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あなたの疑問解決のヒントになればいいのですが。
Google のモットーは「悪を為すな」だ。だが、私は Google はもっと悪賢くなるべきではないかと考えている。
Amazon が、Google の Android に対するオープンな方針を利用して、Google をカモにしようとしている。しかも、タブレット端末においては、Android のエコシステムを破壊していまうかもしれない。
Google は、モバイルデバイスの世界にオープンなエコシステムを構築する目的で Android を買収した。Apple、Microsoft、RIM のように、そのエコシステムを管理するつもりは無い。
この考え方自体に問題はない。だが、Google は非営利団体ではないのだから Android から収入を得る必要がある。
Google が Android から得る収入の中で最大のものは、検索広告によるものだ。モバイルデバイス製造各社は、かつては独自の Web ブラウザを提供していた。モバイルデバイス市場が小さかったときは、それに何の問題も無かった。だが、コンピューティングの世界は、急速にモバイルへと移行していく。そのときに、モバイルデバイスの Web ブラウザで使用される検索エンジンが Google でなければ、Google の収入の道は断たれてしまう。
Android が存在する最大の理由はこれだ。Android は、モバイルデバイス上での Google 検索エンジンのシェアを維持するために存在している。
Google は、Android 自体から収益をあげる必要はない。重要なのは、モバイル広告なのだ。Google は利用者がいまどこにいて、どんな商品を好むのかがわかれば、モバイルデバイスを通じて利用者に最適な広告をプッシュできる。
Google はまた、電子コンテンツやモバイル向けサービスでも利益を上げることができる。音楽、映画、電子書籍などの電子コンテンツの販売や、地図情報サービスの提供などがこれにあたる。
コンピューティングの未来は、モバイルデバイスの中にある。広告の未来も、モバイルにある。つまり、Google の収益の未来も、モバイルにあるのだ。だから、Google は、Android を買収してその未来に参加した。
鳥小屋に入ってきたキツネ
Google の方針では、どんな企業が、どんな目的で Android を利用してもかまわないことになっている。この方針が Android の利用を加速させた。現在、Google は世界のスマートフォン市場で55%のシェアを獲得している。Google の「悪を為さない」プラットフォームは、スマートフォンではうまく機能している。
タブレット端末ではどうだろう。こちらは、うまくいっているとは言えない。
タブレット端末の世界は、Apple の iPad によって完全に支配されていた。iPad と同程度の価格の Android タブレットは、iPad の前にことごとく敗北している。
そんな中、Amazon の Kindle Fire は、「低価格」という強力な武器を持って登場した。Kindle Fire の価格は、たったの199ドル。どんなタブレット端末よりも、はるかに安い。
この価格設定は、Google にとっては多いなる不幸だ。この価格で iPad の牙城を崩すことは困難だが、Android タブレット市場を窒息死させ、エコシステムを破壊するには十分だったからだ。
Amazon はハードウェア販売では損失を出している。だが、書籍、雑誌、映画など、その後 Amazon が Kindle Fire を通じて販売するすべての製品とサービスでその埋め合わせをするつもりだ。Amazon にとって、Kindle Fire はハードウェア製品ではなく、何百万人もの顧客の手の中にある Amazon.com のキャッシュレジスターなのだ。
一方で、他の Android タブレットメーカーは、タブレット端末の製造と販売で損失を出すわけにはいかない。
結果、Android タブレット市場は、タブレット販売で利益を出したい大半の企業と、損失を出しながら販売しても何の問題もない Amazon との間の戦い、という構図になってしまった。
Android タブレットベンダーは、iPad との競合ですでに苦しい戦いを強いられてきたが、Amazon の登場により、勝機がほぼ無くなってしまったと言ってよい。
Changewave Research の調査によれば、タブレット端末の購入を予定している消費者のうち65%は iPad を買う予定だと回答している。これに対して、Amazon Kindle Fire の購入予定者は22%。Samsung Galaxy が4%。その他の Android タブレットを購入すると回答した人の割合は、全部あわせても1%に満たなかった。
Changewave は、Kindle Fire について「Motorola、RIM、Dell、HTC、HP、東芝など、2番手につけていたタブレット端末メーカーに対して壊滅的な大打撃を与える」と結論付けている。ASUS、ソニー、LG、Archos といったメーカーについては、言及さえしていない。
タブレット端末においては、ハイエンドの市場では iPad が勝者となる。ローエンドでは Amazon が支配する。残りのメーカーがつけいる余地は、ほとんどない。
Kidle Fire の前では、他の Android タブレットメーカーはまったく歯が立たないのだ。勝負はついた。これで、タブレット端末での Android エコシステムは終わりを告げる。
だが、ことはこれで終わりではない。Google にとっては、さらなる悪夢が待っている。
