悪戦苦闘しながらスーツケースの車輪交換をした経験談です。
私自身がいろいろな方のブログなどを参照して
なんとかスーツケースのキャスター交換をしたので、
同じことをされる方の参考になればと思い、
記録を残しておきます。
6年以上愛用しているスーツケースの車輪のゴムがあまりに摩耗し、
ついにゴムが剥がれてしまいました。
このボロボロ具合、分かるでしょうか?
メーカー修理に送るのは送料や手間が大変だし、
修理店に持ち込むのは高いしやはり手間です。
買い換えようとも思いましたが、
容量・機能・デザインで条件を満たすものが見つかりませんでした。
手持ちのスーツケースは割と良いメーカーでしたし、
気に入っているので諦められず。
ネットで調べたところ、車輪を自分で交換している人がたくさんいて、
ブログ記事も見つかります。
修理代金が高いので、それだけあれば旅行先でご飯や観光にお金を使える、
という記述が決め手になって、自分で修理することにしました。
まずは車輪を外します。
ここで六角レンチなどで簡単に外せる車軸ならラッキーですが、
そうでない場合は金属ノコギリで車軸を切断して車輪を外すことになります。
金属ノコギリはダイソーで買いました。
まずは新聞紙を敷き、
車輪が動かないようにガムテープで車輪を固定します。
車輪から出ている銀色のパーツが車軸です。
車輪と、車輪の土台を繋ぐ役割を果たしています。
この、車輪の土台と車輪の間に見える車軸を
ひたすらノコギリで削ります。
ひとつあたり20分くらいでできますが、
体勢がしんどく、また単純作業で辛いです。
本当は4輪すべて交換しようと思っていましたが、
しんどくて傷みのひどい2輪だけでギブアップしました。
土台を削らないように注意が必要です。
(若干削っちゃいましたが)
車軸を切断できたら、
マイナスドライバーなどを使って、
車輪の土台にがっちりはまっている車軸を外し、
車輪も外します。
タイヤの摩耗具合がわかるかと思います。
車輪を外し終えた土台
車輪さえ外したら修理は8割終わったも同然。
車輪の幅や直径を測り、
車軸の長さを測り、
通販で売っているスーツケースのタイヤ交換セットを買うだけです。
↓こんな感じの商品
ところがここで問題が発生!
車軸というのはただの金属の棒なので、
それを固定するためには棒とねじを組み合わせる必要があるのですが…
私のスーツケースの場合、
車輪の土台部分に車軸のねじ頭が収まる凹みがあり、
この凹みの直径が小さかったのです。
このサイズだと、
キットに入っている車軸のねじ頭の大きさで収まりません。
仕方がないので、車軸代わりに使えそうなボルトや特殊ネジを
ネジ通販サイトで探したり、問い合わせたり…
しかしホームセンターで見つけたボルトは
車軸として使えるような強度はないと言われ、断念。
そもそもスーツケースのメーカーの部品を取り寄せられないか
ホームセンターで相談しましたが
これもできませんでした。
次に車軸が車軸の土台からはみ出すことを想定して、
(=ねじ穴部分からねじ頭が浮くのを許容する)
長めの車軸がセットになっているキットを探します。
しかしこれまた私のスーツケースの車輪サイズだと、
長い車軸がセットになっているものがなかなかなくて苦戦…
しかも車輪の大きさは商品名に書いてあることが多いのですが、
車軸の長さって詳細ページを見ないとわからないんです。
たくさんの商品の詳細ページを見まくってようやく見つけました。。
車軸のねじ頭は土台の凹みに収まらないので、
この凹み部分を埋めるために追加でワッシャーという部品を買って
噛ませることにしました。
ワッシャーというのは↓のような部品です。
しかし、これまた通常の金属のワッシャーの規格では、
私のスーツケースの車輪の土台に収まる外径と
車軸が通る内径を満たしません。
ナイロン製のワッシャーを探し出し、やっと購入できました。
他の人のブログでは
車輪さえ外せば作業の8割は終わりであとは簡単と書いていましたが、
話が違う!!
来る日も来る日もネット検索をしまくって、
ようやく部品を揃えることができました。
車軸の土台の凹みにワッシャーを嚙ませようとしたところ、
またしても問題発生。
凹みの直径が微妙に違ったり、
車軸が通る穴が綺麗に中央に開いておらず、ワッシャーがはまりません。
仕方がないのでワッシャーの外径を爪やすりでやすり、
サイズを調整しました。
どこまでも時間と手間がかかります。
外側から
車軸、ナイロン製ワッシャー、車輪受け、金属ワッシャー、車輪、金属ワッシャー、車輪受け、車軸ネジ
というサンドイッチです。
断面図はこんな感じ。
ご理解いただけるでしょうか?
ようやく車輪の取り付けが完成しました!
車輪が収まる小さいスキマに車軸を入れながら
ワッシャー、車輪、ワッシャーとサンドしていくのが結構大変で、
爪楊枝で押し込んだりしながらなんとか入れ込みました。
幾多の困難を乗り越え、車輪の交換が完了しました!
これだけ手間がかかるのであれば、
条件さえ合えば買い換えた方が良いと思います。
それでも諦めなければなんとか個人で車輪を交換できることが分かり、
良い経験になりました。
それに、既製品の車輪を外すのは車軸を切断しないといけないので
すごく時間と力が要りますが、
一度好感してしまえば次からは六角レンチで車軸を外すことができるので、
今後また車輪がだめになっても交換は容易です。
なお、私のスーツケースはシングルキャスターですが、
ダブルキャスターの場合は自分での車輪交換は不可能なようです。
スーツケースの車輪交換をしてみたいという方、
参考になさってください。









