この記事のアップは、「天皇誕生日」の祝日に当たるんですね^^
今上天皇には、是非、長生きして欲しいなぁ~「イブイブ」が休みっていう
のは、国民にとって優しいですよね^^うーん、クリスマスも近いことだし、
今日は球団の壁を取っ払って、「優しい」記事を書きましょうか^^
阪神タイガースの先発左腕である岩田稔投手が1型糖尿病患者である
のは、比較的有名な話です。大阪桐蔭高校時代に発症したそうなのです
が、元・巨人だったガリクソン投手はインスリン注射をしつつ活躍(2年間
で21勝14敗)したことや、エアロビックの世界チャンピオンになった日本
人の方に勇気づけられたと本人は語っていて、今も1日4回のインスリン
注射をしながら阪神の主力として活躍しています。ちなみに、西武ライオ
ンズの「おかわり君」中村剛也選手とは高校の同期、1個下が同僚になっ
た西岡剛選手がいます。岩田は毎年、公式戦で1勝をあげるたびに10万
円を糖尿病の研究に寄付していて、糖尿病患者の少年たちを野球観戦
と交流会に招待するなどのボランティア活動を積極的に展開しています。
今月13日には、大阪医大で1型糖尿病患者と家族会の「大阪くるみの会
」主催のクリスマス会に出席しました。スポーツ紙では「来季の岩田の目
標」などが取り上げられていましたが、でも「どこで取材を受けたか」が必
ずメディアに載るというメリットでの啓蒙を優先しているのでしょうね、岩田
としては。前に「24時間テレビ」だったかな、とにかく日テレ系スポーツ番
組で、1型糖尿病患者でありながら少年野球に打ち込む子供の特集で、
サプライズとして岩田が少年の前に現れ、キャッチボールしたり会話した
りする場面がありました。プロ野球選手とはいえ、現役である岩田はお世
辞にも雄弁ではありませんが、少なくともその少年の胸に響く言葉をかけ
ていましたね。岩田は投手として故障が多かったりして、これまでの9年
間のプロ・キャリアで3年連続でシーズンのローテーションを守ったことが
なく、二桁勝利も一度しかありません。先発の柱ではありますが、チーム
を指揮する目線からは「4、5番手」投手というところでしょう。「スター」とは
とても言えないし、「一流プレイヤー」かと訊かれると唇を噛むしかないで
す。それでも、ハンデをものともせずに「(藤浪に続いて)200イニング以上
投げたい」という中堅選手というだけでも高いハードルに自分の志を置い
ているのには頭が下がる思いがあります。なんとか防御率の2点台を回
復させて、負け数を減らして10年目の来シーズンをよいものにしてもらい
たいです。選手レベルがどうであれ、プロで野球をやれている時点で既に
岩田は「勝利者」です。堂々と胸を張って、同じ病気に苦しむ人たちのた
めに左腕を振り続けて欲しいと願っています。
阪神では、11年からチーム内で社会貢献の顕著な者を表彰する「若林
忠志賞」を設けています。若林氏はプロ野球創設時代の阪神のエースで
あり、その背番号が「18」であったことがプロにおけるエースナンバーとな
った由来の人ですね。こういう賞を球団が置いて、選手らのボランティア
活動の背中を押してあげるのはとてもいいことですよね。岩田は13年に
第3回の受賞者となっています。高額な年棒をもらうプロ野球選手が寄付
金を出すのを「節税対策」と見る向きもありますけれど、あまりに「善意」
を軽く見做す行為だとボクは思います。それこそ長年に渡り若林氏を「裏
切り者」としていた阪神球団の誤解のように、メディアの「不治の病」のよ
うな猜疑心から出てきてる視線ですよ。若林氏と阪神の「溝」については
プロ野球史に関わってますんで、興味のある方は若林氏を検索して調べ
てくださいね^^;ともかく、メジャーリーグだけでなくアメリカ四大スポーツ
界で高額をもらってるアスリートであれば、セレブと同じポジションとされて
社会貢献での「還元」が常識ですから、こういう「いい傾向」の要素はどん
どん真似ればいいと思うし、逆に「貢献していない選手」の追及のほうを
報道してもらいたいもんです。かつて松井秀喜氏やイチロー選手といった
「スター選手」がそうであったのはもちろんですが、まだ年棒が1億円(こ
のライン辺りから、納税として半分は持っていかれる)以下でありながらも
ボランティア活動をしている選手たちに陽の光をちゃんと当てて欲しいで
す。たとえば、ソフトバンクホークスでも伝統的に選手たちの寄付が行わ
れたり、慰問は頻繁にやっているんですけれど、余程「重要発言」があり
そうな選手でない限り、地方紙以外では記事になっているかどうかも怪し
いです。「個人」という部分も重要だと思いますが、西武ライオンズの代打
の切り札・大崎雄太朗選手のように茨城県の出身という地縁で河川氾濫
の被害を受けた常総市にチーム選手会の義援金を届ける、といった事案
