新製品から変わり種まで――CESで見たモバイルデバイス約40機種を一挙紹介 | タブレット端末に関する最新ニュース、疑問点など解決サイト

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"Polaroidのキッズ向けタブレット「PTAB750」。ペットネームが欲しいところ。" 1月8日から11日(現地時間)にかけて、米ラスベガスで開催されたCES。「Consumer Electronics Show」という正式名称のとおり、テレビ、カメラ、PC、携帯電話など家電全般の新製品が展示される。筆者は今回初めてCESの展示会場を訪れたが、想像以上にスマートフォンやタブレットの展示が多かったと感じた。スマートフォンの新製品に加え、家電とスマホ・タブレットを連携させたサービス、ユニークなコンセプトのタブレット、発表済みのスマホ・タブレットを展示するメーカーが多く見られた。ここでは、発表された新製品や、ブースを回った中で目に留まったモバイル関連の製品を紹介していきたい。

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●Xperia Z、Ascend D2、Grand S――CESで発表された新製品

 スマートフォンの新製品としては、Sony Mobileが「Xperia Z」「Xperia ZL」、Huaweiが「Ascend D2」「Ascend Mate」、ZTEが「Grand S」を発表した。Xperia Z、Ascend D2、Grand SはいずれもフルHD表示(1080×1920ピクセル)対応の5インチディスプレイやクアッドコアプロセッサーを搭載するなど、高いスペックを持つ。スペックだけではなく、Xperia Zは背面にガラス素材を用いた高級感あるボディ、Ascend D2は徹底して質感にこだわったメタルフレーム、Grand Sは薄型ボディに豊富なカラーバリエーションをそろえるなど、三者三様でうまく特長を打ち出している。Ascend Mateは6.1インチという大きなディスプレイが目を引くが、このサイズ感がどこまで受け入れられるのかは気になるところだ。Xperia ZとAscend D2は日本での発売もアナウンスされており、キャリアの正式発表が待たれる。

●世界最薄スマホや次世代チップ搭載機も――中国や韓国メーカーの注目製品

 Samsung電子とLGエレクトロニクスは、CESでスマートフォンの新製品は発表しておらず、ブースでは主に発売中の製品を展示していた。日本でもおなじみの「GALAXY Note II」や「Optimus G」のほか、「GALAXY Note 10.1 LTE」「Optimus Vu II」「Nexus 4」なども見られた。

 Optimus Vu IIは、日本でも発売した「Optimus Vu L-06D」や「L-06D JOJO」のベース機である初代「Optimus Vu」の後継機。韓国で発売されている。5インチXGA(768×1024ピクセル)という画面サイズはそのままに、Qualcommのチップ「MSM8960」、2GバイトRAM、8Mピクセルの裏面照射型CMOSカメラを搭載するなど、初代からブラッシュアップされている。ボディも丸みを帯びて持ちやすくなった印象だ。Android 4.2を搭載したGoogleのリファレンス機 Nexus 4は、4.7インチのワイドXGA(768×1280ピクセル)IPS液晶やクアッドコアCPU、2GバイトRAMを備えるなどスペックは十分。日本では発売されていないが、「Nexus 7」のような日本展開も期待したい。

 Huaweiは従来のAscendシリーズに加え、ドコモから発売された「Ascend HW-01E」や、Windows Phone 8を採用する「Ascend W1」も展示していた。Ascend W1は63.5(幅)×124.5(高さ)×10.15(厚さ)ミリという小振りなボディに、4インチワイドVGA IPS液晶や5メガピクセルカメラなどを搭載する。チップセットはQualcommのSnapdragon S4「MSM8230」で、LTEはサポートしない。最新Androidスマホに比べるとスペックはやや抑えめだ。

