1978年5月20日、千葉県成田市に、
新東京国際空港(現在の成田国際空港)が
開港しました
2004年4月1日に民営化されたのに伴い、
空港の正式名称は「新東京国際空港」から
「成田国際空港」に改称されました
民営化されてからは14年なのですね。
空港が開港するまでの背景には
1966年7月に千葉県成田市三里塚に、
空港建設が閣議決定されてから
12年かかっての開港となりました。
当初、
土地買収に伴う移転や騒音問題などにより、
地元住民からの強い反発があり、
反対運動が起きました。
この反対運動は知っていましたが、
12年もの間揉めるのは長いですよね。
この反対派と機動隊との間で激突が生じ、
死者が出る騒動が起きたことは、
調べるまで知りませんでした。
それから
当初の開港日の4日前に、
反対派ゲリラが突入して管制塔の機器が破壊され、
開港が5月20日まで延期されました。
そんなに激しい事件が起こっていたのですね
開港するまで、
こんな悲しい出来事があったようですが、
これからは平和な場所であって欲しいです
通常の国際空港なら
並行して2本ある滑走路は1本のみで開港し、
当日の開港式典は機動隊による
厳しい警戒の中で行われました。
一般的には「成田空港」と呼ばれることが多いですが、
正式名称が新東京国際空港であった時から、
所在地である成田市の名前にちなんで
成田空港と呼ばれていました。
成田空港1つとっても、
1つの空港が開港するまでには、
大変な苦労があるのですね
日本を代表する空の駅、
これからも素敵な空間であるよう願うばかりです
さゆり∈・●・∋