ルーブル美術館
パリに着いて一週間が経ち、ようやくいろいろ落ち着いてきました
到着3日後には早速、語学学校が始まりました。
初日にはレベル分けテストがあり、筆記は半分以上を白紙のまま提出する有様で・・・
でも、インタビューではしどろもどろながらもなんとか答えていったら下から3番目のクラスになりました。
1番下ではなくて良かったと低次元レベルで自分を慰めたものの、超が付く程の初心者には変わらないわけで、授業についていくのが大変です。
先生が何について話しているかを理解する為に、何とか知ってる単語を拾おうと聞くことに必死で集中して、質問には理解したばかりの言い回しや単語を交えながらなんとか文章にして答え、と毎回授業が終わる頃はぐったりしています
でも、とにかく今は1月から始まるコルドン・ブルーのお菓子の授業についていけるよう頑張るのみです。
金曜の授業の終わりには先生が ”皆さん、週末は何をする予定ですか?” と聞いてきました。
私は ”ルーブル美術館に行きたい。だって聞いたから。無料だと。” と幼稚園生が答えるような文法で答えたところ、急に先生の顔が曇り ”Greve" と言うのです。
Greveの意味が最初わからなかったのですが、ストライキで多分休みになるだろうという事でした。
(*Greveのaccent graveはつけていません)
毎月第一日曜は主な美術館が無料になると言う事で楽しみにしていたのに・・・
聞いたところによると、日本でもこのストライキの事がニュースになったそうです。
でも日曜の今日、ダメもとでルーブルまで行く事にしました。
そうしたら、あれあれ、地下鉄を降りたところから既にたくさんの人が。
もしや、と思ったらなんとオープンしてたのです。やったー!
フランスはストライキの多い国というイメージがあり、中に入ってもまだ半信半疑で、ついインフォメーションの目力の強いお姉さんに ”今日はストライキでお休みではないの?” と聞いたら ”今日は無料の日、やるわよ。でも明日は休むわよ” と。
わははー、すごい
ストライキをやったら大きな損害が出るのに、無料の日こそ開けてくれるその心意気(?!)
いや、でも出来れば世界中から人々が集まるような美術館でストはやってほしくないのだよ・・・^▽^;
でも、とにかく今日はルーブル美術館を充分に堪能する事が出来ました。
ふと、昔旅行で来た時の事を思い出しました。その日しか見れないからと朝から晩まで歩き続けて見て回り、最後はヘトヘトになった事を・・・。
でも、今回はしばらく滞在するのでまた来れるという思いと、無料という嬉しい日が毎月あること、そんなこんなで気持ちにも余裕ができ、今日は全部を見ずにとりあえず見たかった所をゆっくりじっくり堪能する事が出来ました。
美術館を出た時には外はもう真っ暗だったのですが、満足感でいっぱいで家路に着きました。
(今日は久しぶりの晴れ間がのぞきました)
(いろんな言語が聞こえてきて世界中から人々が集まってるのを実感します)
(夜のライトアップは本当に幻想的です)
また来よおっと
今日はランチをしっかり食べたので夜は軽くチーズとバケットとワインにしよう。
でも、日曜でチーズ屋さんはお休み。
スーパーでチーズとワインを購入。(Riche Mazet Cabernet Sauvignon / Pie d' Angloys)
パン屋さんでバゲット(pichard)を購入。
締めて5.91ユーロなり。
約800円弱かな。
信じられない安さ
ざっと見た感じチーズは日本の1/3位のお値段で買えるし(もっともっと安いものも)、ワインもお家用のテーブルワインなら400円位からあるし(これももっと安いものも)。
見てると、フランス人も手頃なお値段のワインを気軽にサクサク買っていく感じ。
でも安かろう悪かろうではなくて、さすがワインとチーズを生産している国、種類も量も本当に豊富で・・・これがデイリーフードなのだから、安いのではなく適正なお値段なのかもなと思ったりもしました。
でも日本の値段に慣れてるとちょっとびっくりでした。
どれもとても美味しくいただきました
ちなみにスーパーのチーズの陳列棚です。全然写りきれていない位、広い面積を使ってたくさんのチーズが売られています。
心もお腹も満足。明日も良い一日になりますように
長くなりましたが、読んでくれてどうもありがとう
洋菓子教室 TABLE SALON http://www.matsunagahiroko.jp