この戦車博物館はボリュームが凄すぎたので記事が増えます!ご了承ください。

 

 

この博物館の特徴ともいうべきものは、

イギリスが世界で初めて戦車を開発・投入した歴史を紹介する意味でもある

菱形戦車についての展示が凄い点です。

 

 

初代MARK1や4だけでなく

MARK9のように一見武装が何もない戦車に見えますが

世界初の歩兵輸送用装甲車と言う車輌です。

 

戦車と呼んでいいのか分かりませんが、

 

見た目は今までのシリーズに似ている菱形です。

 

この展示車輌には車内に入ることができました。

軽武装の歩兵戦闘車なので特筆すべき点はありませんが、

車内にはエンジンがむき出しで配置されていたのには驚きを禁じえませんでした。

 

車内環境が劣悪すぎて。。。

まだガソリンエンジンだからいいのか。。。

 

 

MARK5ですかね。

なんか全部同じに見えてしまう不思議

 

これも武装の無い車輌ですが・・・

同じMARK5ですが、こちらは雌型と言って武装が機関銃だけの仕様となっております。

 

 

当時は7.7mm機銃だけでも威力があったのでしょうね。

装甲車もほとんどない時代でしたから。

 

今じゃ豆鉄砲ですが

 

 

 

 

こちらはMARK8型です。

菱形戦車シリーズのファイナルエディションです。

製造された車輌すべてがアメリカ軍で使用されていた戦車です

 

V型12気筒エンジンですね

 

今までの非力なエンジンとは異なるもので

338馬力を発生させます。

 

 

動弁系周りが特徴的なエンジンです。

カムシャフトがあるのは分かりますが、ロッカーアームがどう作用するのか分かりません・・・

全気筒のバルブスプリングが最縮状態なので。

やたらとバルブステムが長いのも気になりますし。

 

そもそもシリンダーブロックと言うのが存在していないので・・・

 

 

 

車内をみると

よくわからないエンジンです。

 

 

 

砲塔の内側です。

 

 

砲塔のモデルがありました。

 

現代のに比べたら小さいですが、それでも近くで見ると意外に大きいです。

 

口径が小さいので威力はショボイですけどね。

 

手動装填

このタイプ照準が難しそう。