もスポーツ紙はもっと大きく扱って欲しいです。最早、大手新聞のスポー
ツ面でプロ野球が占める面積が縮小されていっている現状、スポーツ紙
だけが頼りなんですから^^;日本の風土って、こうした行為を「偽善的」っ
て決め付け過ぎだと思います。今回は岩田を筆頭に持ってきましたけど、
巨人の村田修一選手の「ささえるん打基金」や元・阪神の赤星憲広氏の
「盗塁数と同じ数の車椅子を」といったようにテレビ向きの「ドラマ性」のあ
る話だけを取り上げずに、小さなことからでもやろうとしている選手に温
かい目を注げるようにしてもらいたいです。岩田・村田・赤星氏といったド
ラマは秀逸で、ホンモノのドラマや映画になりそうですけどね。赤星氏が
受賞したゴールデンスピリット賞は報知新聞主催でNPB後援のプロ野球
「人」の社会貢献活動の優秀な者を表彰するものです。今年は、来季か
ら楽天ゴールデンイーグルスに所属する今江敏晃選手が受賞しています
が、どうしても規模の大きいもののほうが目立つので、ずらりと並んだ受
賞者は高額年棒の選手になっています。どういう経緯でそういう活動をし
たのかわかりませんけど、ロッテマリーンズで今季1軍で1試合のみです
がデビューしたばかりの二木康太投手がユニセフの募金活動をロッテの
本拠地の最寄り駅で行ったんですが、さすがにこの知名度での社会貢献
は難しいですよね^^;でも、こうやった活動を若手時代から意識づけする
のは賛成です。ギャンブルで使うより、はるかにはるかに、いい行いで
しょう?
楽天の銀次選手が地元の母校で野球教室をおこなったとき、「(首位打
者のタイトルを獲ったら)コンビニを(村に)作ります」と言いました。これを
『珍』公約として報道したスポーツ紙がありましたけど、これは書いた記者
の認識不足が甚だしい例ですね。銀次の地元・岩手県の普代村の人口
は2900人らしいです。最も近いコンビニは車で15分もかかる他村にあり
数軒の商店があるだけだといいます。村おこしが必要なのは、誰から見
ても明らかですよね?郷土愛だけに留まらず、これだって立派な社会貢
献です。もし、銀次がタイトルを獲ったら、1億円に達するのは確実ですの
で、フランチャイズのコンビニを出店するだけなら500万強ですから実現
は十分です。もちろん、維持となれば赤字経営覚悟でしょうから出費はも
っと嵩みますけど。それぞれのプロ選手が自分のバックボーンや環境か
ら、様々な形で社会貢献に携わっていくことが大事だと思うんです。それ
には自分自身がきちんと結果を出していくことが求められ、ネームバリュ
ーが上がったら今度はそうした「活動」をモチベーションに成績アップして
選手レベルを上げる・・・そういうのが理想ですね。もちろん、プロ生活が
ギリギリの選手にそんなことは求めていません。セカンドキャリアも考えて
いかなければならない状況では、難しいことだと思いますし。でも、岩田
のようにミドルクラス(推定年棒・6800万円)の選手が頑張っていることを
思うと、もっともっとプロ野球界に社会奉仕の意識が出てもいい気がして
仕方ないんですよね。村田の話をすると、巨人入りしてからどんどん成績
が下降していって、安打一つにつき1万円と課した「基金」は、今季79万
円どまりです。本人も無念でしょうけれど、ファンとしてもそういう背景を知
っているだけにガッカリしちゃいますよ。でも、彼の行為は尊いんで、個人
的にはサードのレギュラーを確保して、バンバン打っていって復活するこ
とを望んでいます^^村田の活動も9年と長いですから、よりいい成績を出
して「NICU」(だったっけかな?)をどどんと寄付しちゃうくらいになれれば
いいですよね。ついでに付け加えると、赤星氏は引退後もスポニチと提携
して活動を継続させているそうです。ほんと、えらいですよねぇ。赤星氏の
場合、思いがけず引退が決まってしまったんでこういう情報まで開示され
てますけれど、他の現役選手がひっそり活動しているとファンが知らない
ってケースはあると思うんで、それこそ「媒体」としてメディアは発信力を
発揮してもらいたいです。ま、ちょっと早いメリークリスマスで、こういう記
事を起こしてみました^^衣食住といった人間生活には、まったく影響を与
えない「スポーツ」ですけれど、そのプレーに人々が勇気を貰い、日々を
送る上での「励み」にしていることも確かです。ましてや、苦しさや辛さをも
っている人々にとっては大きい「支え」にだってなります。ベーブ・ルース
の有名な話を持ち出さなくたって、その存在の重要性ははっきりしてます
よね。そんな人たちが、自ら「タイガーマスク」みたいに寄付行為してるの
は、年末にするのが相応しいでしょ?^^
ではでは^^メイ吉でした(`・ω・´)ノ チャオ!
