タブレット端末に関するニュース、皆さんの質問・回答をお届けします。
あなたの疑問解決のヒントになればいいのですが。
" 「超」整理手帳 for the iPad"「超」整理手帳の野口悠紀雄氏に聞く:
クラウドコンピューティング(以下、クラウド)の登場で、仕事のスタイルが変化したビジネスパーソンは多い。「超」整理法を考案し、それを基にした手帳(「超」整理手帳)を手掛けた開発者である早稲田大学ファイナンス総合研究所顧問・野口悠紀雄氏もその1人だ。野口氏は2008年に出版した『超「超」整理法』(1470円、講談社)の中でGmailを使った情報整理の仕方を紹介しており、それまで紙のみで行っていたスケジュール管理やタスク管理の仕方ががらりと変化した旨を述べている。
さらにここ数年で一気に普及したスマートフォンやタブレット。野口氏はクラウドとの親和性が高いそれらのデバイスも利用している。最近ではじゃばら式スケジュールシート、さらに最新版ではメモ帳も付けた「超」整理手帳のアプリをリリース(iPad版は2010年12月、iPhone版は2011年11月)し、自身でもフル活用中だ。
画像:メモは予定ごとに設定が可能、ほか
(http://bizmakoto.jp/bizid/articles/1111/29/news005.html)
そんな野口氏はこのたび、11月24日にクラウドやスマートフォンがビジネスパーソンの仕事能率にどう影響を与えるのか、その可能性と実際のノウハウをまとめた『クラウド「超」仕事法』(1500円、講談社)を出版した。出版の背景や「超」整理手帳のスマートフォンアプリについて野口氏に話を聞いた。
●クラウドのせい!? ここ3年で「だらしなくなった」
――超「超」整理法の出版から約3年がたちました。今回、その続編とも受け取れるクラウド「超」仕事法を出版した経緯を教えてください。
野口氏 超「超」整理法を出版した当時(2008年)にもクラウドはありましたが、それほど一般的ではありませんでした。超「超」整理法のタイトルにクラウドを使うか迷ったのですが、結局1つの節のタイトルに入れたのみです(第2章3節の「近づくクラウド・コンピューティング」)。この3年でクラウドが世の中に浸透し、スマートフォンが普及しました。今回の出版はここであらためてクラウドが日常、仕事の中でどう活用できるかをまとめたものです。
――超「超」整理法を出版したころ野口さんは「グーグルフォビアだった(恐怖心、苦手意識を持っていた)のがGmailを使い始めたことでクラウド(Gmail)を中心に仕事をするようになった」と言っていました。現在、野口さんの中でのクラウドの使い方は当時から変わっていますか?
野口氏 一言で言うと非常にだらしなくなりました。具体的には、以前使っていたSugarSyncを今ではほとんど使わなくなりました。PC内のローカルにあるフォルダがいいかげんになり、多くのデータはGmailの下書きに残しています。つまり、過去のデータはGmailのログ検索で見ています。SugarSyncはPC(ローカル)との同期なのでPCのフォルダがしっかりしていないとあまり意味がないですよね。よって皮肉にもあまり使わないという結果になりました。これがだらしないと表現した理由です。
野口氏 スケジュール管理も同様です。「超」整理手帳のアプリはGoogleカレンダーと同期しているので、紙ではきちんと管理しなくなりました。紙の手帳はどちらかと言えばメモ書き用です。紙に書いたものをスマートフォンで撮って、写真データとしてアプリに上げる、という使い方をしています。
野口氏 逆に言えば、いいかげんな使い方をしていても仕事ができるようになったということです。クラウドを使えば細かいことを気にせず、時間も使わずに仕事ができます。
●クラウド活用で逆に増えた「紙に手書き」
――紙とクラウドを使う比率はどうでしょう? クラウドを使う時間が多くなった印象を受けますが。
野口氏 いいえ、逆です。紙に手書きする頻度が明らかに多くなりました。スケジュールも超整理手帳に書いて予定を立てますし、メモは紙に書きます。ただし保存先は全てクラウドです。先ほども言ったようにスマートフォンで撮影したものをクラウドに保存します。クラウドを活用したデジタルオフィスは“ペーパーレスオフィス”ではありません。“ペーパーフルオフィス”ですね。
――Gmailの下書きと紙に手書きでいうと、どちらの頻度が多いでしょうか?
