石北本線キハ40 最後かな? | 旅一郎のブログ

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国鉄(日本国有鉄道)が、最後の全盛期を迎えた昭和47年ー53年までをテーマにした、汽車旅のブログです。

旧型客車亡き後、日本の鉄道旅行は本当につまらなくなりました。そのため海外ネタも載せています。

当時の雰囲気を伝えるものは鉄道にかかわらずアップします


旭川から石北本線の旅。

道東へのメインルートである石勝線、根室本線が運休なのに、石北本線は通常通り。

昔の路線の方が自然に抗って無い分、安定しているのかもしれない。





旭川9:19発上川行き4523D

キハ40の単行。

発車間際にライラックからの乗り継ぎ客で結構な混み具合。


幸いにも僕のボックスには誰も来ず。

旭川四条。

この角度で見ると京都のようだ。

新しい街区画の北海道は碁盤目の都市が多い。


廃駅となった北日ノ出乗降所をさがしていましたがみつからなかった。

5年ほど前に旭山動物園に行った時、帰りに最寄駅である北日ノ出から汽車に乗ったのですが、地元の人に「駅はどこか?」と聞いたら「この辺に駅は無い」と言われました。

それを聞いた時、アメリカでも同様に「普段鉄道を使っていないので駅の存在も知らないのだな」というルポ記事を思い出したのですが、今考えると、「駅」はないけど「仮乗降所」ならあったと教えてもらえたのかも知れないと気づきました。


そうですよね。

昭和時代の京都駅で「亀岡に行く電車はどこですか?」と聞いても「亀岡は電車なんて無いよ(汽車だよ)」という返事が返ってきたであろう事は容易に想像できます。


聞き方が悪かったんだな。


本日はキハ40縛りで網走まで、そしてその先釧路で1泊します。


昔の雰囲気が残る当麻


上川到着。

いつもは半分以上の客が折り返し旭川行きに乗るのですが、今日は勝手がちがうようです。



10:55ごろ4623D遠軽経由網走行きが入線。本日は3両!と喜んでいたら最後尾は回送でした。


上川に止まる4623D。

3両だと迫力がある気がする。


札幌で買ってきた海鮮えぞ賞味(1080円)をいただきます。


石北峠を越える同志達


上越信号場で作業員の乗り降りがありました。

思わず「国鉄職員の方ですか?」と言いそうになった。

こうやって今も信号場となった各駅に保線要員がいて輸送を守っているのだと思うと熱くなるものを感じました。


汽車は峠を降りていきます。