iOSとMac OS Xの進化は行き詰まるのか、それとも | タブレット端末に関する最新ニュース、疑問点など解決サイト

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"15.4型ワイド液晶ディスプレイで2880×1800ドットの高解像度、高画素密度(1インチあたり220画素)を実現した「MacBook Pro Retinaディスプレイモデル」"本田雅一のクロスオーバーデジタル:

【本田雅一のクロスオーバーデジタル:iOSとMac OS Xの進化は行き詰まるのか】
 WWDC 2012の開催週も過ぎ去り、アップル関連のニュースも落ち着きを見せている。筆者はちょうど、同じ時期にサンフランシスコに仕事に出かけていたが、開発者たち(+アップル製品のファンたち)の熱気は想像以上だった。

 WWDCは基調講演を除き、秘密保持契約の元に開催されるイベントのため、これまで取材はしてこなかった。ちなみにWWDCの講演は開催後、開発者向けにオンラインビデオでも提供されるので、聴くだけならば現地に行かなくても構わない。この辺りのアップルのスタンスは明確で、個人的にはとても好感を持っている部分だ。

 さて、さらに個人的な話をすれば、今回、約1年半ぶりに新しいMacを注文した。超高解像度ディスプレイへの第一歩を、自分自身で体験したかったからだ。

 スペックの上から言えば、単に画素数が増えただけだ。縦横ともに2倍の画素に驚いている向きもあるだろうが、世の中にはもっと高密度、高画素のディスプレイもある。それよりも、高解像度化することによるハードウェア、ソフトウェア両面でのデメリットを、アップルがどう料理するかという部分にひかれた。

 グラフィカルユーザーインタフェースを持つパーソナルコンピュータは、1インチあたり96画素程度が限界だったCRTディスプレイの時代に基礎部分が設計され、その上にアプリケーションが作られてきた。Webページもビットマップグラフィックスは96dpiが基本となっている。これが今や1インチあたり200~300画素、あるいはそれ以上でも、十分に低いコストと描画パフォーマンスを引き出せる。

 後は、それをどう使うか? という点で、もう10年以上も業界は悩み続けてきた。アップルは整数倍の画素数というシンプルな答えを用意したことになるが、この辺りはまた、十分に使い込んだ上で、次期Mac OS XのMountain Lionがリリースされた後にでも、その振る舞いを確認したい。

 と、ずいぶん前置きが長くなったが、今夏のWWDCでの一連の発表を見て、アップルの製品開発面での強さを再確認すると同時に、Mac OS X、iOSといった“基礎部分”の進化に関しては“行き詰まり”とまでいかなくとも、どこか迷いのようなものを感じた。

●行き詰まりなのか、新たなる進化の方向なのか

 昨年、現行Mac OS XのLion、それにiOS 5が発表されたとき、少しばかり違和感を持った。Macで言えば、全画面表示モードで役に立たなくなるサブディスプレイ、Mission Controlの完成度や、まるで役に立たないLaunchpad、Finderのビューについても手が入った。新たな操作性を目指すときに発生するゆがみとも言えるが、最近のアップルにしては未完成という印象が強かった。

 今やアップルの屋台骨となったiOSも、iOS 5になってそれまでのシンプルさを失ったのではないだろうか。iMessageはSMS/MMSの利用が多い米国では熱狂的に受け入れられたし、日本でも(SMSの相互乗り入れが始まったこともあり)今後は利用が伸びるだろう。

 しかし、Android、あるいはAndroidでアジアの各社が創意工夫しながら実装した機能を学習し、機能面でAndroidに遅れまいと、iOS向けにカスタマイズしてライバルの要素を取り込んでいるようにもみえた。通知センターなどはその典型的な例だろう。いまだ、スマートフォン向けのOSとして最も洗練された製品であることは疑う余地はないものの、さらに洗練度を上げるのは難しくなっているのかな? と、発表当時は感じていた。

 もちろん、そうした新しいOSに対する懸念が、すぐに製品全体の評価につながるわけではない。MacもiPhoneも、アップルの主力製品はいまだに魅力的だ。しかし、あるいはプラットフォームの完成度という面では、今が頂点なのだろうか?