野口氏 両方同じくらいですね。ただし初めから内容をGmailの下書きに書くことはありません。アイデアを思い付いたタイミングで記録する方法としては、紙が一番だからです。典型的な例では散歩中にアイデアが思い付いた時など。紙のメモ帳にその場で記録できます。スマートフォンもありますが、私の場合はフリック入力があまり早くないので、やはり紙に手書きですね。
――クラウドを使うことで、手書きへの意識が高まったということですね。
野口氏 そうです。全てクラウドに保存できるので。
――スマートフォンの普及で、クラウドを仕事にも活用するユーザーが増えています。一方で、クラウド「超」仕事法の中でも触れていましたが、企業単位で見ると日本はクラウドを活用しきれていない(米国などど比較して遅れている)印象があります。その辺は何が原因なのでしょうか?
野口氏 日本企業はセキュリティを軽視しているが故にクラウドを使っていないといえるでしょう。重要なものは自社の管理下に置いておこうとする保守文化が最大の原因です。セキュリティが心配だったら、むしろクラウドを活用すべきです。ソニーですら情報漏えいが起きました。もしもデータをGoogleのサービス(Gmailなど)に保存していたらどうでしょう? グーグルの管理下で安全に保管されています。セキュリティのことを考えているからクラウドを使わない――これは重大な認識違いです。Googleもオペレーション・オーロラと呼ばれるサイバー攻撃被害は受けていますが、致命的な情報漏えいはないと言えます。
●スケジュール管理、ToDo、メモを1つのアプリ内で実現
――「超」整理手帳のiPhone/iPadアプリもバージョンアップしています。2010年にiPad版、2011年にiPhone版をリリースしましたが、開発のきっかけは何だったのでしょう。
野口氏 「超」整理手帳のアプリは以前から作りたいと思っていました。というのも、紙の「超」整理手帳を作ったときから、自分でデータを管理できるシステムが欲しかった。それを実現するのがWebの技術だったんです。「超」整理手帳のアプリはGoogleカレンダーとの同期でそれを実現しました。そういう意味で、Googleカレンダーとの同期がこのアプリ最大のポイントだといえるでしょう。
――iPad版とiPhone版がありますが、野口さんはそれぞれどのように使っていますか?
野口氏 iPadはメモの入力や確認、iPhoneは手書きしたメモなどを撮影して投稿するのと、基本的には確認用として使っています。食事をしている時などに気軽な気持ちで書いたものをスマートフォンで撮影してアプリに入力し、それをPCで後から確認して書き起こすなど。PC、iPhone、iPadで全てのデータを共有しながら、登録はそれぞれ適した端末から。よってアプリの用途としてはスケジュール管理、ToDoに加えて、半分ほどがメモといえるでしょう。アプリのメモ機能(ジラフメモ)はメール送信もできるので、自分のGmail宛に送ってプッシュ通知、という使い方もできます。
――メモはジラフメモの他に日付や予定と紐付けて登録できるものがありますが、それらはどういった使い分けをしているのでしょうか?
野口氏 日付けに紐付けて登録できるメモ(デイメモ)は、その日にやらなくてはならないこと(その日に思い出す必要があること)を記録します。予定の部分は、その予定の中(例えば会議など)で決定したことなど、関係するものを記録します。ToDoやメモを記録するのにアプリを閉じなくていい、そこが重要だといえます。
――EvernoteやTwitterなど、他のWebサービスとの連係は考えていますか?