Amazon は Android を使って Google を追い込んでいく
Amazon は Amazon.com サイトの製品とサービスを販売するために Kindle Fire を販売している。そして、そこで販売するほぼすべてのサービスが、Google と直接競合している。
Android Market には、Google が Android ユーザー向けに販売するダウンロードコンテンツが並んでいる。「アプリ」「音楽」「書籍&文献」「メディア&動画」などだ。
ほとんどの Android タブレット利用者は、ここからアプリや音楽を購入することになる。そして、それは、Google の収入となる。
一方、Amazon の Kindle Fire のインターフェイスには、「Newsstand」「Books」「Music」「Video」「Docs」「Apps」「Web」といった項目が並ぶ。
両者のダウンロードコンテンツは、ほぼ同じと言えるだろう。だが、Kindle Fire でこれらの項目をタッチしても、それは Google の収益にはならない。Amazon の利益となるのだ。
「Newsstand」「Docs」「Web」も、Google が提供するサービスではない。
「Newsstand」は、Kindle で購読できる新聞や雑誌のことだ。「Docs」も「Google Docs」のことではなく、Amazon の提供するクラウドサービスを示している。
Google は、利用者に Google Wallet を利用して商品やサービスを購入して欲しいと考えている。だが、Kindle Fire を利用すれば、その必然性は全くない。Amazon はすでに利用者のクレジットカード番号を知っているのだから。そして、そのことは、利用者に対し他のサービスからでなく、Amazon.com から物を買うことを促す。
Kindle には標準的な Android 用 Web ブラウザではなく、Amazon が独自に開発した「Silk」ブラウザが搭載される。これには、「クラウドアクセラレーション」機能が搭載されている。Web ページのレンダリングをクラウド内で行うことで、高速な閲覧を可能にしている。
このクラウドベースのブラウザを利用すると、Amazon は利用者のインターネット行動すべてを把握できるようになる。利用者がインターネット上で訪れたサイト、読んだ内容、そのすべてだ。
Amazon は、利用者が訪れたサイトの Web アドレスは30日しか記録しないと言っているし、また、クラウドを利用しないオプションも提供している。
だが、このユーザーデータ収集型ブラウザは、Amazon の Google に対する真正面からの挑戦状だ。Amazon は利用者の行動を把握して、最適な広告をプッシュできるようになる。これは、Google のビジネスモデルそのものだ。
Amazon は、Google が登場する前から独自アルゴリズムを利用してユーザーに商品の「お勧め」をしていたこの分野のパイオニアであることを忘れてはいけない。
さて、では Amazon Kindle Fire タブレットの忌まわしい真実をまとめてみよう。
Kindle Fire は Google のモバイル OS を無料で利用しつつ、Android のタブレット端末エコシステムを破壊する。Android を利用したタブレット端末を販売するのは、Amazon 1社になってしまうのだ。さらに Google が Android で推し進めようとしているすべてのサービスと直接競合し、Google の収益をまるごと奪う。
Kindle Fire は Google にとっては何のメリットもなく、Amazon を利するだけのものだ。だとすれば、Google が Android OS によるタブレット端末のサポートを続ける理由はどこにあるだろうか。
Google は、Amazon にカモにされる前に、Android に対しての自滅的ともいえる「何でもあり」な方針を変更するべきだ。ライセンスルールを変更し、Amazon による好き勝手な利用を止めさせなければならない。
「悪を為すな」は良いモットーだ。
だが、今日から新しいモットーを加えるべきだ。それは、「カモになるな」だ。
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otobu123さん
Acer A500でアプリを移動ができません。どうしたらいいか教えて下さい。
アンドロイド初心者です。Acer A500(タブレット Android バージョン3.2.1)を購入しました。microSDに移動可能アプリを移動しようとしていますがうまくいきまっせん。移動アプリを起動すると、移動可能アプリが表示されそのアプリをタッチすると,当該アプリの画面に行くのですが,「microSDに移動」というような選択肢が現れません。
いろんな移動アプリを試しましたが全部同じでした。是非良きお答えをお願いします。
ベストアンサーに選ばれた回答
tdp747hさん
SDにアプリの一部を移動出来るのはAndroid2.xで、それは
スペックが低くROM領域が少ないからです。
大容量のROM領域持ってるハイスペックの
3.0~3.2では出来ないし
やる必要無いのでは?
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1475789859
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Amazon は Google をカモにしようとしている
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111124-00000019-inet-mobi
いかがでしたか?
また次回をお楽しみに。