新庄は伝説のベースボールスターになれたのか? | タブロイド監視委員会

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東スポ・夕刊フジ・日刊ゲンダイといったタブロイド紙の“前垂れ”や週刊誌の中吊り広告から社会の動きを独断と偏見で読み取ろうという大胆不敵なブログ(笑)。

20061027

日本ハムファイターズの日本一決定で今シーズンの幕を閉じたプロ野球。あの新庄が最後に全てをかっさらっていった感がある。シーズン中の激しい優勝争いやドラマはどこへやら、日本一決定で監督より先に新庄が胴上げされるという珍事まで起き、新たな新庄伝説を作って今年のプロ野球は全て幕引きとなった。


阪神タイガース時代は理論家の野村監督がサジを投げるほどの野生児ぶりを発揮し、メジャーへ行ってはハリウッドスター気取りであっけらかんと野球をやり、日本に戻れば様々な素っ頓狂なパフォーマンスで物議を醸しつつ、北海道に本拠地を移した日本ハムファイターズを人気球団に変え、「札幌ドームを満員にする」「日本ハムファイターズを日本一にする」という公約を見事に実現。しかも笑顔で引退宣言をした年に、だ。なんという強運な男だろう。プロ野球入りしてから明るい天然野生児として親しまれる反面、バカ扱いもされてずっと異端児だったが、周囲の声など一切耳も貸さず、とうとう野球人として頂点に上り詰めてしまった。


過去にこんなプロ野球選手がいただろうか。まさ現代版の「記録より記憶の選手」だ。日本一になっても笑顔で行くかと思いきや、試合終盤ですでに泣きっぱなしの新庄。最後の打席は泣きながらフルスイングで三振とは、誰も予想しなかったに違いない。数々の新庄語録の中に「野球は暇つぶしですから」という言葉もあるが、そんな彼も実は愛用のグラブは17年も使い続けているなど、誰よりも野球に真摯だった面も。天然野生児のように演出しつつ、実はこれまでの語録やパフォーマンスも全て計算された頭脳プレイだったのかもしれない。恐るべし。


タブロイド紙は、早くも新庄のこの後の人生をあれこれ邪推している。「もう、野球にかかわることは今のところないかなぁ」と言ったことから、夕刊フジは「野球決別宣言」と書き、日刊ゲンダイは「転身 実業家」、東スポは東スポらしく「自衛隊と契約」と書く(なんじゃそら?)。ま、この野球決別の言葉も彼の華麗なる計算された言葉で、まんまとメディアは乗せられている可能性もありそうだが。一方、日本シリーズで敗北した中日ドラゴンズの落合監督は進退伺いを出す方針で、日刊ゲンダイは解任説とメジャーリーグの監督が後任としてやって来るとの推測を書いている。続投の可能性もかなり高いと思うのだが、さすがタブロイド紙はそんな意外性のない展開は書かない(笑)。しかし、新庄はこれからTVで出まくりなのだろうか?それはそれでちょっと困った話な気もするが(笑)。


ネットの話題が大好きな夕刊フジは「麻生太郎 ラルク アンシエル 衝撃合体?」という見出しの記事を載せている。これは、Yahoo!で「ラルク アンシエル」とキーワードを入れて検索すると上位になぜか麻生外務大臣のホームページが出てくるというもの。誰かがYahoo!のロボットがそういうデータを収集するよういたずらしていたらしい。パロディのフラッシュがたくさん作られたり、とにかく麻生氏はネット上での人気が抜群に高い。これもネットの麻生伝説の一つとして記録されるのだろう。


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■夕刊フジ
 緊急会見 新庄 野球 決別 宣言
 中国 画策 金 打倒 政権
 麻生太郎 ラルク アンシエル 衝撃合体?


■日刊ゲンダイ
 新庄 転身 実業家
 大荒れ天皇賞の穴馬
 落合 解任 後任は大リーグ監督
 風前 小泉 チルドレン

■東スポ
 巨漢レスラー 路上 爆睡
 新庄 契約 自衛隊


■ナイガイ
 京都 福島 東京確定
 バルク 8 天皇賞特集

関連本など
新庄の数々のエピソードを取り上げつつ、新庄の「バカかっこいい」魅力に迫る本。 プロ野球界の常識を変えた男が突然の引退宣言の舞台裏は…。