南青山 かんきつ類 | 喜八郎の道中日記 *小さなフランス料理店復活までの日々*

喜八郎の道中日記 *小さなフランス料理店復活までの日々*

新たなステージへと歩み始めた喜八郎。
その道のりは意外と長く険しいものに…?こうなったら、焦らず騒がず機を待つべし。
黙々と復活の機会を待ちながら、日々料理の道を究めるべく精進する喜八郎の奮闘記!

こんにちは。 シェフ喜八郎です。


年明けのグラースに変化がありました。


お店の前に並んでいる植栽は、グラースの看板ともいえる緑。

年末まで、そこには温州ミカン、甘夏、レモンなどが実をつけていたのですが、

年が明けて全て収穫したのです。


grace グラース kihachiro HACHISUKA *小さなフランス料理店の日々*


ミカンはほとんどみんなで食べてしまいましたが(メチャメチャ美味しかったです!)、

甘夏やレモンは何かしら手を加えてお客様にお出ししようと思い、

果肉はゼリー寄せにして、プレデセールとして出していました。


そして、周囲の皮はシロップ煮にして、ミニャルディーズとしてカヌレの横に添えています。


食べるとなるとあっという間になくなりますが、

お店がオープンしてからの5ヶ月間、毎日成長を見ていた果実たちなので、少し名残惜しいです。


植栽には落葉樹もあるので、今はちょっぴり窓辺が寂しいのですが、

春にまた新しい芽が出てくるのが楽しみです。