2016年までにテラバイトどころかエクサバイト・ゼタバイト級にネット全体の通信量が爆増へ | タブレット端末に関する最新ニュース、疑問点など解決サイト

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By Samuel Huron

ネットワーク機器を取り扱っているシスコシステムズが、現在から2016年までにインターネット全体がどのように変化するのかの展望を発表しました。シスコによると、世界的にインターネットのトラフィックはどんどん増加していき、2016年終わりには年間1.3ゼタバイト(1ゼタバイト=10億テラバイト=1兆ギガバイト)にも達するそうです。

Cisco Visual Networking Index: Forecast and Methodology, 2011-2016 [Visual Networking Index (VNI)] - Cisco Systems


世界のインターネット トラフィック量、4年後には4倍に増加 - 日本版 ニュースリリース - Cisco Systems


◆全体のサマリー
世界的にIPトラフィックは年々増加しており、2016年終わりまでには通信量が年間1.3ゼタバイト(13億テラバイト)、月間109.5エクサバイト(1億950万テラバイト)にも達します。ここ5年でIPトラフィックは8倍に増加しましたが、さらにここから5年にわたって3倍に増加するとみられています。2011年から2016年までのトラフィックのCAGR(年平均成長率)は29%であり、2016年には3分ごとに、これまでに作られたムービーの総容量と同じだけのサイズのファイルがやりとりされるようになります。


トラフィック増加の要因となるのは端末数の増加です。2011年時点では通信デバイスの数は1人あたり1つですが、2016年には1人あたり3つになります。これによって、トラフィック自体も2011年は1人あたり4GBだったものが、2016年には1人あたり15GBに増加します。

この増加する通信デバイスはPC以外が中心です。2011年時点ではPC以外によるトラフィックは全体の22%でしたが、2016年には31%になります。PCのトラフィックは年平均で26%増加しますが、その他のデバイスはそれ以上の早さで増加、テレビが77%、タブレットが129%、スマートフォンが119%、M2M(機器間通信)が86%増加します。また、2016年までには無線接続した端末による通信が、有線接続した端末の通信量を上回ります。2011年は有線接続が55%で多数派ですが、2016年には39%と割合が減少するとみられています。


最頻時通信量(ビジートラフィック)は2016年には720Tbpsにもなります。これは、6億人が同時にハイビジョン動画をストリーミング視聴するのと等しいトラフィックです。

◆映像関連の要点
・2016年に毎月、トラフィックに流れるムービーの総量は、見ようと思うと600万年以上かかる長さ。
・2016年には毎秒120万分(2万時間)の映像が通信でやりとりされる。
・ネット上の映像のトラフィックは2011年には消費者トラフィック(ビジネスを除いたトラフィック)の51%、これは2016年には54%に上昇するとみられる。ここにはP2Pでのムービーファイル交換は含んでいない。
・映像は2011年末までにグローバルな消費者トラフィックのうち50%以上を占有。
・映像(テレビ、ビデオオンデマンド、インターネット、P2P)などすべてを合わせると、2016年までにトラフィック全体の86%を占めることになる。
・スマートテレビ(ネット接続したテレビ)のトラフィックは2011年に倍増。今後、2016年までに6倍まで増加する。。
・スマートテレビのトラフィックは2011年に8%だが、2016年には11%まで増加する。
・ビデオオンデマンドのトラフィックは2016年までに3倍に増加する。
・2016年のビデオオンデマンドのトラフィック量は40億枚のDVDに相当する量になる。
・2011年末までにビデオオンデマンドのトラフィック内容はHD画質のものがSD画質を上回った。
・2016年までに、HD画質のビデオオンデマンドが全体の79%になる。

トラフィック増加は主にインターネットでの映像視聴によるものであることを示すグラフ。オンラインゲームやVoIPがまるで誤差のよう。


◆モバイル関連の要点
・モバイルのトラフィックは2011年から2016年で18倍になる。
・2011年から2016年の年平均成長率は78%。
・2016年のモバイルトラフィックは月間10.8エクサバイトに達する。
・2011年から2016年まで、モバイルトラフィックはIPトラフィックの3倍で増加する。
・2011年にはモバイルのトラフィックが全体の2%だったが、2016年には10%になる。

◆世界局所の要点
・IPトラフィックは中東とアフリカで最も成長する、続くのはラテンアメリカ。
・中東とアフリカでのトラフィックのCAGR(年平均成長率)は57%。月間のトラフィックは3.7エクサバイトに達する。これはDVD8億3600万枚分に相当する。
・中央・東欧のCAGRは39%、月間トラフィックは6エクサバイト。
・ラテンアメリカのCAGRは49%で、月間トラフィックは7.6エクサバイト。
・西欧のCAGRは27%、月間トラフィックは20.3エクサバイト。
・北米のCAGRは22%、月間トラフィックは28エクサバイト。
・アジア太平洋地域のCAGRは31%、月間トラフィックは40.5エクサバイト。DVD90億枚分に相当。



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http://news.livedoor.com/article/detail/6649864/
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tatatatata0626さん タブレット端末について質問します。 我が家は現在、携帯がauでインターネット環境はKDDIひかりの無線LANで主にノートPCで作業しています。 この環境でタブレット端末を購入しようと考えていますが、別料金が発生せずに仕える端末はあるのでしょうか? また、端末そのものは大体どのぐらいの金額でしょうか?候補になるものが複数あればできるだけたくさん教えていただきたいです。 基本的なことかもしれませんがよろしくお願いいたします。 補足説明不足でしたね。 ある大型家電量販店で聞いたところ、この環境で使える端末がないということでしたので…。 iPADがこの環境で使えるのならそれに越したことはないのですが、使えるかどうかさえ解らず困っているところです。
ベストアンサーに選ばれた回答
kofskyjpさん
タブレットと言うのはIPADやGalaxyの事でしょうか?
それならばネット接続には別料金は発生しません。今の無線LAN経由でネット接続は簡単にできます。
外出先など色々な場所で使うには携帯の電波か有料/無料のWiFiが使える場所ではそれを使えば良いだけです。
何ら問題はありません。
タブレットのお勧めは中国製以外です。

『補足への回答』
回線がひかりau-oneで、普通の無線LANルーターかルーターとアクセスポイントを使ったLAN環境があればipadはPC同様に
親機の無線を使ってネット接続できます。
私は結構古いアクセスポイントですが、XP、VISTA,7などPC数台とIpadを無線で使っています。
IPADは持ち歩くので、無料の公衆WiFiや特定の場所でのワイランに対応させています。
電気屋さんが言う「この環境」と言うのが私が言っているものと違うのか、質問者さんの無線LANと言う環境が完全に異なるのか
どちらかしかあり得ません。
恐れ入りますが、無線LAN環境(ルーターに内臓かアクセスポイントのみかとか型番など)を明記して再度ご質問頂きたいと思います。
量販店の店員には詳しい人と意外と解かっていない人がいますので、はっきりさせたいですよね。

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1288004592
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120612-00000079-mycomj-mobi


いかがでしたか?
また次回をお楽しみに。