グラースのデザートは、季節のフルーツをたっぷりと使います。
冬は柑橘、夏はメロン、秋は栗、春はベリー…などなど
それをさらに、焼きたてや作りたての状態にこだわり、温度や食感を変えてお出しします。
その時期、その場でしか楽しめない旬のデザートです。
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クラフティ・オ・スリーズ
アメリカンチェリーのクラフティです。
クラフティはシンプルなフランスの地方菓子で、いろいろな果物を使って作りますが、
スリーズ(チェリー)を使うのは、シェフ喜八郎が働いていたブリーブという地方。
グラースのクラフティは、そのブリーブの地方菓子をアレンジしたものです。
このきわめてシンプルな地方菓子を出すにあたり、
シェフがこだわったのは「焼きたて」という贅沢感。
本当にデザートの直前に焼き上がるようにタイミングを計り、
焼きたての熱々をお皿に盛りつけます。
これはほんと、中はやけどするぐらい熱いので要注意
そのほかに、クリークというチェリービールとスパイスでマリネにしたチェリーを添えて、
そのマリネ液で作ったグラニテを添えてあります。
冷たいグラニテと熱々のクラフティ。
見た目はシンプルですが、レストランでしか味わえない究極の贅沢デザートです