 かつて90年代、いろいろな批判はあったものの、マイクロソフトはWindowsでパーソナルコンピューティングの未来をリードしていた。Windowsに盛り込まれたアイデアのいくつかはMacにも取り入れられたし、WindowsとPCが生み出した大きなエコシステムが、98年以降は業界標準の技術を用いて再構築したMacの進化を下支えした側面もある。

 しかし、新バージョンが登場する度に話題を振りまいたWindowsも、基礎部分の改善が進んでくると改良の方向性に行き詰まりはじめ、パートナー企業が提供してきた製品や機能、あるいは自社で開発して独立した製品として販売していた機能などを、Windowsの標準機能として取り込むようになっていった。

 どこからどこまでがOSの領域で、どこからどこまでがアプリケーションの領域なのか。個人向けソフトウェアだけでなく、企業向けシステムの分野においてもさまざまな議論がある。そうした細かな議論はともかく、OS本体の進化速度が遅くなってくると、パートナーの事業領域を侵し始めるのは、どのプラットフォームでも同じなのかもしれない。

 例えば、iOS 5搭載のTwitter連動、iOS 6に搭載されるFacebook連動の機能は、iOSデバイスとソーシャルネットワークの密な関係を考えれば、妥当な機能追加と見る人もいるだろう。しかし、OSが利用するソーシャルネットワークを決め打ちする、というのは、本来あまりよいことではない。

 ソーシャルネットワークという枠組みで言えば、さまざまなタイプのネットワーク(ソーシャルグラフ)があり、ある情報(例えば、撮影した1枚の写真)に関して共有したい相手は、その時々によって異なるものだ。Androidの“共有”APIが使いやすい、とは言わないが、多様なサービスをプラグインできるという意味では、ソーシャルネットワークの種類を限定した機能統合は勇み足という印象を持った。

 OSの進歩について、「新たなアプリケーションを、パートナー企業が生み出せるよう、新しい道具を常に整備しておく」ことに主眼を置くべきと考えるなら、第三者による発展を促す方がいい。

 これはMac OS Xについても同じだ。Mountain Lionの場合で言えば、アプリケーションからの通知を一括管理する通知センターに関しては、OSでサポートすべきものだと思うが、ソーシャルネットワークを通じた情報シェアに関しては、連動するサービスを限定せずに拡張性を持たせるべきだろう(Mountain Lionは7月にリリースの予定だが、秋にFacebookを統合するとアナウンスしている)。

●新たな進化の方向を模索するMac OS XとiOS

 このように書いていると、新しいMac OS XとiOSに対し、否定的な印象を持っていると思われるだろうが、それぞれの品質に関して疑いはあまり持っていない。

 Mountain LionはiOSが備える機能を取り込み、iOSデバイスとの連動性を高めることに主眼が置かれていると案内されており、実際、そうした側面は強い。

 しかし、OSの基礎部分に関しては大きく手を入れず完成度を高めており、Lionで生まれ始めていたゆがみをうまく補正する堅実なアップデートになるだろう。

 iOSも“5”になったときには大幅に動作が鈍くなったが、その後の改良で以前の軽快さを取り戻しつつあり、その反省はiOS 6にも生かされているように思う。iOS 5で感じ始めていた歪みは、iOS 6では感じさせないはずだ。

 また、OSが進化していく過程で、パートナーの事業領域を侵すことも、ある程度は仕方がないという見方もある。例えばマイクロソフトは、かつてOS全体のユーザーインタフェースにWebブラウザの振る舞いを取り込もうとし、また動画や音楽の再生機能をOSの一部にしようと試みた。

 当時のマイクロソフトの言い分は、テクノロジーの進歩やコンピューティングのトレンドに応じて、必要な機能はOSの中に取り込んで横断的に各アプリケーションで活用した方がユーザーの利益にかなうというものだった。

 このマイクロソフトの主張には異論もあるだろうが、ここではさておき、その後の紆余曲折(うよきょくせつ)の中で、マイクロソフトは独禁法違反で追求され、Webブラウザやメディア再生の機能をOSから切り離す方向へとWindows開発の舵(かじ)を切った。

 PC用OSとして90%を越えるシェアを持っているWindowsがOSの中にアプリケーションが持つ機能を統合してしまうと、競合する他のアプリケーションの生存与奪権利をマイクロソフトが有してしまうことになる。

 マイクロソフトが、いくらコンピュータシステムとインターネット技術の統合、一貫した体験を主張したとしても、すべては詭弁(きべん)に聞こえていたのが当時の世相でもある(ちなみに当時のアップルは、企業存続の危機にひんしていた)。

 ビル・ゲイツ氏はソフトウェアはWebへと向かい、アプリケーションの中心がWebへと向かうなら、それをOSに統合していかなければならないと主張。アプリケーションプラットフォームとしては、その方向へと進化できたものの、エンドユーザー向け機能としてのInternet ExplorerやWindows Media Playerなどは、Windows本体とはやや遠い位置に置かれるようになった。

