第44話「星空に愛をこめて」 | 趣味のブログ(空想特撮シリーズ,マラソン,トレーニング,中高年の健康管理など)

趣味のブログ(空想特撮シリーズ,マラソン,トレーニング,中高年の健康管理など)

趣味の特撮作品の特撮シーンを中心に思いつくまま気の向くままに書いています。サブ3.5を目標にマラソンのトレーニングを継続中。

郷隊員と岸田隊員はパトロール中,岸田が開発したレーダーのことを話していた。レーダーはまもなく完成し,実用可能となることから,開発した岸田は誇らしげだ。

そのとき突然,悲鳴が響き渡り,2人は車が炎上しているのを発見。車から女性を救出した。

女性は「グラナダス」と言った。さらに郷は燐光の中から怪獣のうめき声を聞きとっていた。

 

郷がMATで事件の再調査を打診する一方,岸田は被害者の女性,あかねを何度も見舞いに行っていた。岸田の話ではその女性は安静状態である模様。そんな中,岸田から近々に結婚すると告げられる。

ある日,ルミ子と次郎から病院へ見舞いに行く岸田を見かけたと聞き,郷は不審を抱く。

 

岸田は何度目かの見舞いの折,レーダーを設計しているという話をしたところ,あかねの表情が急変した。あかねは岸田に対して「帰ってください」と言い出す。

そして,怪獣グラナダスがレーダー基地の付近に出現した。

岸田はあかねに「僕は出動しなくてはならない。この次きっと」と言う。あかねは「もう来ないでください」と言うが呼びとめて「これを私だと思って」と言いンダントを渡す。

 

郷と岸田はレーダー基地に向かった。二人はビハイクルに乗って地上から攻撃した。

運転を交替したとき,岸田は郷を置いたまま1人で暴走し,ビハイクルは怪獣に激突してしまう。重傷を負った岸田は郷に,ペンダントをあかねに返すように頼んだ。

郷は病院を訪れ,あかねに会った。彼女が宇宙人であると気づき「あなたは怪獣を使ってレーダーを破壊しようとしたんですね」と言うが,あかねは反論する。

「違います。私はレーダーを破壊するためにケンタウルス星から地球にやってきました。でも待っている間にこの星が好きになってしまったのです」。

さらに「私はレーダーを壊そうとした悪い宇宙人。もう岸田さんと会うことは許されません。自分の星にも帰れません。どこか誰も知らないところでそっと愛します」とあかねは言う。

 

突如あかねは頭を押え,苦しみ始める。レーダーを破壊するよう命令が送られたようだ。

あかねは「グラナダスに勝つ方法は私しか知りません」と言って,郷とともにレーダー基地へ向かった。

MATビハイクルで二人が現場に到着すると,そこには岸田がいた。あかねは「最後のお別れを言いに来ました」と言う。

郷は地上からバズーカで攻撃したが,怪獣グラナダスの燐火を浴び、ウルトラマンに変身した。

グラナダスと対峙する新マン。

カウンターパンチ。

グラナダスも反撃。

グラナダスの首筋に蹴りを狙う。

フロントからキック。

さらに怪獣を押さえ込む。

ヘッドロックで押さえ込む。

グラナダスが押し返す。

御しきれず押される。

距離をおいてグラナダスの背に飛び乗り

マウントをとる。

火炎を発する口元を封じていく。

怪獣の牙をさいてパンチをくらわす。

グラナダスをおさえダメージを与えていく。

しかしグラナダスの尾によって背中を叩かれ,払い飛ばされてしまう。

グラナダスの火炎攻撃。

燐火を浴びてバランスを崩す。

新マンは倒れて閃光にさらされる。

戦闘を見ていたあかねは「岸田さん,さようなら。私はMATのレーダーを壊すために来た宇宙人。私の体の中にはレーダーを破壊するだけの爆薬が仕掛けられています。あなたのことを愛しています。」と言い,怪獣の方に走り出す。

岸田は引き留めようとするが,

あかねは巨大化し、ケンタウルス星人として姿を現した。

グラナダスにつかみかかると,そのまま斜面を転落し,グラナダスもろとも爆破した。

新マンはゆっくり火口に近づき確認。

戦闘後,岸田らはあかねの墓の前で祈りを捧げていた。

郷は岸田に「あなたは素晴らしい,地球で初めて宇宙人の心にふれることができたのだから」と言う。次郎は「せっかく地球人と友達になれたのに、かわいそうだね」と言い,ルミ子は

「いつかきっと宇宙に住んでいる人たちと友達になれる日が来るわ」と言う。

そして伊吹隊長の号令によって,全員で黙祷を捧げた。