あなたはどんなタブレット端末に興味がありますか?
今回もタブレット端末に関するニュース、皆さんの質問・回答をお届けします。
あなたの疑問解決のヒントになればいいのですが。
米国で製造業の国内回帰が指摘されるなか、中国で委託製造するアップルの動向が注目されている。ティム・クック最高経営責任者(CEO)は5月末、「米国で製造できることを願っている」と発言して期待を抱かせた。数十万人の雇用とブランドが戻れば影響は計り知れないが、実は簡単にはいきそうにない。米国へのアップル回帰を阻むのは意外にも「技術」の不在。それは日本企業にも共通の課題だ。(坂本英彰)
■デザインは米国、組み立ては中国
「カリフォルニアのアップルがデザインし、中国で組み立てられた」
スマートフォン「iPhone」やタブレット型端末「iPad」の裏には、小さな文字でこう書かれている。
1976年に「アップルI」を発売したアップルは長く、米カリフォルニア州で製品をつくってきた。工場を持たず海外メーカーへの製造委託を本格化させたのは、ここ10年ほどのことだ。
ほとんどの組み立ては中国だが、部品までたどるとサプライチェーンは地球を一周する。今年1月、初めて公表した156社の部品製造業者リストには、日本の東芝、韓国のサムスン電子、半導体メーカーの独インフィニオン・テクノロジーズや米ブロードコムなどが列挙されていた。
それらの製造業者の工場が自国にあるとはかぎらない。サムスン電子は米テキサス州の工場でプロセッサーをつくり、米コーニング社は強化ガラスを日本や台湾で製造していると米メディアが報じている。
複雑な製造工程すべてを米国で行うのはもはや不可能だが、最終の組み立てだけでも米国に戻せば「メード・イン・USA」のレッテルは取り戻せる。
実は全コストに占める組立工程の割合は、ごく小さい。市場調査会社が2009年にiPhoneについて示した数字はわずか6・5ドル(約500円)だった。
政策研究大学院大学のシン・ユーチン教授はこれをもとに、米国に戻して10倍の賃金を払っても十分に採算が合うと算定。多少の利幅減と引き換えに貿易赤字削減や雇用創出に貢献でき、企業価値を高める効果的な方法だと説いている。
■米国にないスピードと柔軟さ
しかし、アップルはこうしたコスト計算を机上の論理というだろう。重要なのは変化に対応できるスピードだからだ。
中国での生産委託は最良の選択だったと、アップル重役がニューヨーク・タイムズに答えている。同紙は1月、2007年にiPhone製造が始まる前の様子を、生々しく報じた。
発売予定の1カ月余り前、プラスチックを想定していたスクリーンがガラスに急遽(きゅうきょ)変更された。始まりは、当時のスティーブ・ジョブズCEOがポケットに持ち歩いていた原型モデルを怒りをこめて示し「こんなキーでキズがつくような商品は売りたくない」と告げた、ツルの一声だった。
解決策を求めてチームが中国に飛ぶと、受注を見越して増設された工場がすでにあった。カットされたガラスは製造開始ぎりぎりの真夜中近く、ようやく組立工場に運び込まれた。
従業員寮の8千人が起こされ、30分で12時間シフトの作業を開始。製造ラインは96時間以内に日産1万台以上をはき出した。
「スピードと柔軟さに息をのんだ。米国でそれをできる工場はない」
重役は取材に対し、そう答えている。
■15日で熟練技術者8700人が見つかる中国
アップルの外注化を中心になって推し進めたのが、クックCEOだ。その人物が5月29日、カリフォルニア州で行われたIT系の会合で、米国への回帰をにおわせたことは驚きを持って受け止められた。
「米国で国内市場向けだけではなく、輸出向けにできることもある」
当時、委託工場で自殺が相次ぎアップルにも厳しい視線が注がれていた。労働争議の多発は安定生産に影を投げかける。米国を向く発言には、中国で製造する利点が薄らいだことも伺わせる。
ただクックCEOは現状では米国に戻ることは困難だとも指摘した。障害の第一にあげたのが、熟練技術者が少なくなっていることだ。
ニューヨーク・タイムズによると、アップルはiPhone製造に際し必要な労働者数を推定。20万人の組み立て作業員とともに約8700人の監督技術者が必要だとし、米国で探すと9カ月はかかるとはじいた。中国では実際、15日で済んだという。
