「せっかく鮎を食べに行くなら、塩焼き一品だけではなく、鮎づくしの会席をゆっくり味わいたい」

「川のせせらぎを聞きながら食事をして、そのまま温泉旅館に泊まれたら最高」

そんな夏らしい旅行を考えているものの、いざ宿を探し始めると、鮎料理の内容や提供時期、宿の雰囲気がそれぞれ違い、どこを選べばよいのか迷ってしまいますよね。

関西には、琵琶湖の鮎を会席で味わえる温泉旅館、美山や上桂川の天然鮎を楽しめる料理旅館、高雄の川床で鮎の炭火焼きを味わえる宿、吉野や天川の清流沿いに建つ小さな旅館などがあります。

ただし、同じ「鮎料理付き」でも、塩焼きが一品付くだけのプランと、刺身・天ぷら・鮎ご飯まで楽しめる鮎づくしプランでは、食事の満足感が大きく変わります。

そこで今回は、楽天トラベルに掲載されている宿の中から、鮎料理を目的に泊まりたい関西の旅館を厳選しました。

料理内容だけでなく、温泉、川床、客室、アクセス、向いてる人まで比較しているので、夏の夫婦旅行、記念日旅行、家族旅行の宿選びに役立ててください。

先に結論を知りたい方へ

料理も客室も妥協せず、温泉半露天風呂付き客室で贅沢に過ごすなら「旅館 紅鮎」

京都の川床と鮎料理を一緒に楽しむなら「もみぢ家別館 川の庵」

天然鮎を中心とした本格的な鮎会席なら「料理旅館きぐすりや」

静かな小宿で上桂川の鮎づくしを味わうなら「料理旅館 すし米」

鮎の塩焼きをたっぷり食べたいなら「料理旅館まえひら」

温泉と吉野名物の桜鮎を楽しむなら「吉野温泉元湯」

大阪や神戸から行きやすい鮎料理旅館なら「料理旅館 滝寺荘」

関西で鮎料理を楽しめる旅館7選の比較表

宿泊先 エリア 鮎料理の特徴 宿泊の魅力 オススメな人
旅館 紅鮎 滋賀・奥びわ湖 琵琶湖産の鮎を使った鮎会席 湖側の温泉半露天風呂付き客室 記念日・夫婦旅行
もみぢ家別館 川の庵 京都・高雄 川床で味わう鮎の炭火焼き 清滝川沿いの川床と露天風呂付き客室 京都らしい非日常感を重視する人
料理旅館きぐすりや 京都・美山 美山の天然鮎を使った夏季限定会席 古民家の雰囲気と山里の静けさ 鮎料理を食事の主役にしたい人
料理旅館 すし米 京都・京北 上桂川の天然鮎づくし 全4室の小宿と部屋食・個室食 静かに料理と向き合いたい人
吉野温泉元湯 奈良・吉野 吉野名物の桜鮎会席 谷あいの一軒宿と温泉 鮎料理と温泉を両方楽しみたい人
料理旅館まえひら 奈良・天川村 塩焼き・造り・揚げ物などの地鮎料理 清流と山里料理、貸切利用のお風呂 鮎を量も種類も満喫したい人
料理旅館 滝寺荘 兵庫・加東市 闘龍灘を眺めて味わう鮎づくし 駅や高速道路からアクセスしやすい 移動負担を抑えたい人

鮎料理の充実度だけで選ぶなら、きぐすりや、すし米、まえひら、滝寺荘が有力です。

鮎料理に加えて、客室や温泉まで含めた旅行全体の満足感を重視するなら、紅鮎、もみぢ家別館、吉野温泉元湯が選びやすいでしょう。

鮎料理は日帰りより旅館に泊まって味わうのがオススメ

鮎料理そのものは、川床料理店や日帰りの食事処でも楽しめます。

それでも、鮎を目当てに関西へ出かけるなら、料理旅館に一泊する価値があります。

鮎の塩焼きは、焼き上がるまでに時間がかかります。会席では塩焼きだけでなく、お造り、背越し、甘露煮、天ぷら、南蛮漬け、鮎ご飯などが順番に運ばれてくるため、食事時間が長くなることもあります。

