“無限なる感謝について
「感謝は宗教のポイント」であると、五井先生がおっしゃっていました。
感謝とは、宗教の要となる大切な行為であって感謝なしに宗教は成り立ちません。何故なら、感謝とは頂いた物、或いは人様の好意に対して、心から「あリがとう」と感謝することは勿論、その物、その人の好意を対して、そうあらしめてくださった神のはからいに感謝をすること、だからです。
故に、感謝行は、神との一体化の行であリ、共鳴なのです。
例えば、喉の渇いた時、いただいた一杯の水の美味しさ。所望に応えて水を与えてくださった方の好意を通し、水とあらわれている神のみ心に感謝をすれば、水の本質が生かされると共に、感謝した人の霊性もそれだけ高められることになるからです。
万物は神の生命エネルギーによって創られています。
ですから、万物の本質を認め、褒め称えれば、万物の本質は甦ってくるのです。
感謝行が、宗教を観念としてではなく、行としてこの世界を、調和された世界にしてゆく大切な働きになるのです。
故に「感謝は宗教のポイント」なのです。
感謝の思いはどこから湧いてきますか。ハートです。
だから感謝をすればするほど、ハートがひらかれてくるのです。
ハートは愛のチャクラですから、感謝をすれば愛がそれだけ大きく豊かに成長していくのです。
もし、頭で感謝をしたら、それは計算になってしまい、相手からいただいた好意を、この贈り物は幾らぐらいと値踏みし、これだったら幾らぐらいお返しをしたらよいかなどと考え、いただいた好意が煩わしくなります。
また、こんな安物をと、いただいた物を値段で計ったりしていたら、それこそ人の好志を物でしか換算できない、心の貧しい人になってしまいます。感謝という得難い喜びを知らぬ哀しい人なのでしょう。
心素直にありがとう、と感謝をすれば、贈った人も贈られた人も、共に心が和むのです。
一期一会
ありがとうございます。
有り難きことを今いただきました。
なんと美しい言葉でしょう。
この言葉の中に「一期一会」の心がひびいています。
一生にただ一度の尊い出会いなのです。このチャンスを見過ごしたり、疎かにしたら、いつまた会えるかわからないのです。そう思ったら心をこめて「あリがとう」と言いましょう。それがたとえ因縁生の悪い出来事であったとしても、一番良い時を選んで、守護霊様が浄化のために出してくださったもの、その時を逃したら、再びどこかで、それを果たさねばならないのです。
善きにつけ、悪しきにつけ、一期一会と心をこめてありがとう、と言いましょう。そうすれば言った人も言われた人も、心の中を爽やかな風が吹き抜けていくように、心が通い合い、やさしく心がほどけていくでしよう。
ありがとうの一言が、言われた人の心の中に小さな灯を点します。もつと多くの 人々が素直にありがとうといえたなら、この世界はもっともっとやさしく、あたたかで明るい世界になるでしよう。
なのに、有り難きことがいつも有り得ることに慣れてしまって、ありがとうを忘れてしまっている人が多いのです。
ありがとうを忘れると、人の心はいつか固くなっていきます。
こうして私たちが、感謝を忘れ利己的な生き方ばかりしてきたから、公害で空気を、水を汚し、自然を破壊し、生態系まで狂わせてきてしまったのです。
だから、昔の自然を甦らせるためには、万物に対する感謝からはじめるしかないのです。
海に、大地に、山に、食物に、肉体に、水に、植物に、動物に、鉱物に、天象に、空気に、太陽に、私たちを生かし、かく在らしめている万物の功徳に報いるには、万物ヘの感謝と、世界平和の祈リを祈ることなのです。何故なら、祈りは神様のみ心のひびきであリ、
万物は神の生命エネルギーによって創られているものですから、祈ることによつて万物の本質に、祈リのひびきが共鳴し、万物の本質を生かすことになるからです。祈りとは実相顕現の祈りだからです。
そしてまた、何よリも感謝しなければならないものは、私たちをかく在らしめている肉体そのものなので「私の肉体さんありがとう」と感謝をしましよう。その感謝のひびきは、私たちの細胞の一つ一つに伝わり、細胞はそれに応えようとするはずです。
何故なら、私たちの細胞の一つ一つの中に、実は、私という全身像が秘められていて、私という存在は、無数の私の総体なのです。そして、そうした細胞の一つ一つの中に、神様がいらっしゃるからなのです。
無限なる感謝は一つなるものとの一体化
感謝をしましょう。感謝をするとあなた自身のオーラが、それは美しく輝いてくるでしょう。そしてその愛のカラーのひびきに癒されて、あなたも、またあなたの周囲のものも共に美しく輝き出していくでしよう。
感謝は共鳴です。
生命といのちがひびき合うことです。
一つになることなのです。
ましてや無限なのです。
無限とは限りがない高さ、深さ、大きさ、広がりのこと、無限なる感謝とは、私たちにとつては「一つなる」ものとの合一への道なのです。
万物は神様の自己表現です。つまり万物は神の生命エネルギーによつて生み成されているからです。ですから、感謝をもって万物とコミュニケーションをし、自己の中に受け入れてゆけば、その人の愛は大きく成長し、高められて、全体性へと目覚めていきます。
また、あなたの意識が深くなるにつれて、そのバイブレーションは、高い宇宙の意識と同調し、共鳴し、そのひびきがあなたの中になだれこんでくることでしよう。こうして、無限なる感謝は神へと至る道であり、そのためにまず身近なご縁のあるものから感謝をし、その感謝をひろげていきましょう。
無限なる感謝”
永安先生の月刊ぴーすより