テーブルウェアスタイリストの Chiaki です。

今回は、都内で全国の焼物が見られるショップを紹介します。

今年は新型コロナウィルスの影響で、各地の陶器市やクラフトフェアが中止になっています。オンラインで購入できるとはいえ、うつわはやっぱり手に取って選ぶのがベスト!

そこで、日本全国の焼物を1か所で見ることのできるショップを紹介します。


◆都内で全国のうつわめぐりをしよう

今回紹介するショップにも共通しているのが、説明が充実していること! 

焼物の成り立ちや特徴、技法などの解説がていねいで、うつわの勉強にもなります。

また、うつわ以外の工芸品も販売しているので、各地の伝統工芸を知ることができ、お土産探し気分も味わえます。

 そして、当然ですが手に取って選ぶことができます。お茶碗やマグカップなど持ち上げて使うものは、手に持った感じや重さ、厚みなどを確認したいもの。 

 さらに、通販のパソコン画面では分かりにくい、微妙な色のニュアンスなどは実際に自分の目で見ることができるので、間違いないお買い物ができます。


そんな、全国のうつわを1か所で見て触って学べる3つのショップは以下のとおり。

都内で幅広いうつわがそろう場所は意外に少ないのです。是非行ってみて下さいね!


1.青山伝統工芸スクエア

青山一丁目駅からすぐにある伝統工芸品の専門店。私が訪問した際は、入口近くに全国の焼物産地のお茶碗が並んでいました。九谷焼、萩焼、砥部焼、やちむんまで全国の主なやきものがひととおりそろっています。

 ただ、工芸品の専門店のため、焼物以外のものも扱っています。そのため、広く浅い品ぞろえのため、特定の焼物のファンの方には物足りないかもしれません。幅広く全国のうつわを知りたい方、有名な産地のうつわをおさえておきたい方、海外の方へのお土産探しにはおすすめです。

 ギャラリーのようなきれいな店内で、漆器や扇子、和紙など様々な工芸品を美術館感覚で見学するのも楽しいです。全国の手仕事関連のイベントのパンフレットなども置いてあるので、情報収集もできますよ。

このショップは、雑貨店や食器店が多い六本木や表参道エリアへのアクセスが便利。うつわ探しの散策コースに入れてみては?



2.銀座たくみ

銀さから徒歩7,8分、新橋にほど近いエリアにある民芸品店。銀座とは思えない静かな店内には、郷土玩具やかごなどの竹製品、布製品まで様々な手仕事品が並びます。

 うつわも全国の産地のものが幅広くそろっており、あれもこれも…と目移りしてしまいます。やちむんと萩焼など、別の産地の商品を組み合わせて選びことができるのも、選択肢が広いからこそ。

 また、旅行に行ったことのある産地のものを改めて探すなどして、お土産探し気分も味わえます。ちなみに、日本橋高島屋店の食器売り場にも支店があります。銀座店に比べるとかなり狭いですが、やちむんや砥部焼など人気のものがコンパクトにそろっています。



3.備後屋(びんごや)

都営大江戸線の「若松河田」駅からすぐにある、蔵造りのお店。1~3階まで日本全国の民芸品がぎっしりと詰まっています。2階が食器専門のフロアになっており、各地の焼物を1つ1つじっくり見ることができます。何より、所々に説明があるので、知りたいことがその場でわかり、うつわの勉強にもなります。


 個人的に気になっていた、島根県の湯町窯や鳥取県の牛ノ戸焼なども目にすることができました。雑貨店などでは、あまり取り扱わないものまで、そろうので時々訪れると新たな発見があります。

 このお店は、和食器を扱うショップが多い神楽坂の近く、合わせて訪れるのがオススメですよ!


こんなショップもおすすめ! アパレルショップ内で日本のうつわを選ぶ

fenica(フェニカ)

 BEAMS新宿店の中にある、日本の手仕事品を扱うショップ。ほぼア1パレルの建物の1角には益子焼ややちむんなどふだん使いしやすいデザインの工芸品が販売されています。

 このショップの注目は店内のディスプレイ。織物をタペストリーにしたり、古いものを現代の生活に上手く取り入れていて、インテリアの参考になります。

 紹介したⅠ~3のショップに比べると、売り場が狭いため、全国のものが何でもそろっているわけではありませんが、古いものや工芸品の良さに気づかされます。

 


お土産店をのぞく感覚で行ってみよう!

今回紹介したお店に行くと、“魅力的なうつわが日本にはたくさんある!”ということに気づかされます。

 どのショップも便利な場所にあり、立ち寄りやすいです。地方のお土産店に行くような感覚で、手に取って分からないことはお店の方に聞いてみましょう。今まで知らなかった焼物がお気に入りのうつわになるかもしれませんよ。