

また60歳以上の単身世帯での保有率は著しい低さを見せる。「一人暮らしの高齢者が、改めて一から、あるいは初歩から教えてもらう人もおらず、パソコンに興味を持っても保有できない状態」なのが容易に想像できる。無論、経済的な面も理由の一つ。

他方、保有世帯別の保有台数を見ると、概して「一般世帯」の方が多い。これは回答者だけでなく配偶者、そして子供も保有している事例があるから。特に子供が育ちざかりの30~59歳世代では高い値を示している。


高齢者のパソコン保有率が低下した一因として、使い方を教示してもらえる環境が無い、資金的問題の他に、「インターネット用端末として一般携帯電話を使っているので必要が無い」という可能性がある。

これは昨年の記事【高齢者のネットアクセス機器をグラフ化してみる(2011年分反映版)】によるものだが、60歳以上になるとインターネット用の端末として、自宅のパソコンと同等、あるいはそれ以上に、一般携帯電話(フィーチャーフォン)を使う事例が増えている。


↑ インターネット機器としての個人の携帯電話やパソコン利用率(年齢階層別/2011年末)(全体と高齢者限定)(再録)
一般携帯電話も高性能化を続けていることから、それでネットへのアクセスは十分と考えている人が少なからず出ているのかもしれない。

なお「テレビやパソコンなどの普及率をグラフ化してみる(上)」の文末でも触れているが、【「消費動向調査」:平成25年4月調査以降の変更について】にて説明のある通り、2013年4月以降の「消費動向調査」においては、状況変化に伴い、調査事項の一部に変更が行われている。今件記事に関係する部分では、「対象品目として『タブレット型端末』の追加」がなされており、これまで「パソコンに含むか否か」が曖昧だった部分が明確化される。

そして新版の回答用紙を確認すると、「タブレット型端末」は「パソコン」の直下、そしてその次に「ファクシミリ」を挟み、「携帯電話」が記述されている。「タブレット型端末」はこれまでもパソコン扱いされていたとみて間違いないようだ。すべてのトピックスをみる - livedoor トップページ外部サイト
【お年寄りのネット嫌い その理由は?】関連ワード:携帯電話 高齢者 内閣府 ツイート!function(d,s,id){var js,fjs=d.getElementsByTagName(s)[0],p=/^http:/.test(d.location)?'http':'https';if(!d.getElementById(id)){js=d.createElement(s);js.id=id;js.src=p+'://platform.twitter.com/widgets.js';fjs.parentNode.insertBefore(js,fjs);}}(document, 'script', 'twitter-wjs');コメント0


http://news.livedoor.com/article/detail/7750103/
※この記事の著作権は配信元に帰属します。







----------------------------------------------


sea_land_sky_infinite_foreverさん タブレット端末の購入を考えています。 iPadをはじめ多くのタブレット端末が発表されていますが、それぞれどのような違いがあるのでしょうか? 具体的にどのように違うのかやスピード面などの 違いなど教えて頂きたいです。曖昧な質問ですみません。
ベストアンサーに選ばれた回答
rokuhara_honeyさん
タブレット端末ではユーザーが何をやりたいかが一番重要です。

現在において大勢を占めているのは、Apple(iOS)の端末とGoogleのOS(Android)になります。

web閲覧程度で、違いは出ません。
スピード面としてもそれほど違わないので、最初に言いました「何をやりたいのか」ということが選択の重要な部分となります。
たとえばやりたいゲームアプリがあるとして、それがAndroidなのかAppleで出ているものなのか。
ということです。

基本的にはAndroid端末のほうが自由度は高いです。
デバイスとしてPCに繋げられますし、動画などの再生もアプリ次第でPCと変わらないように出来ます。

Apple端末はデータの購入・移動・同期などをiTunesという統合ソフトを使います。
PCが基本母体となります。
単体でも扱えますが、バックアップなどのことを考えるとPC(iTunes)があることが一番便利となります。

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1498146589
※この記事の著作権は配信元に帰属します。


Googleマップ「超進化」に怯えるカーナビ タブレット普及で市場「3割減」の予測も
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130609-00000000-jct-bus_all


いかがでしたか?
また次回をお楽しみに。