季節のデザート~クラフティ | 喜八郎の道中日記 *小さなフランス料理店復活までの日々*

喜八郎の道中日記 *小さなフランス料理店復活までの日々*

新たなステージへと歩み始めた喜八郎。
その道のりは意外と長く険しいものに…?こうなったら、焦らず騒がず機を待つべし。
黙々と復活の機会を待ちながら、日々料理の道を究めるべく精進する喜八郎の奮闘記!

グラースのデザートは、季節のフルーツをたっぷりと使います。


冬は柑橘、夏はメロン、秋は栗、春はベリー…などなどラブラブ


それをさらに、焼きたてや作りたての状態にこだわり、温度や食感を変えてお出しします。

その時期、その場でしか楽しめない旬のデザートです。


今月のデザートはこちらキラキラ


grace グラース kihachiro HACHISUKA *小さなフランス料理店の日々*


クラフティ・オ・スリーズさくらんぼ


アメリカンチェリーのクラフティです。


クラフティはシンプルなフランスの地方菓子で、いろいろな果物を使って作りますが、

スリーズ(チェリー)を使うのは、シェフ喜八郎が働いていたブリーブという地方。


グラースのクラフティは、そのブリーブの地方菓子をアレンジしたものです。



このきわめてシンプルな地方菓子を出すにあたり、

シェフがこだわったのは「焼きたて」という贅沢感。


本当にデザートの直前に焼き上がるようにタイミングを計り、

焼きたての熱々をお皿に盛りつけます。


これはほんと、中はやけどするぐらい熱いので要注意にひひ


そのほかに、クリークというチェリービールとスパイスでマリネにしたチェリーを添えて、

そのマリネ液で作ったグラニテを添えてあります。


冷たいグラニテと熱々のクラフティ。


見た目はシンプルですが、レストランでしか味わえない究極の贅沢デザートですラブラブ