もみの木
12月に入ってパリもすっかりクリスマスの雰囲気が高まってきました。
お花屋さんやスーパー、マルシェでも”もみの木”が売られています。
よく見るのがこうやって枝が横に広がらないように白いネットを被せて売っている所。
小さいものから大きいサイズまで売られていて、小さいものだとこうやって手で持って帰る人も良く見かけました。
また、スクーターの足場?に割と大きいもみの木を乗せて走ってる人もいました。
正面から見たら顔が木で隠れてしまって、まるでもみの木がスクーターに乗って走ってるみたいな図になりちょっと恐かったけど
微笑ましかったのが、小さな男の子を連れたお父さんが、買い物カートにもみの木をいれ引っ張って歩いていました。でもこれはかなり大きな木だったから安定も悪くて倒してしまって。
そしたら子供がお父さんに、何か一生懸命言っていました。多分 「パパ、頑張ってー」みたいな。
パパ、照れ笑いしながらもかなり必死で
でも、本物のもみの木を持って帰って家族で思い思いの飾りつけをするなんて、なんて贅沢で素敵な事だろうと思いました。
小さい頃、組み立てて作るプラスチックの枝のクリスマスツリーだったけど、毎年父と母に作ってもらったのがすごく嬉しかったのを思い出しました
あの男の子も大きくなってもクリスマスの思い出は忘れないんだろうなぁ・・・
でも・・・ふと現実的な話し、クリスマスが終わるとこのもみの木はどうなるんだろ?
生きてるから毎年買う訳ではないんだよね。デコレーションを外して、また翌年の出番まで大切に育ててもらえるのかなぁ・・・?
語学学校の先生も先週末(12月5,6日)にクリスマスの準備を全部すると言ってました。「準備は大変だしプレゼントも買わなきゃいけないし・・・あー、考えるだけで頭が痛い」!と
皆が「えっ?」って顔したらすぐに「あ、でもそれさえ済めばクリスマスを待つまで本当に楽しみだんだけどね」とも付け加えて
何度か足を運んでいるパティスリーで、こちらに来たばかりの11月末はまだ見なかったブッシュ・ド・ノエルが売られているのを見ました。美味しそう。クリスマスだなぁ
街角には教会でのゴスペルのコンサートの案内のチラシ等が張られたり、いろんな所でクリスマスの雰囲気を感じられます。
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