■進む技術者の空洞化
マサチューセッツ工科大学教授が7月、製造部門の一部でも国内に戻す計画を持つ企業が約14%あるとの調査結果を発表した。途上国の賃金上昇など、国内回帰を促す理由が出てきている。これら企業に立ちはだかるのが、技術者の確保という問題だ。
製造業の流出や国内産業の停滞で、米国の技術者は急速に減少した。サービス業に人材が流れ、若者は工業系の学校に進まず、技術者の空洞化を招いた。
「誰でもいいから連れてきて機械を使わせるというわけにはいかない」。苛立ちを募らせながら、そう話す機械メーカー社長の声をCNNが伝えている。
最先端の頭脳を持つ人材は豊富でも、産業の屋台骨を支える技術者を欠く米国社会。1カ月ほどで製造ラインを変える機動性というアップルに必要な技術力は、いまの米国にはない。
■技術力を過信する日本の失敗
ひるがえって関西を見ると、シャープの苦境は日本の製造業に重い課題を投げかけている。液晶に特化して国内に集中投資したが、失敗。それはアップルの成功と裏表のようだ。
シャープは台湾の鴻海精密工業と提携、工場を売却して難局を切り抜けようとしている。皮肉にも鴻海(ブランド名はフォックスコン)はその中国の工場にアップルが組み立てを委託してきた企業だ。シャープはすぐ平凡になる先端技術に固執し、変化に即応する基礎的な技術力を見逃していなかったか。
日本貿易振興機構(JETRO)大阪本部のアドバイザー、竹村仲生さんは、中国などに工場進出して失敗した中小企業をいくつも見てきた。中国などに出たところで今度は韓国や台湾の進出企業との競争にさらされ、負けることも多い。
「日本の企業はどうも、技術力を過信するところがあるように思います」
技術力も「神話」のひとつだったのだろうか。
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indigo_denimmanさん
タブレット端末でのフォトショップについて。
タブレット端末でドローイングソフトを使って絵を描きたいのですが、どうするのが一番ベターでしょうか?
Windows版タブレットにフォトショをインストール?それともAndroid版タブレットに専用のフォトショップをインストール??
どちらがいいでしょうか・・・?
それともタブレット端末でイラストなどの絵を描くこと自体まだ難しいでしょうか?
ベストアンサーに選ばれた回答
jyangaloaさん
まず初めに、Phtooshopは「ドローイングソフト」ではありません。
ドローイングソフトとは、ベクターデータを扱うIllustratorの様なドローソフトの事を指しますので、ラスターデータを扱うPhotoshopの事は画像編集ソフトとでも呼んでください。
もしPhotoshopを使用したいなら、WinかMac用しかありませんので、Andoroid版タブレットで使用するという選択肢はあり得ません。
Windows版タブレットには、スペックによってはインストール可能ですが(使用したいPhtooshopの推奨システム環境を確認してください)、デスクトップやノートPCで使用する様には使えないと思った方が良いかと思います。
Windows版タブレットでは筆圧非対応である可能性が高いですし、かといって市販のペンタブレットは使用出来ません。
あくまでも外出時のラフスケッチ程度に使用する用途なら問題ないと思いますが。
Photoshopに拘らないなら、Androidにペイント系アプリをインストールするのがお手軽です。
http://octoba.net/archives/tag/%E3%81%8A%E7%B5%B5%E6%8F%8F%E3%81%8D
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1188716891
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専用練習場、スポーツ科学、IT分析… 「メダル獲得過去最多」には理由があった
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120815-00000002-jct-ent
いかがでしたか?
また次回をお楽しみに。