野口氏 今のところ考えていません。「超」整理手帳のアプリは、Googleカレンダーと連係して、メモ機能があって、その中で全てが完結しています。システムとして優れているGoogleカレンダーに「見やすさ」とメモや画像の「保存機能」を付加したことで、(もちろんまだまだ十分ではありませんが)仕事のワークステーションとして利用できるようになりました。ソーシャルメディアが持つ共有(口コミの)力は素晴らしいものですが、仕事用の手帳(スケジュール、ToDo、メモ)に必要な機能は、今の「超」整理手帳のアプリで実現しています。
――今後のアップデートについて教えてください。また、Android版のリリースは予定していますか?
野口氏 Android版ももちろん予定しています。機能面で一番やりたいのは、紙に書いたメモを自動でアプリに転送できる機能。これは、手書きメモをスマートフォンで撮影してデジタルデータ化(文字認識)するという意味ではなく、手書き部分はあくまで画像として保存して、保存先として日付けや予定に自動で紐付くものにしたいと考えています。現在はカメラロールにあるデータを予定の編集画面から選択して保存していますが、今考えている機能が実現できたらもっと手軽に手書きデータをアプリに保存できます。
――その他はどうでしょう?
野口氏 クラウド「超」仕事法の中でも紹介した「一生時計」(※)にも興味があります。生年月日を登録しておくと、その日は自分の人生のうちのどこに当たるのか。残り日数や時間を自動で表示するというものです。自分の人生が残り何時間かを意識したことはありますか? ちなみに私は(取材日11月18日15:00時点)で残り約4万時間です。
(※)日本人男性30歳の平均余命が50.37歳であることから円グラフ一周を80歳とし、現在の自分の年齢が人生のどの位置にいるのからを時計の針で示すもの
野口氏 後は将来的な夢の機能として、過去の写真を集められるようなものがほしいと思っています。手帳は過去の日記(自分史)でもあるので、例えば「昭和20年代の新宿駅の写真をお持ちですか」と聞くと、その写真を保存していた誰かからもらえるなど。手帳がWeb(クラウド)とつながったことで、それまで紙の中に留まっていた情報の利用価値が何倍にも向上しました。まだ具体化はしていませんが、過去のデータをスライドショーか、年代別かで閲覧できるといいですね。
――ありがとうございました。
「超」整理手帳アプリのリリースから約1年(iPad版)。月ごとの表示ではなく月をまたいだ連続的なスケジュールも表示てきる点やメモ機能がある点(写真添付とメール送信機能付き)が評価を集めたという。野口氏と提供元である講談社の担当者は、紙からデジタルになった手帳アプリとして唯一使えるものであると自負しており、今後も入念なメンテナンスを重ねながらアップデートを重ねていく予定だ。
またアプリなので、一度の購入(買い切り)で永久に使用できる。これまで紙の「超」整理手帳を利用していたユーザーにとっても紙とクラウドをうまく併用できるアプリとして重宝できそうだ。
[上口翔子,Business Media 誠]
■関連記事
iPadを仕事の母艦に――野口悠紀雄が語るiPad版「超」整理手帳の可能性
2012年版「超」整理手帳は何が変わったのか――「発売以来、最大の変化」担当者
2011年版「超」整理手帳のポイントは? iPad版も開発中、Googleカレンダーと連係
“大きく”変わった――2010年版「超」整理手帳
ダウンロードして自分だけの手帳を――「超」整理手帳2009
http://news.livedoor.com/article/detail/6068942/
※この記事の著作権は配信元に帰属します。
----------------------------------------
aquos_lexusさん
ドコモのタブレット端末について教えてください。今、ドコモの携帯電話を使っています。追加でタブレット端末を買えばタブレット端末で通信できるのでしょうか。
携帯電話が無線wifiに対応していればできるということでしょうか。40歳になると先端技術についていけません。
ベストアンサーに選ばれた回答
atsuo_watさん
>>今、ドコモの携帯電話を使っています。追加でタブレット端末を買えばタブレット端末で通信できるのでしょうか。
