今回もタブレット端末に関するニュース、皆さんの質問・回答をお届けします。
あなたの疑問解決のヒントになればいいのですが。
あるOSが「断片化している」という場合、それはそのOSが多数のバージョンに分裂し、それぞれが現在進行形で使われているという意味だ。そしてそれは、古い端末のOSが最新版にアップグレードされずにいるためだ。最近は、Android」の断片化(フラグメンテーション)について懸念を表明する人が増えてきている。
※関連記事:iOSにAndroid、Windows Phone――モバイルOS多様化がもたらす課題
→http://techtarget.itmedia.co.jp/tt/news/1207/23/news04.html
携帯端末向けOSというのは比較的新しい概念であり、「仕事にも遊びにも活用できる頼れる端末」としてスマートフォンが存在感を高めつつある中で生まれてきた。そして最近では、そうした携帯端末向けのOSをいかに上手く管理できるかが企業にとって大きな差別化要因となることが分かってきている。
かつて誰もが折り畳み式の携帯電話を使っていたころ、OSをアップグレードしたりはせず、修正が必要な深刻な問題でもない限り、メーカーがわざわざアップデートをプッシュ配信することもなかった。コンシューマーが最新版のOSを手に入れるのは、携帯電話を新たに購入するときだった。
今では、スマートフォンにもコンピュータと同程度のアップグレードサイクルが採用され、OSのアップデートは従来よりもはるかに定期的に行われている。ただし一部には、OSが複雑になり、その結果として修正(アップデート)の提供が必要になるケースが増えているのだ。
●ライバルの状況は?
GoogleのライバルであるiPhoneユーザーの80%はiOSの最新版「iOS 5.x」を使っており、残りのユーザーの大半は「iOS 4.x」を使っているという。
Appleが概してOSの断片化を避けてこられたのには2つの理由がある。1つは、熱心なAppleユーザーは新しい端末が発売されるたびにアップグレードすることを常としており、いつでも最新かつ最良のOSを所有していること。もう1つの理由として、Appleは寛大にもiPhoneとiPadとiPod touchの最近の各モデルに対し、iOSの無償アップグレードを全て同日に提供開始していることが挙げられる。
米Microsoftの「Windows Phone」についても今のところ、断片化はほとんど、あるいは全く見られない。これは、OSのアップデートが広く提供されており、端末が取り残されてしまうような事態に陥らないためだ。だが「Windows Phone 8」のリリースに伴い、そうした状況も変わろうとしている。というのも、Windows Phone 8は現行の端末には一切対応していないからだ。
●Androidには多くのバージョンが存在
Androidの場合、断片化がかなり進んでいる。というより、このOSがその昔は単一プラットフォームであったのなら、「粉々に砕けている」という表現の方が適切かもしれない。
Android開発者向けのサイトによると、現在、Androidユーザーの64%は2010年12月にリリースされたバージョン2.3.x(コードネーム:Gingerbread)を使っているという。2年以上前にリリースされたバージョン2.2(コードネーム:Froyo)のユーザーが2番目に多く、その割合は19%となっている。また市場には現在、APIが異なるAndroidのバージョンが全部で10種類出回っているという。
こうした断片化について、Googleは自社の方針を擁護するコメントをブログに掲載した。「当社は1つで全てをまかなうようなフリーサイズ方式のソリューションが正しいとは考えていない」と同社のエンジニアリング担当副社長アンディ・ルービン氏は述べている。実際、Android 3.0(コードネーム:Honeycomb)はタブレット専用バージョンであり、Android 4.0(コードネーム:Ice Cream Sandwich)はさまざまな画面サイズのサポートを特長としている。
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http://news.livedoor.com/article/detail/6871530/
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ems2ems2さん
タブレット端末について教えてください。
OSは、アンドロイドが主流ですが、IOS,ウインドウズなどもあります。
CPUは、NVIDIAが主流だと思いますが、なぜインテルは、タブレット端末に積極的に乗りださないのでしょうか?
まだ、パソコン事業、ウルトラPCなどに時間をかけているのでしょうか?
ベストアンサーに選ばれた回答
atsuo_watさん
・まず、タブレットのOSについて、Androidは採用されているメーカー数、機種数こそ多いですが、それらを全部足した数とiPadの販売台数が大体同じかAndroidタブの方が若干上回っている、って所でよいかと思います。
つまり、Androidタブレット個々の販売台数からすれば、iPadに遠く及ばないって事になります。
・”インテルは、タブレット端末に積極的に乗りださない”のではなく、以前から携帯デバイス向けCPU市場はIntel以外のメーカーの物が主流を占めており、今となってはIntelが入る余地はないって事なんです。
・現在のスマートフォン、タブレット、電子手帳やPDA、携帯ゲーム機に電卓等々、こうしたデバイス向けCPUの主流を占めているのはARM系CPUです。
一説にはこの手のデバイスのCPU市場の7割を占めていると言われています。
NVIDIAのTegraシリーズも元をたどればARM系アーキテクチャを採用していますし、Android2.xスマートフォンで多く採用されたクアルコムのSnapdragonシリーズ、Android4.x系の標準CPUとされているテキサス・インスツルメンツのOMAPシリーズも元をたどればARM系です。
更に今年中に出てくると言われているWindows8タブレットも、ARM系CPUで動作する様に作られると言われています。
つまり、今更Intelがこの市場に乗り込んできても、ひっくり返せるだけの物はないんです。
ならば今まで培ってきたパソコン系のCPUで今後も行くのが順当、と思うのですが、いかがでしょうか。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1383717678
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日立システムズ、中小向けクラウドサービスの販売パートナー向けプランを強化
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120820-00000010-bcn-sci
いかがでしたか?
また次回をお楽しみに。