北京で毎年4月に開催されてきた北京ハーフマラソンは2020年は中止でしたが、2021年は規模を縮小し、感染症対策を徹底して実施されたそうです。
テレビ朝日が報道していました。
↓
https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000214045.html
10月に開催されているフルマラソン、北京国際マラソンとは別の大会で、北京国際ランニングフェスティバルと称し、ハーフマラソンのレースが主体です。
例年2万人参加のところ、1万人に絞り、しかも北京在住者限定にしたそうです。(北京の人口は2000万人を超えていますが)
参加者は2週間、北京以外への移動が許されず、レース前3日以内の陰性証明が必要になるとか。
もともと中国では替え玉出走などランナーのマナーが問題視されていてこのレースも数年前から顔認証などが導入されていたようです。
はじめての試みで賛否あったようですが、今後の他の大会の参考というか前例になるかもしれないと思いました。
東京五輪もどうなるかわかりませんが、感染症対策という点ではおそらくこれと似たようなことを実施することになるだろうし、10月に予定されている東京マラソンなども、東京在住者限定にするというような選択もあるのでは?と思ってしまいました。
なお中国全体でみても3月以降、1日あたり感染者数はほぼ100人以下で安定しているようです。
https://graphics.reuters.com/world-coronavirus-tracker-and-maps/ja/countries-and-territories/china/
こういうときは旧社会主義系の国の方が対策を徹底しやすいし強みが発揮されるのでしょうか。