マーダーミステリーについて
近年において、人狼ブームがいったん落ち着いたタイミングで流行りだしたのがこのマーダーミステリー
「ゲームは1回だけしかできない」という謳い文句は一度はみた人はいると思うが、
要はネタバレしていない状態で楽しむのが基本とするゲームであるため、一度やってしまうとそのストーリ鮮度を味わえないというものである。
とはいえ、実際はあてがわれた配役を代えて楽しんでいる人もいるが、
マーダーミステリーというだけあってミステリーのネタばれしてしまうと、幾分新鮮さがなく、犯人捜しのディペートゲームになってしまう点は苦めない。
最近では、カードゲーム方式でのミステリーゲームも作られている。
自分自身も試しにつくってみたが、犯人隠匿系ゲームの派生として広がっているように感じる。
マーダーミステリー自体の販売価格が安い物では1000円2000円だが、装飾などを凝ったものだと8000円1万円ぐらいの高級なものも存在する。
そこでカードゲームとして何度も遊べる形にすれば幾分リーズナブルであるし、ゲームシステムをこだわれば、毎回新鮮に楽しめる要素が生まれるので、そこはゲームデザインの出来にかかる。
そこで一つ紹介すれば
「そういうお前はどうなんだ?」
マーダーミステリーというのは、あらかじめキャラクターをあてがわれれ、それに沿ったキャラプレイを行い、それぞれの目的を行いつつ、勝利条件へといざなうゲームであるが、このゲームには真実はなく、状況証拠を元に、いかに「でっちあげ」、つまり冤罪というなすりつけあうゲームである。
真実はその場で作られていく、名探偵になるか、たんなるダメ探偵になるのもプレイヤー次第という。
パーティゲームとしては面白いカードゲームと思う。