 今のアップルもその影響力から言えば、WebサービスやiPhoneに関連するさまざまな事業領域において、ある意味、生命与奪の権利をアップルが有しているという側面はある。アップルが地図サービスをGoogleから自社提供サービスに切り替えれば、それまでGoogle Mapsに集まっていたロケーション関連のビジネスは、アップルへと流れ始めるだろう(もちろん、Google Mapsがなくなるなんてことはないだろうが)。

 アップルはPC向けOSにおけるマイクロソフトほど、大きなシェアを獲得しているわけではないため、独禁法違反の調査が入ることはまだないかもしれないが、地図サービスに限らず、OSに特定のWebサービスを囲い込むことに対して、今後は批判の声が強くなることも予想される。

 iOS 6に追加されるPassbookなどは、その実装方法や今後の運用方針によっては商取引と直接的に連動するため、アップルに対する不満の声が挙がる可能性もある(あるいは各ステークホルダーにとって公平なプラットフォームとして定着するかもしれないが)。

 しかし、これは新しい進化の方向を模索した結果の方向性ではないか? とも感じる。こうした印象を持つようになった点が、個人的にはiOS 5と6の一番の違いだ。

●“OSが束ねる要素”を拡大

 マイクロソフトがPC分野において、現在でも大きなシェアを持ち、また大きな利益をたたき出しているにもかかわらず、以前ほどの存在感を示せていないのは、“OS”という殻の中に入っていたからだと思う。

 OSで独占的な地位を得たマイクロソフトだが、実際にエンドユーザーの手に触れるハードウェアは、自分たちのコントロール下にない。これはPCメーカーにとっても同じで、いくら優秀なエンジニアが開発したとしても、OSの機能にまで踏み込んだPCをメーカーは設計できない。

 その点、以前からアップルは自社ハードウェアとOSの組み合わせで価値を創出し、それらがネットワークでつながることで、より大きな価値を生み出す仕組みを作ってきた。現在のアップルが目指しているのは、その次の段階、すなわちネットワークサービスの中でも、特にユーザー体験を高める上で重要なものを、OSと統合しようと考えているのかもしれない。

 例えば、地図のようにロケーションサービスと連動する重要なサービスは、自社でコントロールできなければ、提供できる機能の範囲が限定されてしまう。iPhoneの使われ方を考えれば、クーポンやチケット発行などをOS側に統合し、より使いやすくしたいと考えるのも当然だろう。振り返れば、iCloudの統合も、同じ意思決定によるものだったとみることもできる。

 すなわち、今のiOSやMac OS Xが統合しようとしているのは、アプリケーションの領域ではなく、パーソナルコンピューティングの基礎となるサービス部分ということだ。それらはハードウェア、OSと統合した上で、新しい時代のアプリケーションプラットフォームになっていく。

 こうしてコラムを書いているとき、ちょうどマイクロソフトが自社ブランドでタブレット端末を発売する、というリーク記事がウォールストリートジャーナルに掲載された。Xboxの例でも分かる通り、彼らも自身でハードウェアを持たなければユーザー体験をコントロールできないし、コントロール可能になれば、より大きな価値を提供可能になるだろう(米Microsoftは現地時間で6月18日、自社開発のタブレット端末「Surface」を発表した/編集部注)。

 コンピュータ分野における学術用語としてのOS、基本ソフトという言葉の意味は今後も変わらないが、製品の枠組みを考えるとき、OSに求められる要素、OSが統合していくべき範囲やカテゴリの定義は大きく変化しようとしているのかもしれない。

[本田雅一,ITmedia]

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http://news.livedoor.com/article/detail/6673641/
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orange10574さん タブレット端末の購入を検討しています。メインの用途は電子書籍の閲覧です。おすすめの機種があったら教えてください。よろしくお願いします。
ベストアンサーに選ばれた回答
peketake14さん
電子書籍といってもコミックから専門書、雑誌まであります。

現在の端末は次の二種類。

電子ペーパーを使ったもの、読みやすく目にやさしい、ただし、モノクロ、暗いところでは読めない。文字中心のものなら(小説など)最適、雑誌などカラー写真中心は不向き。

液晶を使ったもの、カラーで、暗いところでも読める。文字のみの表示は上記より劣る。

電子ペーパーではソニーのリーダー、液晶のものと比較してみましたが文字の綺麗さでは圧倒的に勝っている。ただし通信機能などはなく、電子書籍専用と割り切ること。

液晶ではシャープのガラパゴス、液晶のシャープといわれるだけに、他の液晶を使ったものに比較すると格段に差がある、簡単なゲームなどもできる多機能端末。

アイパッド2は、カメラなども搭載されるそうですね。

結局電子書籍閲覧だけでは、機種を絞ることができません。

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1355384788
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120619-00000059-mycomj-mobi


いかがでしたか?
また次回をお楽しみに。