泊まりなら帰りの時間を気にせず、お酒や地酒と一緒に料理をゆっくり味わえます。

食後は温泉やお風呂に入り、川や湖の音を感じながら客室で休めるため、単なる食事ではなく、夏の思い出として残りやすくなります。

とくに山間部の美山、京北、吉野、天川は、夜になると周囲が静かになります。街中のホテルでは味わいにくい、山里の夜や朝の空気を楽しめることも、宿泊旅行ならではの魅力です。

1.旅館 紅鮎

鮎会席、温泉、客室、琵琶湖の景色まで楽しみたい人にオススメ

所在地 滋賀県長浜市・奥びわ湖
鮎料理 琵琶湖産の鮎を中心にした夏季限定の鮎会席
客室 びわ湖側の温泉半露天風呂付き客室
交通 JR高月駅から車で約10分。送迎は要事前確認

料理だけでなく、客室や温泉も含めて特別感のある一泊を過ごしたいなら、最初に検討したいのが奥びわ湖畔の「旅館 紅鮎」です。

夏季の鮎会席では、鮎の焼き物、御造り、鮎寿司、鮎の小鍋、土鍋ご飯など、琵琶湖の夏を感じられる鮎料理を複数の調理法で楽しめます。

塩焼きを一品味わうだけではなく、会席全体を通して鮎の魅力を堪能したい人に向いています。

紅鮎のもうひとつの魅力は、客室で温泉と琵琶湖の景色を楽しめることです。

食事を終えて客室へ戻ったあと、人目を気にせず温泉に浸かれるため、夫婦旅行や記念日旅行にも選びやすいでしょう。

客室から見える湖面や夕景を眺めていると、食事だけを目的に日帰りするよりも、旅に来た満足感が高まります。

紅鮎が向いてる人

  • 鮎料理も温泉も客室も妥協したくない人
  • 夫婦やカップルで静かに過ごしたい人
  • 露天風呂付き客室でゆっくりしたい人
  • 両親への旅行プレゼントや記念日旅行を考えている人
  • 食事だけでなく琵琶湖の景色も楽しみたい人

予約前に確認したいこと

通常の京風会席や近江牛料理など、鮎会席以外のプランもあります。

鮎が目的の場合は、予約画面でプラン名と夕食内容に「鮎会席」「鮎」などの記載があるか確認しましょう。

食事場所はプランや客室タイプによって異なることがあるため、部屋食を希望する場合も予約条件の確認が必要です。

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2.もみぢ家別館 川の庵

京都の川床で鮎料理を味わう、夏らしい非日常体験を求める人にオススメ

所在地 京都市右京区・高雄
鮎料理 川床で味わう鮎の炭焼きと季節の会席料理
客室 露天風呂付き客室を含む和室・和洋室
交通 JR花園駅や地下鉄太秦天神川駅方面から送迎設定あり。要予約

鮎料理の味だけでなく、京都らしい夏の風景や雰囲気も大切にしたいなら「もみぢ家別館 川の庵」が候補になります。

清滝川に架かる吊り橋を渡った先に建つ宿で、夏季は川床で季節の会席料理を味わえます。

川の流れや木々の緑を近くに感じながら、炭火で焼かれた鮎を食べる時間は、街中のレストランとはまったく異なる体験です。

炭火で焼く鮎は、皮目の香ばしさと身のふっくら感を楽しみやすく、川床の涼やかな空気も料理の一部になります。

設定日によっては舞妓さんが席を訪れる企画や、初夏のホタル観賞に関連したサービスが実施されることもあります。

露天風呂付き客室も用意されているため、川床料理のあとも、二人だけの時間をゆっくり過ごしたい夫婦やカップルに向いています。

もみぢ家別館 川の庵が向いてる人

  • 京都らしい川床料理を体験したい人
  • 鮎の炭火焼きと季節の京料理を楽しみたい人
  • 記念に残る夫婦旅行やデート旅行を計画している人
  • 自然の中で写真に残したくなる旅をしたい人
  • 露天風呂付き客室を選びたい人

