ジロール茸 | 喜八郎の道中日記 *小さなフランス料理店復活までの日々*

喜八郎の道中日記 *小さなフランス料理店復活までの日々*

新たなステージへと歩み始めた喜八郎。
その道のりは意外と長く険しいものに…?こうなったら、焦らず騒がず機を待つべし。
黙々と復活の機会を待ちながら、日々料理の道を究めるべく精進する喜八郎の奮闘記!

こんにちは、シェフの蜂須賀ですシェフ


最近入荷が始まった食材のひとつに“キノコ”がありますきのこ

その中でもこの“ ジロール茸 ”は僕にとって特別な思い入れのあるキノコです。



・・・時は1995年、シェフ蜂須賀27歳の時、ライアン

フランスフランスは中央部リムーザン地方ブリーブ・ラ・ガイヤード近郊にて1年を過ごしたことがあります。
ここはフランスでも屈指の上質なキノコの産地で、

なかでも、モンテイユ、という、キノコを取り扱う有名な会社があり、

それこそ世界中にフレッシュもしくは乾燥のキノコを輸出しています。


僕が働いていた店の周りの山に同僚と雨上がりに入りいろいろなキノコキノコを採った思い出があります。

また、店の裏口にはよくキノコを売りに来る人がいました。


フランスにはいろんな種類のキノコがあって、日本のキノコとはまた違った美味しさがありました。

そのなかでも トリュフ、セップ、ジロールは特に香り、味の面で目を見張るものがありました目


grace グラース kihachiro HACHISUKA *小さなフランス料理店の日々*

そして、なんと、まさにそのモンテイユのジロール茸が入荷しましたビックリマーク
懐かしいフランス語で“カジョー”と、呼ばれる木箱に入ってネットがかけられています。
フランスのマルシェではいつもこういう状態で売られています。
いろいろな料理の付け合せとして活躍してくれる予定ですグッド!おしまい