ICEに乗って、終着駅のハンブルクアルトマ駅まできました。


ハンブルクアルトマ駅はハンブルク中央駅より少し離れた所にある駅です。
電車の車庫があるために始発、終着列車が数多く設定されております。

宇都宮線で言うと小金井行き

中央線で言うと豊田行きといったところでしょうか?

どちらも、比較的大きな駅の小山、立川から少し離れた所に車両センターがあります。
その最寄り駅が終着駅始発駅になっているのです。


さて、話が逸れましたが、
このハンブルクアルトマからは念願の寝台列車に乗ります!


ICEで寝台列車の出発の一時間くらい前に着いたにもかかわらず、ホームにはもう寝台列車が入線、客扱いを開始しておりました。



ドイツ鉄道の機関車が牽引しています。
客車はオーストリア連邦鉄道のものです。




寝台列車
ナイトジェット491号ウィーン中央駅行きです。
みてお分かりの通り、ハノーファー経由です。
来た道を戻りますが、長時間乗るために来ました!

おしりはこんな感じ。
電源車とか車掌車があるわけではないので、欧州の客車列車の最後尾はみんなこんなショボい後ろ姿になっています。


側面に大きくナイトジェットと書いてあるのが特徴的です。
QBBと読んでしまったアナタ!!
間違いです。


オーストリア連邦鉄道
ÖBBと書いてあります

ウムラウトは日本では馴染みがないですからね~

実は私、ドイツに行く前にドイツ語を少し勉強していったので、ウムラウトにも対応できました


さて、寝台列車の予約は日本にいるときにしていたので、ここでは焦る必要はありません



予約画面ではインスブルック行になっており、
NJ40491となっております。


この列車は前後でウィーンとインスブルック行に別れます。
日本の寝台特急サンライズが出雲市と高松に別れるのと同じです。





それでは今夜の寝床を探しましょう

272号車発見!


スリーピングカー
寝台車で間違いありません!

各方面行で1両ずつしか寝台車は連結されておりませんでした。

さぁ車内に入ります
明るくて綺麗な廊下!!



各ドア横にベッド番号が書いてあります

私は021つまり21のベッドの部屋です。


この寝台車は3人まで使用できるので、画像のように三段でベッド番号が振られています。

この一部屋を何人で使うかで、寝台料金も変わってきます。
私は1人で使うことにしたので確か190ユーロしました。
他人が来る2人、3人となると値段も安くなっていきます。確か3人で90ユーロになったような気がしました。


私はコミュ障なので密室で知らない外国人と2人きりになるのは耐えられない(例え超絶美女でも)ので一人でつかいます!

これが部屋です!!

座席がセットしてあります。
テーブルもついています
奥のカーテンの所は窓になっています。
シートが3人掛けなのがこの部屋を3人で使えることを物語っています。


三段ベッドになるだけあって天井が高い!!

サンライズ出雲の室内なんて比にならないほどの高さです。
幅は狭い…



なんとこの車両!窓が開けられるんですよ!!
外気が導入できて、朝は気持ちよく目覚めされます!
そして、左の扉みたいなものを開けると、


はい、洗面台になっています!

真ん中の赤く光っているボタンを押すと水が出ます!
温度は赤いボタンのしたにあるやつを回せば、冷水から温水まで自由自在です。

そして、赤いボタンの左側のボタンを押すと、鏡の両サイドの照明が点灯します!

明るくてとてもいいです!
右側はコンセントになっています。
ドイツ標準のCタイプのコンセントでした。



とりあえず天井が高くて、閉塞感があまりありません。



しばらくすると車掌さんが検札にやってきます。
その際、座席をベッドにするか?と聞いてくるので、お願いしますと言えば

ハヤワザでベッドに転換してくれます!

これでいつでも眠れます!!



車内の案内は次回に続きます!







さて、今回のナイトジェットの予約はオーストリア連邦鉄道のアプリ
ÖBBアプリで予約しました。

前回までおすすめしていた、ドイツ鉄道アプリでも同じ予約ができるのですが、少々お高いのでÖBBアプリがおすすめです。


言語がドイツ語なので少し使いにくいですけど、まぁなんとなく雰囲気で分かりますよ!

逆にÖBBアプリでドイツ鉄道の予約もできますが、こちらもお高くなってしまいます。
ヨーロッパ鉄道の旅をお考えの皆様、適材適所でご予約ください。
経験上、運行会社のサイトで予約するのが安値です。