2日目 5/5

韓国では軍隊生活にはならない。

普段の日本での生活と同じ時間に目が覚めて、のそのそと準備をして朝ごはんを食べに行く。今回も朝ごはんはテジクッパにした。

西面にはテジクッパ通りがあるが、同じ所ばかり行くのは芸がないので、朝の散歩も兼ねて少しだけ離れたチュンアンテジクッパという店に行ってみた。

テジクッパはやはりお店によって味が異なり、このお店はお肉がしっとりして美味しい。そして結構量も多い。ゆっくりと食べて宿へ帰り、昨日買っておいた済州島産のみかんを食べながらダラダラした。



と言ってもやる事も無いので、市場を散策して翌朝用のキンパを調達したり、買い食いをしたり、毎度お馴染みの手長だこの塩辛を買ったりしていると、16時頃になったので前回行った長寿参鶏に晩ご飯を食べに行った。このお店の参鶏湯は本当に美味しくて楽しみにしていた。

お店に着くと、前回同様店のおばちゃんが出迎えてくれて、どこから来たのかと聞かれ日本だと答えると、ようこそと言わんばかりにKorean No.1だと一通り前と同じ説明をしてくれた。

参鶏湯が運ばれてきて食べると、やはり美味しい物は何度食べても美味しい。そして量もかなり多い。

おかずも含めて全て食べ切ったら、店のおばちゃんはあらまぁ全部食べてくれたのと言わんばかりの感じで喜んでくれた。帰る時はやはり高麗人参飴をくれた。量がかなり多くてお腹が出まくったのを見て笑われもした。また行く。





そうして宿へ戻り一服して寝た。



3日目 5/6

帰国の日なので、釜山を朝8時半に出発するSRTに乗って清州へと向かった。

ネットの情報では外国人はSRTを予約出来ないみたいな内容が書かれていたが、外国人用のページから予約すれば全然そんな事なかった。

韓国には合計15回ぐらい行っている気がするが、高速鉄道に乗るのはこれが初めてだ。乗ってみれば普通の電車だった。



見た感じ欧州の高速鉄道と同じである


快適な車内で2時間弱、清州最寄りの五松駅に到着し、そこから747番バスで清州大橋まで向かった。

清州は豚肉が有名な街らしく、サムギョプサルは日本で一般的な仕様とは少し異なると書いてあったので、清州大橋近くのサムギョプサル通りにあるサムナムメサムギョプサルという店に行った。と言うか、ここぐらいしかまともに開いてそうなお店が無かった。夜から営業なのかもしれない。


どうやらこのお店はテレビで数多く紹介されているらしく、有名人のサインが結構飾ってあった。

サムギョプサルは生姜風味の甘い醤油タレに付けてから焼いている。見た事ある物とは全然違う。しっかり美味しくて、タレもそれっぽく家で再現出来そうな感じがした。

価格はサムギョプサルとモクサルどちらも1人前200 g・13,000ウォンで、ソウルや釜山よりも物価は安かった。



店の大将は手を振ってくれた


この時点で12時半。飛行機は16時過ぎ。完全に時間を持て余している。明日の朝ごはん用のキンパを調達しても5分10分で終わってしまう。もうちょっと遅めの電車にしておけば良かったと思いつつ、仕方ないので同じバス停から同じバスに乗って空港へ向かった。空港のカフェか何かで一服でもしておこうと思っていた。


空港は思っていたよりも格段に小さかった。チェックインは一瞬で終わり、この時点で出発まであと2時間半ぐらいある。韓国の空港によくあるロッテリアは勿論ある訳も無く、フードコートとパン屋はあったが、なんとなく求めている感じでも無かったので、小さいemartでポテチを買った。勿論保安検査も出国審査も待ち時間0秒で、待合室で暇暇言いながら待つしか無かった。幸いしげ旅という旅のYouTubeチャンネルが更新されたので、それを見ながら過ごした。


ちなみにチェックインの時に機内持ち込みと言ったスーツケースの重量チェックはあった。リュックの重量確認は無かった。


飛行機に乗ってから成田までは本当に早い。1時間半ぐらいで到着し、駐車場まで移動して帰宅した。


釜山はまた安い飛行機が出たタイミングで行っているであろう。安定していつも美味しい。