(公式HPより。画像は常識の範囲で使用可とのこと)



こんにちは、ラビィです。



久々にソロで

映画館に行きました。



観た映画は話題作、



君たちはどう生きるか



です。



前情報がほとんどなく、

私も公開されるまであまり

気に留めてませんでした。



でも公開されると賛否両論、、、。



あまり期待をせずに観に行こう!

と思いながら行きましたが、



結局のところ期待しなくて正解!



といっても、

面白くなかったわけじゃありません。



ナウシカや、トトロや千と千尋と

いったファンタジー作品であり

十分に不思議な世界を堪能できました。




細かいストーリーは

書くつもりはありませんので、


ここでは私の感じたことを

書こうと思います。




【まるで夢の世界】





今までの宮崎駿監督の作品は

みなそうでしたが、


展開が

「夢を見てるような感じ」が

しました。



夜寝てる間に見る夢のことです。




ありえないことが起こってるのに、

夢の中ではそれが当たり前で、

展開もコロコロと進んでいきます。



不思議な登場人物、

不思議な家、

不思議な世界地図、、、



私も私なりに

不思議な設定で世界を駆け巡る

夢をいくども見ました。



この映画を観ていて、

宮崎駿監督の見た夢なのかな、、、

なんて思ってしまいました。




【子供時代の戦争体験】





どこかのネット記事に、

監督のお父様は航空機の部品を作る

工場の工場長で、戦時中に疎開してた

と記載されてました。



この映画の設定も、

主人公の眞人は戦時中に田舎に

疎開しています。



その時の思い出、

思いも映画の中に入ってる

気がしました。




【伝えたいメッセージ】





映画の中では

「悪意」についてさまざまな形で

考えさせられていました。



眞人の心の中、


疎開先の環境、


アオサギという存在、


下の世界の環境、


たくさんのインコたち、


石、


未来、、、



映画という形で、

過去に起きた戦争や

今の現実の世界(イジメやネットでの

攻撃など)や


これからの未来について


あなたは、

もしくは人々は、

もしくはこの地球は



どう思ってますか?



どう感じてますか?



どうしていきたいですか?



と問いかけている気がしました。




過去の出来事は変えられないけど、

今を変えることはできます。



自分がどう感じ、

自分がどう考え、

自分がどうしゃべり、

自分がどう行動するかは



変えることができるからです。




その結果、

未来が変わっていきます。



そう、

未来はいつだって

変えられるのです!




そのことを

映画(物語り)という形で、



押し付けがましくなく

サラリと伝えている気がしました。




この映画は

勧善懲悪な物語ではなく

スカッとした面白さはなかったけど、



ひとりひとりが

自分の心を見つめて


自分はこれからの人生を

どう生きていこうかな?


と、ひっそりと

考えてみてもいいのかもしれません。




眞人も最後に

決意の言葉を発します。



私も私の決意を、

あなたはあなたの決意を



心の奥底で

してもいいのだと思います。




この感想は、

私個人の感想です。


人によっては

違う感想になるかと思いますので

ご了承ください。



ありがとうございました。