予約前に確認したいこと

川床の実施期間や鮎料理の有無は、宿泊日とプランによって異なります。

予約時は「納涼川床」「鮎の塩焼き」「夏季限定」などの記載を確認してください。

舞妓さんの企画やホタル観賞は毎日行われるとは限りません。目的に含める場合は、対象日を必ず確認しましょう。

館内や川床へ向かう途中に段差や吊り橋があるため、足腰に不安がある人を伴う旅行では移動条件も確認しておくと安心です。

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3.料理旅館きぐすりや

美山の天然鮎を主役にした会席料理を味わいたい人にオススメ

所在地 京都府南丹市美山町
鮎料理 美山の天然鮎を使った夏季限定の鮎会席
宿の特徴 古民家の趣を感じられる家庭的な料理旅館
交通 JR日吉駅から車で約30分。車利用が便利

鮎料理を今回の旅行の主役にしたいなら、京都美山の「料理旅館きぐすりや」は見逃せません。

夏季限定の天然鮎会席では、塩焼きだけでなく、鮎の背越し、甘露煮、揚げ物など、鮎の魅力を引き出した料理を楽しめます。

ひとつの食材を異なる調理法で味わえるため、「鮎の塩焼きは好きだけれど、それ以外の鮎料理はあまり食べたことがない」という人にも向いています。

旅館がある美山町は、山や川に囲まれた自然豊かな地域です。

都会の大型ホテルのような華やかさよりも、古民家の趣、家族経営のあたたかさ、静かな山里の時間を大切にしたい人に合いやすい宿です。

鮎料理を味わった翌朝、美山の景色を眺めながら過ごせることも、料理旅館に泊まる魅力です。

きぐすりやが向いてる人

  • 天然鮎の会席をじっくり味わいたい人
  • 塩焼き以外の鮎料理にも興味がある人
  • 古民家や昔ながらの旅館が好きな人
  • にぎやかな観光地を離れて静かに過ごしたい人
  • 美山観光と鮎料理を組み合わせたい人

予約前に確認したいこと

きぐすりやには、京地鶏、ジビエ、季節会席など、鮎以外の食事プランもあります。

鮎が目的なら、必ず天然鮎会席の宿泊プランを選んでください。

客室によって設備や建物の雰囲気が異なるため、古民家客室を希望する場合は部屋タイプまで確認しましょう。

公共交通機関だけで訪れる場合は、最寄り駅からの移動方法や送迎対応を宿泊前に確認しておくと安心です。

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4.純和風の小さな宿 料理旅館 すし米

全4室の静かな小宿で、上桂川の天然鮎づくしを味わいたい人にオススメ

所在地 京都市右京区京北
鮎料理 上桂川の天然鮎を使った鮎づくし会席
食事場所 客室タイプにより部屋食または個室食
宿の規模 全4室の小さな料理旅館

大勢の宿泊客が行き交う大型旅館よりも、静かな環境で料理に向き合いたい人には「料理旅館 すし米」が合いやすいでしょう。

夏季の鮎づくし会席では、上桂川の天然鮎を使い、塩焼き、お造り、天ぷらなど、鮎をさまざまな形で味わえます。

調理直前まで鮎の鮮度を保ち、料理として提供することにこだわっている旅館です。

全4室という小さな宿で、客室タイプによっては部屋食、または個室で食事を楽しめます。

周囲を気にせず会話や食事を楽しみたい夫婦、両親との旅行、小さな子どもを連れた家族旅行にも検討しやすいでしょう。

客室数が少ないため、夏休みや週末など希望日が決まっている場合は、早めに空室状況を確認しておくことが大切です。

すし米が向いてる人

  • 上桂川の天然鮎を味わいたい人
  • 鮎づくしの会席を静かに楽しみたい人
  • 部屋食や個室食を希望する人
  • 大型ホテルより小さな料理旅館が好きな人
  • 人の多い場所を避けて夫婦で過ごしたい人

