平成頃からなのかな、歌手をアーティストと呼ぶようになった。アーティスト つまり 芸術家という括りか? 少し思いを



俺は 彼らはアーティストではなくシンガーだと思っている。若干 『アーティスト』という括り方に疑問がある。

歌 を『芸術』まで高めることができる シンガーは爪の先もいないのでは? というのが持論。

音楽はもちろん芸術になり得るものなんだけど、

決して そこまでのモンじゃねーだろ 的な思いはない。ただ メディアで アーティストは〇〇さんです。みたいな? それは違うのかな〜と!


歌手 シンガーである誰かが歌った歌が 少しの…

または時間を経て『芸術』になることはあると確信してるけど、初めから彼ら もしくは彼女らを

『アーティスト』と決めつけ括ることが俺には納得いかない。イコール『芸術家』なのだから。


音楽はそもそも 写真や絵画という2次元のアート。

彫刻などの3次元のアート。またかくして出力され耳に届くが、消えていくモノが音楽なのだ。

言ってみればそれは4次元のアートだ。もしかしたら5次元や6次元かも?


俺は『餅は餅屋』だと思っている。

歌詞を書く人がいて、その歌詞の世界を 作曲 でさらに世界を作り、そのできあがった 世界 を

考え、感じ、想像し、妄想し、疑似体験し…

表現する人を『歌手』『シンガー』と呼ぶものだと思う。

そして 人の耳に心に届き、経て『芸術』に昇降』するものだと…

なので、いまから歌う歌がなんなのか?さえも分からない時点から『アーティスト』として括ることが、どうしても納得いかない。〇〇の歌った、〇〇という歌 曲 はアートだよ!そんな表現が正しいのではないかと思う。ミケランジェロもショパンもピカソも『アーティスト』であると言われている。

確かに『芸術』と疑わないモノが数百年を経てあるのだから 間違いなく『アーティスト』であろう。

でも 彼らにも『芸術』にはならない『美術品』があったに違いない。


ここ数年 平成からなら数十年。表現が日本語として変わったのか? 使い方がおかしいのか?


俺の見解的には、良きにも悪しき にも YouTube などでの音楽 歌 の配信は影響があるのだと思う。

好きな部分、聴きたい部分を抜き出して、繰り返して聴く というクセ。

つまり 音楽というアートは4次元を抜け出し、もはや2次元なのだ。耳を通り過ぎ 心に残る『歌詞』の『言葉』を噛み締め、感じる『歌』からは時代とともに変わったのだ。『餅は餅屋』この時代も終わった。自分で歌詞を書き、曲をつけ、自分で歌う。

これが現代のスタンス。そこに『表現者』である。という事実はおそらく ない! それは決して悪いことではない。伝説の『尾崎豊』もそうだったのだから。 なんら変わりはないのかもしれない。


なのに、いい曲 声 だな と思い聴いてみよう!

って思い聴くことがある。ん? なんて歌ってるの?

すごくいいんだけど… いまなんて言った?

もう一度… 耳に神経を集中させて聴くけど…

なにを言ってるのか? 本気で聞き取れない事が多い。世代ではないはずだ。同じ日本語なのだから。ましてラップでもない… つまり『餅は餅屋』でないので、『歌詞』の持つ フレーズ リズム と いいと思ってつけた『曲』はリンクしないのが多いのだ。

『餅屋』はそこをキチンと考えて作っていた。


2次元の音楽 と俺が言う理由。

歌詞 自体に共感するか しないか?は世代で変わるのは 仕方のないことではあるけど… せめて!インストロメンタルでないなら、歌詞は解読させて欲しい。そこで『芸術』は生まれるかもしれない!

YouTube SNS で聴きたいとこ 聴きたい歌詞

これだけ繰り返して聴くという習慣は音楽を3次元から2次元にする。文明の利器 と言えばそれまでだけど… イントロ 間奏 アウトロ そんなこともいまは必要ないらしい。飛ばされてしまうので 要らないそうだ… YouTube 再生回数 数億回 の『アーティストとやら! 特段 ディスるわけではないが、『歌詞』分からんよ〜 何度も何度も聴いた。いい曲なんだけど 声もシビれるんだけど〜 なにを言ってるの? 曲に乗せて なにを『表現』してるの?

つまり『芸術』ではなく『美術品』であり、

『聴く』モノではなく『聞く』モノに変化してるのだと思う。『聴く』と『聞く』は別物だし

聞きたいところまで『飛ばす』まさに『聞く』モノに変化してきた。

なので『アーティスト』とは呼べないのではないか…? 数年 否 もっと短い時間で忘れ去られるモノかもしれない。尾崎豊 は数十年 色褪せていない。

聴いていると 曲と声にのって 歌詞が耳に 心に届く。その辺 違うのかな〜と 

いま かつての『フォークソング』のような時代が再度到来しているのかもしれない。

信者には分かる。ま、それも音楽なのは間違いないことではある。


ただ!! 『アーティスト』 ではない!

他の ネーミングは考えるべきだろう。なぜ『シンガー』ではダメ? 歌ってたらきっと『アート』となる曲は生まれるだろうに…


変わっていく日本語の一つなのか…