 ZTEブースはGrand Sをメインに展示していたが、このほかに気になったのが、参考展示されていた「ZTE P897A10」というスマートフォン。5.7インチHD液晶や3200mAhバッテリーを備え、Android 4.1やLTEをサポートするなど強力なスペックを持つ。さらに、プロセッサーに、Qualcommの新しい「Snapdragon 800」シリーズに属する「MSM8974」を採用していることにも注目したい。Snapdragon 800は、クアッドコアCPUのアプリケーションプロセッサーとLTEモデムが1チップになっていることに加え、LTEのCategory 4(下り最大150Mbps)や7.1chマルチサラウンドをサポートするなど、スマホやタブレットの機能をさらに拡張できる。ある意味Grand Sよりも性能が高いわけだが、発売時期や地域が気になるところだ。このほか、Windows 8対応タブレット「ZTE V98」も展示していた。10.1インチディスプレイや7000mAhバッテリーを備えるほか、LTE通信にも対応する。

 海外での展示会ということで、日本国内ではなかなかお目にかかれないメーカーの製品も多く展示されていた。中国の家電メーカー「Hisense(ハイセンス)」は、今年は大きな展示スペースを確保しており、テレビ、スマホ、タブレットなどで存在感をアピールしていた。スマートフォンで紹介していたのは「EG960」というモデル。OSはAndroid 4.0、チップはQualcommの「MSM8625」(1.2GHzデュアルコアCPU)、2000mAhバッテリー、4GバイトROM+512MバイトRAMを採用するなど、スペックは標準的だが、デュアルSIMに対応しているのが大きな特長だ。レッドやイエローなどカラフルなボディも目を引く。タブレットは、7インチディスプレイや4500mAhバッテリー搭載の「M370」、10.1インチディスプレイや6400mAhバッテリーを備える「M3101」を展示していた。いずれもプロセッサーには「Tegra 3」を採用している。

 同じく中国のメーカー TCL Communicationは、「ALCATEL ONE TOUCH」ブランドのスマートフォンを展示。新製品の1つ「ONE TOUCH IDOL ULTRA」は、同社が“世界最薄”とうたう厚さ6.45ミリのスリムなボディが特長。そのほかのサイズは134.4(高さ)×68.5(高さ)ミリ、重さは115グラム。ディスプレイは4.65インチのHD有機EL、8Mピクセルカメラ、デュアルコアCPU、Android 4.1を備える。LTEには対応しない。中国で発売予定。同じく新製品の「ONE TOUCH SCRIBE HD」は5インチHD液晶やクアッドコアを備えるなどい高スペックを誇る。中国や米国で発売予定。

 日本の国産スマートフォンやタブレットはシャープが展示。同社はIGZO技術をアピールしており、ディスプレイにIGZOを採用した「AQUOS PAD SHT21」「AQUOS PHONE ZETA SH-02E」「AQUOS PHONE Xx 203SH」を紹介していた。「2日間充電なしで使える」といったIGZOのメリットを聞いて驚いている来場者も多かったそうだ。

●パナソニックの「4K Tablet」やPolaroidのキッズタブレット

 スマートフォンの展示はないものの、タブレットを紹介しているメーカーも多かった。

 パナソニックが参考展示していたのは、3840×2560ピクセルの高解像度を持つ、20インチの大型ディスプレイを搭載した「4K Tablet」だ。OSはWindows 8。発売スケジュールなどは未定。20インチということで、第一印象は「とにかくデカイ」。重さは約2.4キログラムもあるが、ボディの厚さは10.8ミリでスリムだ。ブースでは高解像度の画像を表示するデモを実施しており、4Kディスプレイの美しさは目を見張るものがあった。A3サイズの紙面をほぼそのままのサイズで表示できるというのもうなずける。4K Tabletにペンで製図を作成するデモも披露しており、高精細なディスプレイを生かした業務端末としての用途も想定しているようだ。内蔵バッテリーの容量は公表していないが、連続駆動時間が約2時間というのは心もとない。長時間使う場合は充電しながらの利用になりそうだが、充電しながら展示されていた端末のディスプレイを触ったところ、少々熱くなっているのが気になった。熱処理についてはまだチューニングの余地がありそうだ。