予約前に確認したいこと

客室によってトイレの有無、広さ、食事場所などが異なります。

部屋食を希望する場合は、「部屋食」と明記された客室またはプランを選びましょう。

日帰りの鮎会席プランと宿泊プランが両方表示されることがあるため、「朝食あり・夕食あり」「宿泊」となっているか確認してください。

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5.吉野温泉元湯

吉野名物の桜鮎と温泉を、谷あいの一軒宿で楽しみたい人にオススメ

所在地 奈良県吉野郡吉野町
鮎料理 吉野名物の桜鮎を使った鮎会席
宿の特徴 吉野山の谷あいに佇む小さな一軒宿
温泉 庭を眺めながら入れる趣のある温泉

鮎料理だけでなく温泉にも入りたいものの、大型の温泉ホテルではなく、静かな一軒宿で過ごしたい人には「吉野温泉元湯」が候補になります。

鮎会席では、吉野名物の桜鮎を、焼き物、刺身、天ぷら、炊き込みご飯などで味わえます。

香ばしい塩焼きだけでなく、調理法による食感や味の違いを楽しめることが魅力です。

宿は吉野山の谷あいにあり、歴史を感じる静かな環境で過ごせます。

夕食後は温泉に浸かり、自然に囲まれた客室でゆっくり休めるため、「食べるだけで終わらない鮎旅行」をしたい人に合いやすいでしょう。

春の桜で有名な吉野ですが、緑が濃くなる夏は春とは異なる落ち着いた雰囲気があります。

吉野温泉元湯が向いてる人

  • 吉野名物の桜鮎を食べてみたい人
  • 塩焼き、刺身、天ぷら、鮎ご飯を楽しみたい人
  • 鮎料理と温泉を一緒に楽しみたい人
  • 歴史を感じる小さな旅館が好きな人
  • 吉野山観光と宿泊を組み合わせたい人

予約前に確認したいこと

鮎会席は季節限定です。通常会席やほかの季節料理のプランを選ぶと、鮎が含まれない可能性があります。

予約画面で「鮎会席」「桜鮎」と記載されたプランを選んでください。

山あいの宿なので、公共交通機関を利用する場合は、最寄り駅からの送迎条件や集合時刻も確認しておきましょう。

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6.料理旅館まえひら

鮎の塩焼きをたっぷり食べ、造りや揚げ物まで味わいたい人にオススメ

所在地 奈良県吉野郡天川村
鮎料理 天の川の地鮎を使った塩焼き、造り、揚げ物、鮎そうめん
宿の特徴 全8室の料理旅館
周辺 みたらい渓谷、天河大辨財天社、洞川方面

上品な会席を少量ずつ味わうよりも、「せっかくなら鮎をお腹いっぱい食べたい」という人には、天川村の「料理旅館まえひら」が向いています。

夏季の地鮎満喫プランでは、鮎の塩焼き、鮎のお造り、揚げ物、鮎そうめんなどが用意されます。

掲載プランの一例では、塩焼きが一人3尾という充実した内容になっており、塩焼きが好きな人にとって満足感の高い献立です。

鮎だけでなく、宿に伝わる鍋料理や地元野菜を使った料理も一緒に味わえます。

天川村は清流や渓谷の景色が美しく、夏の避暑旅行にも選びやすい地域です。

昼間はみたらい渓谷などを散策し、夜は地鮎料理を味わう流れにすると、自然と食の両方を楽しめます。

まえひらが向いてる人

  • 鮎の塩焼きを一尾では物足りないと感じる人
  • 鮎の造りや揚げ物も味わいたい人
  • 清流や渓谷の観光を楽しみたい人
  • 大型旅館より小さな料理旅館が好きな人
  • 料理の量と種類を重視したい人

予約前に確認したいこと

鮎のお造りは、時期や仕入れ状況によって別の川魚に変更される場合があります。

塩焼き以外の料理が苦手な場合は、予約前に変更対応の可否を確認しましょう。

お風呂は利用時間を決めて貸切で使う形式になることがあるため、チェックイン時に案内を確認してください。

天川村は山間部にあるため、車で訪れる場合も、暗くなる前に到着できる予定を組むと安心です。

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7.料理旅館 滝寺荘

大阪や神戸からの移動負担を抑え、渓流を眺めながら鮎づくしを味わいたい人にオススメ

所在地 兵庫県加東市
鮎料理 姿造り、塩焼き、揚げ物、鮎ご飯などの鮎づくし
景色 飛び鮎の名所として知られる闘龍灘
交通 JR滝駅から徒歩約5分、滝野社ICから車で約5分

