民主党 小沢代表
先日、TVの報道番組で、民主党新代表の小沢氏がインタビューを受けておりました。
場面は、衆議院千葉補選が行われる選挙区。
小沢代表は、選挙区入りした後、選挙区内の主要な支援団体へ足を運んでいる様子でした。
分刻みのスケジュールで、複数の支援団体を訪ねて、政策を訴えて、支援を申し出る。
ひとりの記者が、代表に質問しました。
「候補者とは、いつ会われるのですか?」
すると代表、
「候補者とは会わないよ!」
ここに、小沢氏の戦略、本気度を見てとることができました。
候補者と並んで選挙カーに乗って
候補者の手をとって、万歳をして、
名前を連呼する。
これが、選挙応援の常識と思われているように感じられます。
ものごとには、役割分担があります。
また、組織運営のKEYみたいなものがあります。
候補者は候補者として すべき行動をとる。
代表は、代表の仕事をする。
それを自分で見せた代表に、民主党再生の希望を感じました。
学生サークルと言われた民主党に、今、大人の組織へ変化するチャンスがやってきたと思います。
会社でも同じ。
社長が 2・3年目の社員の仕事に 口出しし始めたら、
その会社は、間違いなく、衰退の道をたどります。