芸術家とは..その2 | 芸術と戯れる

芸術家とは..その2

2004年の年末に 韓国の連続殺人ユ・ヨンチョルの番組が放映されました。番組を見終わり不思議と共感するものが残りました。この人は最近の日本人の犯罪とは違うような気がします。それは貧乏、色弱、家庭崩壊とか殺人者に至る動機とか背景があります。

 それに若い頃から、絵の才能もありますね。そして下の赤字が彼の文章ですが、切れ味がありますね。少年の頃の夢を白い画用紙に例えていますが、私の場合は雪の降り積もる原野であり、そこを走り抜ける少年が老いと共に真理は得るが、夢は失うのであります。

 一人の男がいました。白い画用紙を広げれば何でも出来ると思っている夢ばかりが膨らむ男でした。

 画用紙に素敵な家と家族だんらんと世界中を思いっきり旅する夢を書き込めると思っている男でした。

 自分には画材道具を帰る豊かさもなく色すら識別できないということを知った時から絵から自分を遠ざけ孤独というやつと親しくなったのです。

  テレビ番組でも語っていましたけど「犯罪者と自分との違いはあるのか?」いう疑問であります。番組を見て、共感を得るのは殺人者と自分には境界はなく、同等の思考とか、価値観をなくしてありえない。彼が芸術家で成功を修め、こちらが連続殺人者になることもあるのです。

 今回は自分が連続殺人ユ・ヨンチョルになったかもしれない「ゾォ~」とする話ですが、最近の日本人の猟奇殺人者には成れない。何故なら、こちらはさっぱりわからない進化した人の行動でして、因果関係が薄い。いや~、この希薄な人間関係を背景にして行われている。すこしづつ、理解できるのが、不愉快であります。

 ユ・ヨンチョルも絵描きで生計が立てば、殺人者にならないですんだかもしれない。彼も「芸術家はつらいよ」の仲間にいれたい。

 本当に芸術家と殺人者の境はないと思うのである。狂気は生命の本質でありますから。地球を温暖化して、生命を危機におとしいれる先進国の情熱も、殺人者の狂気もどう違うのだろう?次回は登場人物にヒトラ-に参加してもらおう。我々の心の中に光も闇もあるのだ。