山奥まで長時間運転するのは避けたいものの、川の景色と鮎料理はしっかり楽しみたい人には「料理旅館 滝寺荘」が選びやすいでしょう。

宿の前には、奇岩の間を川が流れる闘龍灘の景観が広がっています。

夏季の鮎づくしプランでは、鮎の姿造り、塩焼き、揚げ物、鮎ご飯など、複数の鮎料理を会席で楽しめます。

鮎の塩焼きだけではなく、造りやご飯まで味わえるため、鮎好きの夫婦や家族にも満足感のある内容です。

食事は闘龍灘を眺められるレストランで提供されるプランがあり、料理と景観を一緒に楽しめます。

JRの駅から徒歩圏内にあり、高速道路のインターチェンジからも近いため、今回紹介した山間部の料理旅館の中では比較的アクセスしやすい宿です。

滝寺荘が向いてる人

  • 大阪や神戸から一泊で鮎旅行をしたい人
  • 電車でも行きやすい料理旅館を探している人
  • 鮎の姿造りや鮎ご飯まで味わいたい人
  • 川の景色を眺めながら食事をしたい人
  • 夫婦旅行、友人旅行、家族旅行で利用したい人

予約前に確認したいこと

通常の会席プランではなく、「鮎づくし」と記載された宿泊プランを選びましょう。

客室は川側と山側などで景観が異なる場合があります。闘龍灘の景色を重視するなら、客室名や眺望条件も確認してください。

川沿いのため、天候や川の状況によって見える景色や音の印象が変わることがあります。

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迷ったときは旅の目的から選ぶ

鮎料理を最優先するなら

鮎料理そのものを旅の主役にするなら、料理内容が明確な「料理旅館きぐすりや」「料理旅館 すし米」「料理旅館まえひら」「料理旅館 滝寺荘」が選びやすいでしょう。

塩焼き以外にも、お造り、揚げ物、鮎ご飯などを食べたい人は、予約画面に掲載されている献立まで比較してください。

記念日や夫婦旅行なら

特別感を重視するなら、温泉半露天風呂付き客室と琵琶湖の景色を楽しめる「旅館 紅鮎」が有力です。

京都らしい川床の雰囲気を優先するなら「もみぢ家別館 川の庵」が向いています。

どちらも安さだけで選ぶ宿ではありませんが、食事、景色、客室を含めた旅行全体の思い出を重視する人には価値を感じやすいでしょう。

温泉も重視するなら

温泉と鮎会席を両方楽しみたいなら「旅館 紅鮎」または「吉野温泉元湯」が候補です。

客室で温泉を楽しみたいなら紅鮎、昔ながらの一軒宿の温泉情緒を味わいたいなら吉野温泉元湯が選びやすいでしょう。

車を使わずに行きたいなら

電車移動を重視するなら、JR滝駅から徒歩圏内の「料理旅館 滝寺荘」が便利です。

「旅館 紅鮎」や「もみぢ家別館 川の庵」も送迎の設定がありますが、事前予約、集合場所、出発時間などの条件があります。

送迎を利用する場合は、宿泊予約を完了しただけで安心せず、送迎予約も別途必要か確認してください。

静かな小宿で過ごすなら

人の少ない宿でゆっくり食事をしたいなら、全4室の「料理旅館 すし米」や、全8室の「料理旅館まえひら」が候補です。

客室数が少ない宿は静かに過ごしやすい一方、週末や夏休みは満室になりやすいため、希望日が決まり次第、空室を見ておくことが大切です。

鮎料理旅館を予約するときの確認ポイント

確認項目 確認する理由
プラン名 通常会席には鮎が含まれない場合があるため、「鮎会席」「鮎づくし」などの記載を確認する
料理の品数 塩焼き一品なのか、造り・天ぷら・鮎ご飯まで付くのかで満足感が変わる
提供期間 鮎料理は夏季限定が多く、宿泊日によって販売されていないことがある
食事場所 部屋食、個室食、川床、レストランなど、宿やプランによって異なる
客室設備 トイレの有無、ベッド、露天風呂、階段移動などに違いがある
交通手段 山間部では駅から離れている宿が多く、送迎の予約が必要になる
子どもの料理 大人と同じ鮎料理か、お子様料理になるかを確認する
同行者の食事 鮎が苦手な人がいる場合、別料理への変更が可能か確認する

