マクロビオティックに出会った頃
一年ほどストイックなまでに菜食主義を
徹底した時期がありました。
肉を食べないことに関してはそれほど
苦労はなかったけど
こと卵に関してはほとんど何にでも使われていて
アレルギーでもないのに
除去するのに苦労したことがあります(^^;;
陰陽で考えると卵は極陽性食品であり
カラダが引き締まりすぎるという説を重視し
ある意味悪者扱いするほど避けていました。
そんな時期を経て、外食する時には
目くじら立てるほどは避けない（笑）という
少し緩やかな時代を経ての妊娠中のこと。
今となっては笑い話ですが
猛烈に食べたいと思ったものがありました。
卵のサンドイッチ。
あれ程避けていたのにね、
ほとんど衝動とも言う強烈な嗜好の変化に
自分でも驚いたのを覚えています。
つわりもあって、自分で作るほどの元気はなく
でもどうしても食べたい。
コンビニで売っているものには
間違いなく添加物がいっぱいで
一応、カラダに気を使う妊娠中ゆえに
極力添加物は摂取したくない。
デパートの中のパン屋さんの
サンドイッチなら大丈夫かなと
梅田の阪神百貨店に入ってみるも
結構カタカナがいっぱい並んでいて
手に取っては表示を確認するも棚に戻し
近くの大丸に足を運ぶも
以下、繰り返し…（笑）
結局、止めようのない卵サンドの欲求には勝てず
コンビニではなく、一応デパートで
購入したものを食べた思い出があります。
タマゴって、たんぱく質が豊富だから
完全食という考え方も一理あるし
薬膳的には、滋陰で体液を作り
養血で血を作る働きがあるので
まさに私が妊娠中に欲したのは当然（笑）
何事も片側からだけを見てはいけないなぁと
いう教訓になっています。
物価の優等生と言われる卵でもあるけど
それを可能にしているのは
抗生剤や遺伝子組み換え飼料
狭いケージの中の飼育の恩恵という話もあり
一説によると1個50円出さないと本当に安全な
卵を手に入れるのは難しいという見解もあって
家計と入手し易さナド、色々加味して
私も買うお店は厳選しています。
かつては卵を買うときの方が珍しかったけど
うちの子、卵焼き大好きだしね
今はたいてい冷蔵庫には置いています。
そんな卵焼きですが、中学時代に友達と
お弁当の卵焼きを交換したことがありました。
私が今作る卵焼きは当然実家の卵焼きと
同じ味なのですが、砂糖は入れません。
どちらかと言うと卵焼きイコールだし巻き卵。
その友達の卵焼きは砂糖が入った甘い卵焼きで
とってもびっくりした覚えがあります。
お雑煮も各家庭の味が顕著な一品だと思うけど
卵焼きもその家の味が出ますね。
私はもともと薄口醤油を使っていましたが
最近はしろたまりを使う事が多くなりました。
このしろたまり、塩味は付くけど
色はつかないから仕上がりが綺麗なのです。
喜びと感謝
ありがとう、愛してます