とにかく紹介状をもって、大学病院へ訪れた。触診、内診、などがおこなわれ、結果は2bの限りなく3aに近いものという説明だった。先生が紙に卵巣や卵管、子宮などの図を鉛筆で書き、癌は、骨盤の近くまできており、骨盤に転位しているかどうかは、詳しい検査をおこなうということであった。骨盤に転移してたら、どんな痛みなんだろう・・・。死ぬってどいうことで、どういうふうに死ぬのだろう。いろんな思いがあふれてきた。

 大学病院は、難しい手術を待つ患者であふれており、手術はまだまだ先ということ。先生、即刻手術を受けなくて大丈夫なのですか、とおそるおそるきいてみた。なんでも、癌は10年ほどかかって大きくなったものであり、ここにいたっての時間のロスは大したことないといったような説明。まあ、たぶん、手術がつまっていて、私が泣こうとわめこうと、順番が早まることはないだろう。

 もう、まな板の鯉の状態で、ありとあらゆる検査をした。はじめて受ける検査ばかりであり、もう、何も考えず、ただ言われるがままだった。気持ちがハイになっていたこともあったと思う。検査の結果は、夫とともに聞くこととなった。