鮎をおいしく楽しみやすい時期

鮎料理は、一般的に初夏から初秋にかけて提供されます。

ただし、解禁日、仕入れ、天候、川の状況、宿の営業方針によって、提供期間は異なります。

初夏の若い鮎は比較的小ぶりで、骨や身がやわらかく、さっぱりした味わいを楽しみやすいといわれています。

盛夏になると鮎らしい香りや食べ応えが増し、塩焼きや会席料理を目的に訪れる人も多くなります。

夏休みやお盆、土曜日は、客室数の少ない料理旅館から空室が少なくなる傾向があります。

とくに川床、露天風呂付き客室、部屋食対応客室は数が限られるため、旅行日が決まっている場合は、通常客室より先に空室状況を確認しておきましょう。

鮎料理旅館に関するよくある質問

Q.鮎料理は一年中食べられますか?

A.鮎会席や鮎づくしは、初夏から初秋を中心とした季節限定料理です。通年営業の旅館でも、冬や春はぼたん鍋、鴨鍋、山菜料理など別の献立になることがあります。

Q.通常の二食付きプランでも鮎を食べられますか?

A.通常会席に鮎の塩焼きが含まれる場合もありますが、必ず付くとは限りません。鮎を目的に泊まるなら、「鮎会席」「鮎づくし」「鮎満喫」などと書かれた専用プランを選ぶのが安心です。

Q.天然鮎と養殖鮎はどこを見れば分かりますか?

A.宿泊プランの説明に「天然鮎」「地鮎」「上桂川の鮎」「美山川の鮎」などと明記されているか確認してください。記載がない場合は、天然鮎と決めつけず、宿へ確認するのが確実です。

Q.鮎の骨が苦手でも食べられますか?

A.小ぶりな鮎や、しっかり焼かれた鮎は骨ごと食べやすい場合がありますが、無理に頭や骨まで食べる必要はありません。食べ方が分からない場合は、宿のスタッフに尋ねると安心です。

Q.子ども連れでも泊まれますか?

A.子どもを受け入れている旅館はありますが、子ども料金、食事内容、寝具、川床の席、階段移動などの条件は宿ごとに異なります。予約人数を正しく入力し、子どもの料理内容も確認してください。

Q.川床は雨が降ると利用できませんか?

A.屋根付きで雨天でも川床を利用できる宿がありますが、強い雨、増水、気温、風などによって会場が変更される可能性があります。川床が旅行の一番の目的なら、悪天候時の対応も予約前に確認しておきましょう。

Q.女性だけの旅行で気をつけることはありますか?

A.山間部では夜道が暗くなりやすいため、最終チェックインぎりぎりではなく、明るい時間帯の到着が安心です。送迎を使う場合は集合場所と時刻を事前に確認し、客室内トイレやお風呂の設備も見ておきましょう。

関西で鮎料理旅館を選ぶなら料理内容と過ごし方を比べよう

関西には、鮎の塩焼きだけでなく、お造り、天ぷら、鮎ご飯まで味わえる料理旅館があります。

琵琶湖の景色と温泉半露天風呂付き客室を楽しむなら「旅館 紅鮎」、京都の川床で鮎を味わうなら「もみぢ家別館 川の庵」が有力です。

鮎料理そのものを重視するなら、美山の「料理旅館きぐすりや」、京北の「料理旅館 すし米」、天川村の「料理旅館まえひら」、闘龍灘の「料理旅館 滝寺荘」が候補になります。

温泉と吉野名物の桜鮎を一緒に楽しみたい人には「吉野温泉元湯」が向いています。

どの宿を選ぶ場合も、宿名だけを見て予約するのではなく、鮎専用の宿泊プランになっているか、夕食にどの鮎料理が含まれるかまで確認することが大切です。

鮎の焼ける香ばしい匂い、川や湖から届く涼しい風、食事を終えたあとの静かな温泉時間。

そのすべてをゆっくり楽しめる一泊を選べば、今年の夏を思い出すたびに、もう一度訪れたくなる旅行になるでしょう。

※部屋タイプ、設備、料金、アクティビティ内容、送迎条件は変更されることがあります。予約前に最新情報をご確認ください。