forget-me not | taburogu

forget-me not

明日の朝、目覚めないとならないと思うと辛い。予定に縛られるのが苦手で、週末の予定すら決められない。片足を残して中途半端に逃げるのは悪い癖だ。そうわかっていても変われない。いっそ全てから逃げてしまえば良いと思い、未だに出来ていない。黄色い線の内側で律儀に待つのが、俺にとっての精一杯の毎日みたいだ。

閉塞した環境で成功しても、自意識過剰になるばかりで意味がない。それだから約束をしたけど、結局守ることができなかった。ズルをして、嘘をついて、見た目は普通なそんな生活を止めなかった。目紛しく過ぎる時間に追いつけなかった。激しく残る後悔は誰の為なのだろう。そしてそのまま、今にも潰されてしまいそうになるのだ。

きっと毎日何かに怯えて生きている。それだから、日陰ばかり選んで進む。誰かとつるまずに一人で生きて行こうとしている。時に埋もれて語られるなら、いっそのこと風化してしまいたい。ひっそりと誰にも知られずに消えてしまいたい。なぜなら俺は、本当に駄目な人間であるのだから。

ゲイのブログ検索サイト - ゲイログ  人気ブログランキング