 Polaroidといえばインスタントカメラでおなじみだが、海外ではタブレットも展開している。中でもユニークなのが、キッズ向けの7インチタブレット「PTAB750」。OSはAndroid 4.0、ディスプレイサイズはワイドVGA(480×800ピクセル)、内蔵メモリは8Gバイト(RAMは512Mバイト)とスペックは抑えられているが、ハードとソフトで子どもが安心して使えるよう作り込まれている。側面と裏面はラバーのバンパーで保護されているほか、電源、ホーム、戻る、音量調節のキーはディスプレイ面に分かりやすいアイコンとともに、大きくて押しやすいものを用意。安全に配慮したブラウザ、ゲーム、音楽プレーヤー、そして子ども向けのアプリを入手できる専用のストアをプリセット。親が使用を制限するための設定もある。ドコモが先日発表した「スマートフォン for ジュニア」とは異なり、3GやLTE通信機能は内蔵せず、Wi-Fiでインターネットにアクセスする。価格は149.99ドル。

 このほか、Polaroidは7~8インチの安価なタブレットの提供している。7インチ版が「M7」、8インチ版が「S8」という製品名。いずれもOSはAndroid 4.1、1.6GHzのデュアルコアCPU、8Gバイトのメモリ(ROM)を備える。価格はM8が129ドルと案内されていた。

 東芝は10.1インチディスプレイ(1280×800ピクセル)を搭載する「Excite 10」と、7.7インチディスプレイ(有機EL)を搭載する「Excite 7.7」を展示。いずれもOSはAndroid 4.0で、プロセッサーにはTegra 3を採用する。

●100ドル以下の製品も――安価なAndroidタブレット

 CESでは、メイン会場から離れたところにあるもう1つの会場に、小規模なブースを構えているメーカーも多い。その中でよく見かけたのがスマホケースなどの周辺機器やAndroidタブレットを展示するメーカー。タブレットは中国や台湾などアジアのメーカー(他社ブランドの製品を手がけるOEMも含む)が手がけたものが多く、中には100ドル未満の安価な製品も見られた。

 中国のTomStarというメーカーの7インチタブレット「Tabcat 7B」は45ドルだという。シングルコア、ワイドVGAディスプレイ、4Gバイトメモリ(ROM)、3000mAhバッテリーとスペックは標準的だが、この価格は安いだろう。ちなみに、同じくTomStar製のデュアルコアCPU搭載の9.7インチディスプレイ搭載、3G通信にも対応する「TM-971」は130ドル。また、台湾メーカーの「T-Pad」と呼ばれる7インチタブレットの、シングルコアCPU搭載バージョンの価格は99ドルだという(デュアルコアCPUバージョンは149ドル)。展示されていたタブレットの画面サイズは7インチ、8インチ、10インチクラスに大別されるが、どのブースの説明員も「7~8インチの製品が特に人気だ」と話していた。「iPad miniが7.9インチなので、8インチの方が人気だ」と話している人もいた。

●カメラ付きAndroidや15年使えるケータイ――変わり種デバイス

 「カメラを搭載したAndroid」というより「Androidを搭載したカメラ」といえるタイプの製品も登場している。1つがSamsung電子の「GALAXY Camera」だ。1/2.3型の16メガピクセル裏面照射型CMOSセンサーを搭載し、最大21倍の光学ズームも可能。35ミリ換算で23ミリという広角レンズも特長だ。ディスプレイは4.77インチのHD液晶(720×1280ピクセル)を備え、LTE通信もサポートする。カメラ側を見るとデジカメそのものといった感じで、重さは通常のスマートフォンの2倍ほどの305グラムにも及ぶ。スマートフォンとして片手で使い続けるのは辛そうだが、ガジェット好きに受けそうなアイテムだ。OSはAndroid 4.1。日本での発売は未定。

 もう1つが、Polaroidが展示していた、世界初のレンズ交換式Androidカメラ「iM1836」。18.1メガピクセルカメラを備える本機には10~30ミリF3~5.6のズームレンズが同梱される。OSはAndroid 4.1、ディスプレイは3.5インチ液晶。3GやLTE通信はサポートしない。価格は399ドル。

 NVIDIAブースでは、CESで発表した最新チップ「Tegra 4」を搭載したゲーム機型のAndroidデバイス「Project SHIELD」を参考展示していたが、ケース内に展示するのみで、来場者が操作することはできなかった。

