今日で、兄が急死してから丸10年が経ちました。
10年…一区切りの年です。
 
今日は精神的なショックからか生理痛からか寝込んでしまっています。
10年経ってもまだ辛いです。
涙が出てきます。
とは言え、区切りの年なので兄の為にも笑って過ごしていきたいです。

☆さゆさゆのSerendipity☆-130905_213154.jpgカメラおもちゃショーで演技する兄

☆さゆさゆのSerendipity☆-130905_213356.jpgカメラ一緒にドライブした千葉・御宿の月の砂漠にて
 
 
2003年9月5日、
18時07分、
才能ある一人のマジシャンがこの世を去りました。
享年32歳。
若過ぎる死でした。
尾崎豊さんが大好きだった兄は、26歳という彼の享年を追うかのように死に急いだように思えました。
 
短くも、兄の人生に華を添えたのはマジックです。
大学卒業後、兄は企業に就職したものの、10ケ月でサラリーマンを辞めてしまいました。
プロのマジシャンになる為に。
銀行員だった父の反対に、母が説得してくれました。
マジシャンとしての兄は、決して順風満帆とはいかなかったものの、兄の人生はマジックのおかげで短くも美しいものでしたキラキラ☆さゆさゆのSerendipity☆-70P700951_DCE.gifキラキラ
もし、兄にマジックがなかったとしたら、兄は救われなかったに違いありません。
 
 
10年前の今日、兄が亡くなった当日に、兄と共通の友人、天香さんが当時の自宅に駆け付けてくれました。
天香さんは、兄が知り合わせてくれた友人です。
天香さんもマジシャンです。
その日、兄を亡くした私に、アロママッサージをしてくれたりと心を癒してくれました。
彼女には感謝の気持ちでいっぱいです。
天香さんには今日、お礼が伝えたくてメッセージを送りました。
 
 
私達兄妹は、恋人のように仲の良い兄妹でした。
兄の死は、私の人生の中で最悪の出来事でした。
兄が亡くなって良かったことを敢えてあげるとするならば、兄が亡くなる程に辛いことなんてそうそうないと言うことです。
 
 
これからも、兄の妹として恥ずかしくないように生きていきたいです。
天国からも兄が自慢出来るように☆さゆさゆのSerendipity☆-70P701037_DCE.gif
 
「お兄ちゃん、
父や母や私、周りの皆が辛い時は、天国からマジックという名の笑顔になれる魔法をかけてね☆さゆさゆのSerendipity☆-70P700776_DCE.gif☆さゆさゆのSerendipity☆-70P701033_DCE.gif
 
 
さゆり∈・●・∋