昨日の夜は、妹や妹の友人総勢5人で
ずいぶん前から楽しみにしていた日本料理のお店へ。
東心斎橋のこのお店
完全紹介制でなかなか予約がとれないらしいんだけど
去年の夏、予約をとっていた常連の方から
妹がたまたまラッキーなことに席を譲っていただき
あまりの美味しさに感動したので
その場ですぐに次の予約をお願いしたら
とれたのが5ヶ月先の1月8日だったという
かな~り長いこと ワクワク待ち続けたお食事で
おいしいもん へのワクワクと![]()
「完全紹介制」って な~んかシキイ高いんちゃうの~?
何着て行こう?? なドキドキで![]()
まぁ朝から 遠足前の小学生並みのコーフン状態(笑)
結局、妹のおうちに着物を持ち込んで
数年前から着物にはまっている妹に着付けをしてもらい
姉妹そろって和装で出かけることに
(20年前に 着付け習ったのに、す~っかり忘れちゃって
今では浴衣を着るのが精一杯のテイタラク・・・汗)
そんなこんなで 予約の時間も近づき
待ち合わせたお友だち3人とも合流して お店へ。
心斎橋駅から 歩くこと5分弱
よく通る道を ちょこっと横道に入ったら
お~っ!こんな所にひょっこり素敵なお店があったんだ![]()
京都の料理屋さんのような
焚き染めたお香の匂いが漂ったりしないけど
風情あるアプローチを通ってガラガラと格子戸を開けると
シンプルだけど、粋な数奇屋風の造りの空間が。。。
カウンター8~9席だけの店内は
凛とした空気が漂いながらも
人を威圧するような雰囲気がないのは
大将の気さくなお人柄によるところが大きいと思う!
前菜3品(白子豆腐、かに味噌の茶碗蒸し、かに酢)
から始まって、
椀物(鯛と蕪のお椀)
造り(ひっさげ)
油物(京芋とバチコ)、
小鍋(かわはぎ 炭火で熱するの!)
お食事(目の前で作ってくださる出汁巻き卵![]()
ごはん、赤だし、漬物)、
デザート(いちご、デコポン、練乳かん、黒豆)
と流れるように出てくるお料理は
コースのつながりに全く違和感がなく
新しいお料理が出てきたら、
その前に頂いていたものを一瞬思い出せないぐらい
一品一品が印象的で夢中になっちゃう。
決して華美な盛り付けをしてないのに端正な美しさで
奇をてらうことなく、シンプルに徹したお料理からは
例えばゆりねだけが入っている茶碗蒸しの
驚くほどのなめらかさや
お椀に入った蕪の、
箸でつかめるのに 口に入れたら溶けちゃうような食感など
私なんぞが ごちゃごちゃ言うのがおこがましいような
技術と手間そして知恵と愛がかけられていることが
しみじみ伝わってくる。
とにかくね、
お店にいる間ずっーーと
思わず「うふふふふ」と笑いが出てしまうような
体全体が心地よい温水に漬かるような心地よさやね~ん
あ、お酒はお料理のすすみ具合に合わせて
大将のオススメのをいただいたけど
(鄙願、磯自慢、黒龍などなど
)
決して酔っ払って笑ってたわけじゃーないよ![]()
ほんとに、心から 幸せ~
に満たされて
ついつい笑ってしまう・・・そんな感じ。
これはもう、味がどうとか、素材がどうとか
そういうことを云々するのがアホらしくなるくらい
そこにいた、時間の全てが
「幸せの空間」として完成してたような。。。
その中心は やっぱり大将なわけで
あらゆる意味で手間がかかりまくっている料理を
「禅」を感じるほどシンプルに表現する求道者でありながら
とにかく気さくで柔和、冗談も交えてお客をもてなし
一番感動したのは、お店の若いスタッフが
よくある日本料理のお店のお弟子さんのように
萎縮したりピリピリしたりせずに、
伸び伸びと楽しそうに働き
要所要所では大将が「指導」する姿は見かけるけど
それは決して強い口調ではなく、ほんとに「指導」でね。
その師弟関係は 見ていてとても微笑ましかった。
私は かねてから
「怒りや恐れの感情がいっぱいのキッチンで
人をおいしがらせる料理は作れない!」ってのが持論で
自分のお教室や、お教室の仕込みの現場などでも
どんなことがあっても怒って怒鳴ったりすることは ない。
そもそも怒って解決することなんて 何もないし
怒りのエキス?が充満した空間で
「楽しい」とか「おいしい」とか感じてもらうのは
ムリだと思う。
だから、どんなにおいしいって言われるお店でも
年長の料理人が下っ端の人に
怒鳴りつけるような声が聞こえるだけで
「もう帰りたい・・・」って思っちゃう。
めっちゃわかるけどね・・・
とんでもないこと平気でやっちゃう若い子とか
何度言っても、同じ失敗する人っているからね。
でも
やっぱり、そういうキッチンで作った食べ物は
いやだ。
大将のお店で、自分の「思い込み」が間違ってないってこと
確信できました![]()
とてもとても感動したお店だったので
長々なが~~~~く書いちゃいましたが![]()
おつきあいくださってありがとうございます!
「ほんとのおいしさ」ってことを
去年の「さいちのおはぎ」に続いて
深く深く考える機会をまたいただけた昨日。
きっとこれは、今年の私の課題なんだろうね![]()
うん、がんばる![]()