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Apple対Samsungの裁判では、その過程でさまざまな極秘資料やエピソードが出現して世間を賑わせているが、こんどは両社のスマートフォン製品の売上に関するデータが飛び出してきた。
初となるiPod touchに関する販売データのほか、タブレットを含むGALAXYシリーズの実際の売上まで、非常に興味深いものとなっている。
この件はAll Things DigitalでIna Fried氏が報じている。
今回裁判に提出されたのは、Samsungの2010~2012年までの2年にわたる同社製Androidスマートフォンの販売台数ならびに売上金額の詳細、そしてAppleの2007~2012年までのiOSデバイスの販売台数ならびに売上金額の詳細だ。
前回の両社裁判に関するレポートにあるように、売上データは非常にセンシティブなものであるため、一部データは両社弁護士によってマスクされており、そして今回は米国内に限ってのデータとなっている。
だが、前出のように初公開となるiPod touchの販売実績のほか、米国におけるSamsungのスマートフォン/タブレット事業の実際が明らかにされた点がポイントだといえる。
詳細データをまとめた表はAll Things Digitalの当該記事で確認できるので、興味ある方はチェックしてみてほしい。
まず、Apple側の情報からみていこう。
それによると、iPhoneのこれまでの米国内における累計販売台数は約8,600万台で、売上は約507億ドル。
iPadの累計販売台数は約3,400万台で、売上は約191億ドルとなる。
どちらのデバイスについても、売上を販売台数で割った金額は500~600ドルの範囲となっており、ほぼ販売価格の水準に一致する。
iPod touchについては累計販売台数が約4,700万台で、売上は約103億ドル。
iPhoneには及ばないものの、かなりの販売台数を積み上げていることがわかる。
iPod touchに関して興味深いのは、iPadが販売開始となった2010年をピークに売上が低下を始め、2012年現在ではピーク時の6~7割程度の水準にとどまっているということだ。
ここからは、これまでiPod touchのターゲットだったユーザーの一部がiPhoneやiPadへシフトしたことがうかがえる。
そしてここでポイントとなるのが、iPod touchの売上を販売台数で割った金額は220ドル程度で、主力の2デバイスと比較して3分の1だという点。
つまり、iPod touchからiPhone/iPadへのユーザーのシフトは、Appleの売上の底上げへとつながっている。
次にSamsung側のデータをみてみよう。
2010年6月から2012年6月までの間に同社は米国内で2,125万台のスマートフォンを販売し、75億ドルの売上をあげている。
All Things Digitalの表には機種ごとの詳細が記されているが、キャリアごとに名称の異なるバリエーションも1機種として掲載しているため(例えば「Infuse 4G」と「Droid Charge」は同一製品だが、表では別々に扱われている)、ややわかりにくいものとなっているため、全体を俯瞰する程度に参照するといいだろう。
また、表には掲載されていないものの、同期間のタブレットの販売台数は140万台で、売上は6億4,400万ドルとなっている。
同社の米国におけるタブレットといえばGALAXY TabとGALAXY Tab 10.1だが、この2つを合わせて140万台というわけだ。
販売台数としては一定水準を達成しているといえるが、iPadの累計3,400万台と比較すると非常に苦戦を強いられているという数字だ。
データが揃ったところで両社の実績を比較してみよう。
iPhoneの販売台数をSamsung側のデータに合わせるため、2010年第3四半期から2012年第2四半期までで区切って販売台数の合計を出すと、約6,000万台となる。
Samsungが米国内で販売しているスマートフォンはAndroidベースのものだけではないが、残りは傾向に大きな影響を与える水準ではないと考えれば、6,000万台と2,125万台で3倍近い差がある。
最新のcomScoreの調査によれば、米国内における携帯電話契約者シェアはSamsunが25.6%とトップで、Appleが15.4%で3位につけている。
それにも関わらずスマートフォンでこうした販売台数の差が出るのは、同国におけるSamsungの販売シェアの大部分が「フィーチャーフォン」と呼ばれる従来型の携帯電話や100ドル未満で購入可能な安価な端末(プリペイド)などに偏っていることによるとみられる。
台数ではなくスマートフォンの売上でみると、両社の差はさらに顕著だ。
Appleの370億ドルに対し、Samsungは75億ドル。
高付加価値のスマートフォンといっても、平均するとSamsungの端末には比較的価格の安いものが多く、それによってASPが引き下げられる傾向にあると考えられる。すべてのトピックスをみる - livedoor トップページ
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http://news.livedoor.com/article/detail/6875209/
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nknk177さん
タブレット端末かパソコンを買うかで悩んでいます。用途はメール、スカイプ、文書作成、閲覧等です。タブレット端末で文書を作ったりできるのでしょうか?あとプリントアウトとかもできますか?
ベストアンサーに選ばれた回答
atsuo_watさん
・用途の中にある「文書作成」はタブレットの苦手分野の一つです。文字だけの文書ならまだしも、写真、挿絵や装飾を施すとなるとタブレットに慣れた人間でも面倒と思う位でしょうから、ましてやこれからタブレットと言う方には大分面倒ではないかと思います。
・文書を作る、となると、Word互換系のソフト、例えばiPadならPages、Android系ならDocument to GoやPolaris Office、EI Office等を用いる事でWord形式の文書データを作成/閲覧する事は出来ます。
・印刷についてもiPadならAirPrint対応の各社のプリンタと無線LAN環境があれば、上記のPagesで作成したページの印刷は自由に出来ますけど、Android系はまだそこまで自由に印刷出来る、と言う様には至ってない気もしますね。
なので、文書作成と印刷が用途にある以上は普通にパソコン+プリンタを選ばれた方が今は無難ではないか、と思います。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1487526469
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いかがでしたか?
また次回をお楽しみに。