私の母は、奄美大島の人で、奄美や沖縄は、昔からユタという、霊媒や呪術師、祈祷師というか、そういう役目をする人が、必ず近くにいるのが当たり前の土地なのです。
昔は、病気になっていも、近くに医者などおらず、自然に治るのを待つか、自然に死を待つかのどちらかで、その病気の原因を教えてもらい、お祈りをしてもらうために、ユタという人たちがいたのです。
いまでも、大勢いらっしゃいます。
私のおばあちゃんの妹で、Yおばあさんが、ある日、突然、神がかり状態になり、向こうの世界から強制的に修行させられ、絶食をさせられ、土地の守護神様の器として、役目を果たすことになりました。
本人の意思に関係なく、ある日、そうなってしまったそうです。
そして、自然に人の運命指導や病気の治療、お払い、トランス状態の中で、できるようになってしまったそうです。
人間の運命は、すべて自分の想念が作り上げているものなので、その人の想念を変えれば運命はかわります。
しかし、自分の想いは自分の力では変えられないのもなので、そこでユタのような人がいて、運命、想念のあり方、先祖を敬い、あらゆるものへの感謝など、指導し、その人を立派な魂に仕上げる、神の取次ぎ役となるのです。
私の母は、そのYあばあちゃんの指名で、いっしょに暮らしていたので、あらゆることを見聞きして、神の存在、神霊の世界のあり方、死者との対話など、実際に神がかり状態のおばあさんから学んでいたのでした。
今でも奄美や沖縄では「どこそこの神様」という言い方で、ユタたちのことを呼んでいると思います。
そういう土台があるので、母は五井先生の教えが実によく理解できると言っています。
また、私とは、非常に波長が近いので、これは魂の系統が同じ、いわゆるソウルメイトということができると思います。
そのYおばあちゃんは、現在も健在で、神様から「100歳の寿命を与える」という言葉を、若いときにいただいた通り、もうすぐ100歳になります。
こういうのを見ていると、『人の寿命、運命、使命は決まっている』ということがわかります。
その運命の中で、いかに自分を磨いたか、いかに学んだか、いかに徳を積んだか・・・
そいうことが、一瞬一瞬の人生の時間の中で、問われていると思います。