【一件目】







❶香川県・塩江温泉・奥の湯温泉


お部屋に微細な泡付き温泉

完備の、お食事まで

美味な、ほぼパーフェクトな

お宿でした。


お食事は、きをてらわない

(という表現でよかったかな?)

王道の和風会席。

しかも、毎回夕食は

個室食で。


亡き妻が、

『あそこのお食事は

 間違いないから。』

と断言しましたから。


接遇も素晴らしく、

いつも、こちら側が

温かい気持ちになりました。


ここが確か、8000円台で

宿泊できたはずです。


10年ほど前になりますか。

施設老朽化に伴い

休業(廃業)してしまいました。


いつも、ここを拠点に

うどんめぐりしていたので、

相当苦慮しました。


今は、坂出地区の

ビジネス旅館、

『美咲旅館』さんと、

同じく坂出エリアの

コンテナハウス、

r9坂出を見つけたので、


より安く、しかも坂出という

讃岐うどんのいちばん

いいお店が集まるエリア

だから、満足していますが。


❷2軒目は、

大分の山奥、耶馬溪の

谷にある、『宇土の庄』さん。


ここも、唯一無二の

別世界のお宿でした。

耶馬溪という渓谷の、

谷底に位置し、

湧き水と、大量の温泉が

溢れるほどに湧いています。








やまめ、キジなどを

『直栽培』し、

お食事も大満足。


ありきたりの言葉に

なりますが、

『どこかへ帰ってきたような』

安心感に包まれます。


失礼を承知で言うと、

由布院や黒川などの

『作り込まれた、人工的な』

田舎じゃありません。


『仙人』が出て来そうな、

『ホンマモン』の田舎です。


温泉は、コーヒー色の

モール泉で、少し

泡付きまであります。


一応、大浴場は

男女別となっているのですが、

お客さんが私たちのみの

場合、女将さんの裁量で

どちらか片方の大浴場を

貸し切り利用させて

もらえました。


ここが唯一無二だという

証拠は、次の妻の発言

でお分かりでしょう。


妻が、癌で左側の乳房を

摘出しているため、

大浴場に入りづらくて

やむを得ず他のお宿に

泊まっていたときのこと。


どうしても立ち寄りたくて、

貸し切り風呂と昼食に

訪れたときのこと。


『あぁ、

 ここに泊まりたいのに!』


本人が、いちばん、

ここに泊まれない理由を

理解しているだろうから、

なんと声をかけたらいいか、

わかりませんでした。









上から、貸し切り風呂、

親指?渓谷、

キジ御膳、

大量の湧き水です。


なぜ、休業となったのかは

わかりませんが、

もう、いけないことは

本当に悲しいです。


今年のはじめに

九州旅行を計画したときに

まずいちばんに検索したのが

ここだったのに…

確かに、毎回泊まるごとに

貸し切りだったので、

採算が取れていないのかな、

とは思っていますが。


九州の温泉宿の

究極体、だったのに。


コレが、また確か1万円以下

で泊まれたはずだったし。