例年1月に行われている野球殿堂入りの通知。2023年の3名が発表されました。
https://baseball-museum.or.jp/hall-of-famers/hall-of-famers-hof2023/
競技者部門はラミレス氏とバース氏。特別部門は作曲家の古関裕而氏が選ばれました。
古関氏といえば、2020年の朝ドラ『エール』の主人公でした。
「野球殿堂」というのは野球殿堂博物館という法人が選考していて、大部分は競技者として顕著な活躍をされた方のようですが、「特別表彰」という枠もあります。
ただこれまでの特別枠で表彰されてきたのは監督や指導者など、野球に直接関わりがあるケースがほとんどで、古関さんのように作曲家として関わっていた人が選ばれるのは稀です。
最終段階では審査委員の75%以上の得票を確保する必要があり、古関さんは過去何度か候補にあがっていましたが、選考されず。朝ドラ『エール』放送後の2021年も選考されなかったので、もはや無理かと思われていました。
紅白などでの盛り上がりにもかかわらず得票率は35.7%。
https://baseball-museum.or.jp/wp-content/uploads/2021/01/2021_special_result.pdf
しかし2022年は、得票率を72.7%まであげ、あと1票という状況でした。
https://baseball-museum.or.jp/wp-content/uploads/2022/01/add0d5c5d96e63abb5207b178ad77e4c.pdf
2023年は76.9%を獲得し、見事!殿堂入りとなったようです。
https://baseball-museum.or.jp/wp-content/uploads/2023/01/f2b0a72243565370c15ee07584ca1ec9.pdf