改名ってアリ？！

前回占いについてのコラムを書きましたが、私は以前、占いの結果で改名を勧められました。

日本で占ってもらった姓名判断だったのですが、けっこう当たっているかもなぁと思いながら聞いていました。

今はいいけれど、将来的には改名した方が良いと言われたのです。

うーん。

いくら運勢が良くなるかもと言われても、今までずっと共に生きてきた名前、なかなか改名には踏み切れません。

占いの結果で、というわけではないのですが、台湾には「改名」された観光スポットがあります。

「中正記念堂」は蒋介石の大きな銅像があったり、衛兵交代を見ることができたりと、台湾の中でも特に人気がある観光スポット。

実はこの「中正記念堂」、いろいろと事情があり、２００７年に「台湾民主記念堂」という名前になり、その後２００９年に再び「中正記念堂」に戻ったという過去があります。

その事情とは政治的なもの。

このコラムで詳細をご紹介しようかと思いましたが、私自身、すべてを正しく理解できているわけではないので控えさせていただきます。

興味のある方は、ぜひ調べてみてください。

調べてみると、台湾の歴史が少し見えてきました。

それまでは、台湾と言えば「ご飯がおいしい」「パワースポットがある」など、外国人として観光する立場でのイメージや情報しか持っていなかった私。

「中正記念堂」をきっかけに、台湾の歴史を少し知れた気がして、さらに台湾に興味がわきました。

旅行という観点で外国をみると、どうしても観光スポットやグルメに目が行きがちです。

でも、もう一歩踏み込んで、その国の歴史にも目を向けてみてはいかがでしょう。

例えばガイドブックを見る際、カラーページだけでなく、小さく掲載されているコラムや、後ろの方のページに掲載されている歴史に関する文章にも目を通してみてください。

今までとは一味違った視点で、その国を見ることができるようになると思います。

ガイドブックを熟読して、楽しい旅の計画を立てましょう！

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