一休み。
カードゲームの中でプレイヤーの匙加減、感覚で勝敗が決まるものがある。
そこは「ごっこ」遊びと同じくある程度の融通や臨機応変さを求められるのもアナログゲームの面白さの一つと捉えてほしい。
その中で「ワンス・アポン・ア・タイム」というカードゲームがある。
これはプレイヤーに物語の結末のかかれたカードをもらい、その結末になるよう辻褄あわせていき、最後に自分の結末カードが違和感なく終わらせたら勝利。というもの。
この物語を繋げるのが、カードに記載されている登場人物や場所、状況などがあり、それを自分の口で、トーク力で上手く物語を語る。まさに物語の語り部として競うようなゲームである。
ただカードの出方によって辻褄にどうしても合わせられるか微妙なものもある。
それがまさにプレイヤー間の融通さが問われる。敵味方で分かれて戦うゲームというより、その場を面白く過ごせればいいと言ったゲームと考えた方が良い。
昼下がりのお茶を飲みながら談笑がてら遊ぶゲームとしていいかもしれない。
