こんにちは、旅するお片づけ屋です。


怒涛のスケジュールで進めた遺品整理でしたが、

「やって良かった」と思えたことがいくつもありました。今日はそのことを書いてみます。


義両親の生き方に向き合えたこと


こういうコトが好きだったんだ!

こういうモノを大事にしていたんだ!


一つ一つのモノに、二人の時間や想いが詰まっているのを感じました。


本当は生きているうちに一緒に作業をして、お話を聞きたかった‥。


お片づけはその方の歴史を旅する作業。

ゆっくりじっくり対話が出来る、素敵な時間でもあります。


とはいえ、身内だと本当にタイミングが難しい😓


葬儀の前にモノと向き合えたことで、納棺に選べた品があった


今回は葬儀より前に遺品整理を進めていたので、義父の旅立ちに納めたいモノを探すことが出来ました。


お遍路に行った時の夫婦の杖、ご朱印帳。

そして息子達の臍の緒(本当はお義母さんに納めたかったのですが‥)。


これらを探すことが出来て、本当に良かったです。


形見分けがしやすくなった

何がどれだけあるのかが明確になったので、義両親の孫達に話がしやすくなりました(義両親の息子達は2人とも死去しております🥲)。


伝えるべき相手と量が分かりやすくなり、迷いやトラブルが少なくて済みそうです。


空間を未来へ繋げることが出来た

義両親のエリアは一度、私の長女が引き継ぐ事になりました。


生前、義父が「長女に住んで欲しい」と話していたので、願いがかなった形でもあります。


仏壇には家族の写真も飾り、家も義両親も喜んでくれている気がします!


モノが片づき、空間が生まれ、次の世代へ受け継がれていく。それが家族の「循環」なのかもしれません。


最後に

遺品整理は「大変そう」「辛そう」というイメージが先に来がちです。


でも、やって良かった!と感じる事、あるんです。


もちろん、一度に全てをやる必要もありません。

無理なく、出来る範囲で。


お盆で家族が集まる時などには、話すタイミングとしてはもってこいです。


是非ご家族を巻き込んで、その家なりの「遺品整理」にトライしてみてください^_^



どうやら陶器がお好きだったよう。

義父の孫達に希望を聞くつもりで、まとめてあります。納骨の時かな‥。