こんにちは、旅するお片づけ屋です。
怒涛のスケジュールで進めた遺品整理でしたが、
「やって良かった」と思えたことがいくつもありました。今日はそのことを書いてみます。
①義両親の生き方に向き合えたこと
こういうコトが好きだったんだ!
こういうモノを大事にしていたんだ!
一つ一つのモノに、二人の時間や想いが詰まっているのを感じました。
本当は生きているうちに一緒に作業をして、お話を聞きたかった‥。
お片づけはその方の歴史を旅する作業。
ゆっくりじっくり対話が出来る、素敵な時間でもあります。
とはいえ、身内だと本当にタイミングが難しい😓
②葬儀の前にモノと向き合えたことで、納棺に選べた品があった
今回は葬儀より前に遺品整理を進めていたので、義父の旅立ちに納めたいモノを探すことが出来ました。
お遍路に行った時の夫婦の杖、ご朱印帳。
そして息子達の臍の緒(本当はお義母さんに納めたかったのですが‥)。
これらを探すことが出来て、本当に良かったです。
③形見分けがしやすくなった
何がどれだけあるのかが明確になったので、義両親の孫達に話がしやすくなりました(義両親の息子達は2人とも死去しております🥲)。
伝えるべき相手と量が分かりやすくなり、迷いやトラブルが少なくて済みそうです。
④空間を未来へ繋げることが出来た
義両親のエリアは一度、私の長女が引き継ぐ事になりました。
生前、義父が「長女に住んで欲しい」と話していたので、願いがかなった形でもあります。
仏壇には家族の写真も飾り、家も義両親も喜んでくれている気がします!
モノが片づき、空間が生まれ、次の世代へ受け継がれていく。それが家族の「循環」なのかもしれません。
最後に
遺品整理は「大変そう」「辛そう」というイメージが先に来がちです。
でも、やって良かった!と感じる事、あるんです。
もちろん、一度に全てをやる必要もありません。
無理なく、出来る範囲で。
お盆で家族が集まる時などには、話すタイミングとしてはもってこいです。
是非ご家族を巻き込んで、その家なりの「遺品整理」にトライしてみてください^_^
どうやら陶器がお好きだったよう。
義父の孫達に希望を聞くつもりで、まとめてあります。納骨の時かな‥。