マジ女の入学式も無事?終わり、生徒達はまたいつもみたいに自由に動き始めた

優子「あ~かったりぃなぁ」

先ほど強烈な一撃を放った大島優子は教室で椅子にもたれながら呟いていた

優子「ん~まだこの学校わかんねぇから校内捜索でもすっかなっ」

ガシャンッ
勢いよく立ち上がり教室のドアを蹴破り走って行った





ダーツの飛び交う音がとある部屋に響いている
ここはマジ女の吹奏楽部の部室である
マジ女の吹奏楽部はマジ女内でも最強の武道派達が厳選された最強武道派集団

通称「ラッパッパ」

そこの部室には簡単には入れないほどの威圧感だ

?「なんか今回の新入生は意気が良さそうだな?」

?「わかんないよ?ただの粋がりかもしれないじゃんっ」

2人の部員が新入生について口論を交わしている

?「でもあれだろ?1人の新入生が2年の雑魚を一撃でぶっ飛ばしたって話だぜ?」

?「ゼッちゃん、その話信じてんの?アハハハ、面白ーい」

ゼッちゃんと呼ばれているのは金髪に金のスカジャンを纏っているラッパッパ四天王の大将、ゼロだ
本名は秋原 零(あきはら れい)なぜゼロなのかと言うと名前の零を英語でゼロだからであるらしい…

ゼロ「うるせぇな?ホントかもしんねぇじゃん」

もう1人は茶髪をカールさせて銀のスカジャンを羽織っているマスクこと池田 梓(いけだ あずさ)だ
マスクと呼ばれている由来は四天王しか知らないらしい


マスク「ホントだったら面白いけどねぇ…フフフ」




優子「ん~ここはなんなんだぁ?」

優子は今、図書室でさまよっていた
っとそこに1人の生徒がいた
彼女はただじっと座っていた

優子「お前、何やってんだ?」

優子はその子に近づき尋ねた
すると彼女は優子に視点を合わせ口を開いた

?「ねぇ、タイマン張ろうよ?」



キーンコーンカーンコーン


どこかで鐘の鳴る音がする
馬路須加女学院
通称マジ女
ここ一帯では最強と言われているほど有名なヤンキー高校だ
マジ女の奴を道端見るだけで他のヤンキー高校の奴らは逃げていく
それほどこのマジ女には粒が揃っているのだ
そんなマジ女だが今日は入学式体育館では全校生徒が早く終われと言わんばかりな態度だ

「あ~、だりぃ」

「早くしろやぁ…」

「ふぁ~…」


そうしていると大きい扉から新しい生活を迎える新入生達が入場してきた

辺りは一気に新入生達をガン見
っとそこに1人の新入生がステージに勢いよくジャンプして登壇し教壇にセットしてあるマイクを手にとった

キーーーンッ

辺りにマイク音が響き全校生徒が耳ふさぐと同時に怒りを表にした

「てめぇナメてんのかぁ!!!」

「ぶっ飛ばしたろかぁ!!!」

2、3年のあげている罵声をかき消すかのように彼女は言い放った


?「おめぇら!よ~く聞けっ
私は…このマジ女で頂上(てっぺん)目指してやっからな!」


茶髪の豪快なトサカヘアーに腕捲りをした短いセーラー服、チェーンをジャラジャラと付け床を引きずる勢いのロンスカ
胸元には光るペンダント

そう彼女が後にマジ女最強のヤンキーになる器の人間
「大島優子」である
この頃は中学の名残でトサカヘアーであった


優子「かかってこいよ雑魚共がよ!!」

当然、この挑戦に黙っている者などいるはずはない

「ふざけんなよ一年坊?」

1人の2年が立ち上がり、優子の元に足を動かし胸ぐらを掴んだ

優子「なんだよ?脅しのつもりか?」

優子は笑って余裕を見せる

「いきがんじゃねぇよ!!!」

2年は拳を勢いよく優子の顔面目掛けて振り下ろした
しかしいとも簡単に受け止め

優子「雑魚は雑魚なんだよっ!!!」

優子の渾身の右ストレートが2年の顔面を直で捉えた

「ぐふっ…」

バタリッ
2年は音を立ててその場にダウンした

優子「あ~あ、つまんないのっ」
辺りは騒然としていた
そしてこの事がキッカケに優子はマジ女の奴から狙われる事を知らなかった
今からする話は
今は亡き
あの偉大なる最強の
大島優子の三年間の話

マジすか学園・外伝