・購入するタブレット端末をどこで通信するか、によります。
・携帯電話の通信回線を使えるタイプのタブレット(3G機能付きのモデル)であれば、携帯電話の利用と関係なく、屋内外どこでも通信が可能です。
このタイプの場合、無線LAN機能も持っているので、無線LAN接続が利用出来る場所ではこちらで高速通信、無線LANが使えない場所では3G回線で通信となります。
但し、この場合はタブレットについても携帯電話と同じ利用契約をしなければいけません。言ってみれば携帯電話契約がもう一つ増える事になります。
DoCoMoの携帯電話をご利用との事ですので、同じDoCoMoのタブレット(Galaxy TabやARROWS Tablet等)であれば2台目持ちの割引などが利用出来ると思いますが、ソフトバンクでiPad2を選ばれると、キャリアが別、という事で当然ながら割引などは期待できないですね。
・一方、無線LANの通信機能のみしか持ってないタブレット(Wi-Fiモデル等と表記されます)は3G通信の機能がありませんから、無線LAN接続が利用出来る場所でしか通信は出来ません。
その代り、購入代金さえ払えば追加の通信費は基本的には発生しません。
既にご自宅に無線LANの用意がある場合はこれに相乗りになるので、タブレットを使ったから通信費が上がった、何てことはありません。
>>携帯電話が無線wifiに対応していればできるということでしょうか。
・ここはちょっと誤解がありますね。
まず、一般的な携帯電話(最近はフィーチャーフォンという言い方をするのでこう表記します)には無線LAN(Wi-Fi)の機能は殆どありませんし、あっても無線LANの親機になり、3G通信の出来ない機器の橋渡しをする様な機能(こういう機能をテザリングと呼んでいます)はないものがほとんどです。
携帯の機種名が判らないので詳しい機能が判別できないのであくまで一般論的に書きますが、上記の通り、3G通信機能を有しているタブレットであれば携帯電話の有無にかかわらず、場所を問わずに通信が出来る、という事になり、Wi-Fi機能のみのタブレットで場所を問わずに通信をするのであれば、3G通信との橋渡しが出来るテザリング機能のある携帯電話かモバイルWi-Fiルーターが必要になり、普通のフィーチャーフォンではこの代替は出来ない機種がほとんど、となります。
>>40歳になると先端技術についていけません。
・このお気持ちは判らなくもないですね。
わしはちなみに45ですが、一応この手の事柄に関して人に教えたり、相談されたりして糊口を凌いでいたりします。
今の30代後半以上の人はこうしたIT機器が黎明期のうちに社会に出てしまい、会社で必要だから使えと渡された時には仕事が忙しくて勉強している暇がなく、しかしIT機器の進化が加速度的に進んでしまって取り残されてしまった感が強い方は多いと思っています。
わしなんかは高校時代、だから30年位前からこの手の機器には興味があったおかげで当時は変人扱いでしたけど、今はなんとか先頭第3集団位に追いついているかな、って感じでしょうか。
まぁやってた人間でもこの位に思ってるんですから、やってない人間にはそれはおいてけぼり感は相当あると思いますよ。
でも逆に本当においてけぼりになってるのは、そんなものに興味はねーって投げてしまい、見向きもしない様な人でしょうね。
Yahoo知恵袋で質問するってのでもまだよしだと思いますよ。
今から勉強しろ、とは言いませんが、例えばの話、1冊400円位の週刊アスキーみたいな軽めのIT雑誌を流し読みでもいいからしてみる、ってだけでもIT系の流行りは何となく追っていけるんじゃないかなぁ、とか思いますし、NHK教育(今はEテレって言うんでしたっけ)で火曜日の21:30から放送している「中高年の為のらくらくデジタル塾」をみる、とかでもいーんじゃないかなぁ、とも思うんですけどね。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1275944162
※この記事の著作権は配信元に帰属します。
ビジネス・ユーザーのためにシンプルなBIツールを――豪イエローフィンCEO
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111128-00000004-cwj-sci
いかがでしたか?
では、また次回。