伸び盛りのタブラ奏者紹介・・Amol Mali君の演奏 | tablaboyの道日記

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祈りによる世界平和運動、祈り研究をライフワークとし、音楽、散歩が趣味です。音楽に関する記事、スピリチュアリティーに関する記事、祈りに関する記事、随時アップしてゆきますので、楽しんでください(^^♪ 世界人類が平和でありますように

久しぶりのタブラの記事です。
家庭の事情や仕事で、なかなかタブラだけという生活はできないのですが、インドの兄弟弟子から、youtubeの動画紹介がありましたので、ここで紹介したいと思います。




上の動画は、アウランガバードのタブラの演奏大会での優勝したときの演奏です。
このとき、Amol君は、17歳です。彼の特徴は、ものすごく指、手のひらの関節が柔らかくて、それが他の人より楽に超絶的スピードでの演奏を可能にさせています。
4年前は、彼はジュニアクラスで優勝しています。才能あふれる若手のホープであることは間違いありません。先生が彼の演奏を聞いているときのうれしそうな顔が浮かびます。とても自慢の弟子なのですね。
彼のほかにもたくさんの優秀な弟子がいますが、学校や仕事を持ちながらなので、だんだんと趣味程度のレベルに留まる人がほとんどのようです。
インドで、プロのタブラ奏者として、生計を立てれる人は、ほんとうに稀の稀で、傑出していないと無理みたいです。Amol君は、その候補の一人なのです。



彼のタブラソロですが、コンポジションは、私も知っていてるのですが、このスピードになると、指が意思通り動いてくれません。ここまでの演奏ができるには、毎日5時間以上、10年以上継続しないと、無理だと思います。また、才能がないと努力だけでは無理なレベルだと感じます。
ここまでにいたるには、「24時間タブラのことだけを考えて、その努力が苦痛でない」、という人でないと、無理でしょう。
途中、スライド写真の中に、Samant先生や古いお弟子さんたちも登場しています。

インドでは、タブラを習っている人たちの数が半端ではなく、全インドでは百万人くらいはいると思います。10人、20人で師匠のまわりに円座になって、練習をします。5歳~8歳くらいで、タブラ教室に通いはじめ、その中で、才能のない人は、自然に脱落してゆきます。このタブラ奏者のレベルがものすごいので、ほんとうにマジックを見ているように、指が超高速で動いて、正確にピッチとリズムを刻んでゆきます。
そういう切磋琢磨の環境の中で、すばらしい演奏家が生まれてきます。

人間は、努力、精進すると、どこまでも進歩してゆくという証だと思います。
将来は、Amol君を日本に呼んで、多くの人にこの超人的な演奏を見てもらいたいな、と思っています。
Amol君、すばらしい演奏ありがとうグッド!

※ バヤ(大きいほうの太鼓)のトーンは、ヘッドフォンでないと聞き取れないので、ぜひヘッドフォンをして彼の演奏を聴いてみてください。