レトルト食品
最近、メトロのホームの大きな広告で目立っていたもの。
アジアン・フードのレトルト食品の宣伝。
この女の子のように、アジアの人というとどうしてもこのように細くてちょっと釣り上がってる目がシンボルのようになっている気がする。
アジアでも、もちろんこのような目の人ばかりではないけどなぁ~、なんて軽~く複雑な気分。
まぁ、そんな事は周知の事実でたいした事ではないのだけれど。。。
でも、そう言えば中南米にいた頃、よく道すがら"チーナ”、"チニータ”と言われた。
中国人、チャイナちゃん・・・みたいな感じで。
”アジア人なら中国人”みたいな短絡的な考えに、そして私は日本人なのにという思いで、頻繁に言われると最初の頃は腹を立てていたものだった。
でもいちいち腹を立てていてもしかたがないし、大半の人は悪気があって言ってるわけではないから途中から気にするのをやめた。
「ソイ ハポネサ」(私は日本人だよ)って訂正したりする時もあったけど・・・途中からそう呼ばれたら「ニーハオ」にすることにした。
そう言えば、そう言えば・・・
10年近く前に半年程インドにいた時は、とにかく「コンニチハ」と日本語で話しかけられた。
もちろん正しいのであるけれど、これもあまりにあまりに頻繁だと正直うざく感じてしまって聞こえないふりをする事もしばしば。。。
(でもインドは人がとってもフレンドリーで親切でもあり、しつこくもあり(笑)、憎めない感じで大好きな国のひとつなのであります)
でも1年半程前に行ったら、案の定「コンニチワ。ゲンキ?イツキタ?」等と話しかけられるのだけど、再び聞こえないふりをしたら、今度は「アニョハセヨ~」になった。で、その後も韓国語でなんやらかんやら話しかけられた。
最初は驚いたけど、この感じは滞在中ずっと続いた。
それだけ韓国人観光客がとても多くなっていた。
今までは外国どこに行っても日本人がいるといった感じだったけれど、最近はいろんな所に韓国人の方が本当に多い。
今、通ってるパリのル・コルドン・ブルーも、一昔前はアジアの生徒と言えば日本人と言っても過言ではなかったと聞いていますが、今は韓国人、そして中国人もとても多いです。
パンフレットも今まではアジアでは日本語しかなかったけれど、今では中国語でも作っているのだそう。(多分、韓国語も)
相当、話しが脱線してしまいましたが。。。
広告通り、スーパーでは春巻き、餃子、焼きそばなど、アジアンチックなレトルト食品がたくさん売られていました。
そして、その隣りには日本でも有名なジョエル・ロブションさんが監修したと思われるレトルト食品も。
アルザス地方名物のシュークルートもこんな風に売られていました。
(キャベツを乳酸発酵させたものに、ソーセージや豚肉などを乗せ蒸し焼きにしたもの)
よくスーパーで並んでいる時、考え事をしながらも時々他の方の買ったものに目がいってしまう時があるのですが、(ベルトコンベアーのような所に自分でカゴから商品を出して並べていくのでよく見える)、おじいちゃんとかがチーズやワイン、ヨーグルトなどを買っているのを見ると食文化の違いをつくづく感じます。
昔、私のおじいちゃんがチーズやヨーグルトを買ってるところも、食べてる所も見たことはなかったなぁって。。。。
食文化が違うのだから当たり前なんだけれど、いちいち興味深いのでありました♪
おしまい
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