モロッコ
子供の頃、松田聖子が”マラケシュ”という歌をうたっていて、歌詞は殆ど覚えていないのだけれど、”迷路の町、マラケシュ”というフレーズや、どこかエキゾチックな音色に妙に心惹かれたのを覚えています。(笑)
それ以来、多分ずっとマラケシュに憧れ続けていたような。。。
マドリッドから胸ワクワクしながら飛行機に乗り込み、最後の方に乗ったけれど窓際に座れ(自由席)、気持ちは既にモロッコへ。。。
ただ隣りに座った民族衣装を着たモロッコ人男性と思われる方が、革のようなかなーり強い匂いと(モロッコは革製品も有名のよう)、その日は暑くて汗をかいたからか、いろんなパンチの効いた強烈な匂いがプンプン匂ってきて、私はノック・アウト寸前。
何かとちょいちょいコミュニケーション?をとってくるのですが、飛行中はずっと窓に顔をつっぷしてうなだれていました。^^;
そんな風にしてても彼は、私の前ポケットからエチケット袋を取り出し、丁寧に折り広げたかと思ったら”いいか、気持ち悪いならこうやってやるんだぞ。ゲー-”っと思いっきり吐く真似をしたり、・・・・・・苦笑いの連続の機内でした。
(念のため・・・、モロッコにいってそんな風に匂う人には会わなかったので本当にたまたま)
それでもマラケシュの空港に到着しタラップに立った瞬間から、マドリッドよりも、そしてフランスよりも格段に強い日差しを浴び、空港建物に大きく書いてあるアラビア語の文字に異国にきた!、という嬉しい気持ちで一気に元気復活なのでありました。
タクシーかバスか迷ったけれど・・・・・現地密着型(?)、バスで旧市街のリヤド(邸宅を改築した宿。モロッコの伝統的な建築が楽しめます)へ向かいました。
旧市街の中にバスは入っていけないので、そこからは迷路の中、人に聞きながらリヤドを探す。
ガイド・ブックに書いてあったので少し警戒していたけれど、一人の人以外は誰も聞いたからといってチップを請求してくる人もおらず皆親切に教えてくれて嬉しかった♪
請求してきた彼も、彼がいなかったら通り名もホテルの看板もないリヤドには絶対辿りつけなかったので感謝♪
都会だと誰かに何かを聞くときに、誰に聞こうかと一瞬迷うけれど、こういう所は黙っていても人がよってきて、時にそれが面倒臭い~と思う時もあるけれど、でもやっぱりこの人々の人懐っこさや、距離の近さがとても心地よかったりします。
旧市街のフナ広場、こんなナッツ&ドライ・フルーツ屋さんを突っ切って。。。
迷路の中へ♪
想像していたような風景が目の前に広がりテンションが上がります。
リヤドでは優しいマダムが迎えてくれ、中庭でミント・ティーとモロッコ・スイーツをいただきながらチェック・イン。
モロッコ観光、スタートです♪
洋菓子教室 TABLE SALON http://www.matsunagahiroko.jp
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