6月のメインディッシュは、鹿児島産黒豚のローストです
豚肉とはいえ、侮るなかれ。
絶妙に火入れを施したジューシーな豚肉は、目から鱗の美味しさです。
野菜使いばかりが注目されがちですが、
喜八郎、実は肉や魚の火入れはかなりの得意分野
しかも、うちには最新調理機器などは一切ないので、
手順としてはものすごーくアナログです。
アナログな仕事は数字や時間でマニュアル化できるものではないので、
肉の大きさや温度によって焼き時間や火加減も調整しなければいけません。
まさにその場その場の一発勝負を、慌ただしいサービスの最中に仕掛けていくわけですから、
その緊張感と集中力は計りしれません。
そのせいか、塊で焼き上がった肉にすっと包丁を入れ、
断面がきれいに均一なロゼ色に焼き上がっていたときの喜八郎の満足げな顔ったらないです。
まさにドヤ顔。
それをまた、お客様が「美味しい!」と喜んで食べてくださったときの達成感が、
それまでの苦労や努力も全て吹き飛ばし、次への活力になってくれるんですよね。
みなさんもぜひ、喜八郎が丹精込めて焼き上げる豚肉を食べてみてくださいね~