 ユビキタスエンターテインメントは、Androidベースの独自OSを採用した新感覚のタブレット「enchantMOON」を展示。専用のデジタイザーペンを用意し、メモやブラウザなどに特化しているのが特徴。ディスプレイを点灯させるといきなりメモ用の画面が現れ、メモを書き込んだ周りを囲むと現れるサブメニューから、ノートに保存したり、ブラウザで調べたり、ハイパーテキストでノート同士をひも付けたりできる。

 毎年、革新的なデザインや技術を取り入れた製品に贈られる「CES Innovations Awards」。2013年にもこのアワードを受けた製品が展示されていたので、モバイル関連で気になったものを2つ紹介しよう。

 「MiFi 2」は、米Novatel WirelessがAT&T向けに供給しているモバイルWi-Fiルーターの最新モデル。ルーターとしては大きなタッチパネル対応ディスプレイを備えており、ここからデータの使用量チェック、接続機器の管理、設定の変更などが可能。LTEエリアで最大10時間の連続通信が可能。ルーターのディスプレイは簡易的なものが多いが、MiFi 2はタッチパネルから細かな設定ができるのが新しい。

 単三電池1本で(未使用時に)約15年バッテリーが持つというストレート型のケータイ「SpareOne Emergency Phone」もユニークな製品だ。製品名のとおり、災害時など非常用のスペアケータイとしての利用が想定されている。サイズは60(幅)×120(高さ)×13(厚さ)ミリ、重さは75グラム。連続通話時間は10時間。価格は99.99ドル。GSMネットワークしかサポートしていないので、残念ながら日本では使用できない。

 スマートフォンでは「PadFone 2」「GALAXY S III」「Optimus G」、タブレットでは「Xperia Tablet S」「GALAXY Note 10.1」、Polaroidのキッズタブレットなどが同アワードを受賞した。なお、受賞製品の詳細はCESのWebサイトに公開されている。
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特集:2013 International CES日本でも発売予定:Sony Mobile、5インチフルHD液晶+クアッドコアCPU搭載の「Xperia Z」を発表2013 International CES:ソニーブースで「Xperia Z」をじっくり触ってきた――写真と動画でチェックツイート!function(d,s,id){var js,fjs=d.getElementsByTagName(s)[0];if(!d.getElementById(id)){js=d.createElement(s);js.id=id;js.src="//platform.twitter.com/widgets.js";fjs.parentNode.insertBefore(js,fjs);}}(document,"script","twitter-wjs");コメント0


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wctcx258さん タブレット端末について。 購入を考えています。 いろいろありすぎて、どれを買えばいいのかわかりません。 価格.comで見たところ、IdeaPad Tablet A1 22283CJ、ICONIA TAB A500-10S16、iPad 2 が売れ筋トップ3のようで、価格帯も幅があって、どれを基準に見ていけばいいのかわからないです。 サクサク動くのを希望します。また、仕事やネット、遊びなどでも使いたいので総合的に優れている物が欲しいです。 周辺機器などに関しても興味があります。 ipad2が無難でいいかと思いますが、価格がそれなりに高いので迷います。 価格帯がそれぞれでかなり違うのは、やはり機能の違いでしょうか? 乱文で失礼します。ご回答よろしくお願いします。 補足皆様、ありがとうございます!!皆様の意見を参考に考えたところ、ARROWS Tab LTE F-01DかICONIA TAB A500-10S16にしようかと思います。また補足として、頑丈性をお聞きしたいのですが、衝撃や防水性などはどうでしょうか?ARROWS Tab LTE F-01Dだと防水機能が付いていて、それにかなり惹かれました。タブレットは使うにあたって、あまり防水機能など気にしなくても大丈夫なのでしょうか。
ベストアンサーに選ばれた回答
fuscyaqbさん
価格が違うと性能と品質が違う
>衝撃や防水性などはどうでしょうか?ARROWS Tab LTE F-01Dだと防水機能が付いていて、それにかなり惹かれました。タブレットは使うにあたって、あまり防水機能など気にしなくても大丈夫なのでしょうか。
ケース付ければ全部同じ

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1076193240
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トランセンドから無線LAN内蔵SDHCカード「Wi-Fi SD」、32GBモデルも用意
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130120-00013870-engadget-sci


いかがでしたか?
では、また次回。