大地震から、4日が経ちました。


被災地の方、原発の近くの方はもちろん、
大きな揺れに遭遇した方、
テレビに映し出される信じられない光景を見て心を痛めた方、
みなさん、どうぞ心身を十分いたわってください。


今日ご紹介したいのは、紙コップです。
(写真は、家にあった、発砲スチロール製のもの)



食器に心癒されて-紙コップ


私は3/11、昼過ぎに仕事が終わり、
日本橋三越の5階の食器売り場を見に行っていたときに、
はじめの巨大な揺れに遭遇しました。


店員の方たちの、迅速な対応と指示に助けられました。


横浜の自宅に帰るべく、歩き始め、
途中、銀座のアンティーク屋さんで休憩させてもらったあと、
東横線が動くことを期待して、渋谷に向けて歩こうと出発。


食料を調達するため、コンビニはどこも品切れなので、
とあるホテルの売店でお菓子を買うことに。
ロビーのテレビで、今回の地震のすさまじさを知ります。
そして、画面には、人であふれかえる渋谷駅の映像も。


大勢の人たちが、ホテルのロビー、地下、中2階で、
椅子や床に座っていました。
なかには宿泊手続きを待つ人もいたでしょうが、
多くは、電車の復旧を待つ人たちだったと思います。


渋谷行きを断念し、中2階で電車の復旧を待つことにしました。

ロビーや廊下にあふれた人は、結局数百人になったのではないでしょうか。


おどろいたのは、ホテルのスタッフの方たちが、
この大勢の人たちを、「お客さま」として、
毛布や水の提供などのこころづかいをしてくれたことです。


電車の復旧があるごとに、情報をアナウンスしていただき、
また、随所にテレビが設置され、
一体何が起こっているのかを知ることもできました。


深夜に電車の復旧の知らせを受けて去った人も多くいましたが、
本当に大勢の人が、夜を明かしました。


そして朝、ホテルのひとりのスタッフの方の声が響きます。

「簡単なスープとパンをご用意しました。どうぞお召し上がりください。」

驚きました。
支給されている場所で手渡されたのが、
二重にされた紙コップに入った温かいスープでした。


大きな揺れに遭遇したのは、スタッフの方も同じこと。
また、みなさんも、自宅があり、また家族がある人もいるでしょう。


しっかりと落ち着いた、細やかな対応、
本当にありがたかったです。


しかし、また申し訳なくも思いました。
被災地では、大変なことになっているのに、
帰宅困難というだけで、これだけの対応をしてもらって、と。


しかし、気を取り直して、

このとき体験した、人のこころづかいのありがたさを忘れずに、
いま自分のできることをしようと思いました。


今、被災地のためにできることは、
物資を送るよりも、義援金の方が良いようです。→
ひとまず募金をしました。


いま避難生活を余儀なくされている人たちが、
また、「お気に入りの自分の食器」で、
ご飯を食べられる日が、早く来ますように。